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横浜駅「崎陽軒本店 アボリータム(THE ARBORETUM)」
崎陽軒は1908年(明治41年)に初代横浜駅(現在の桜木町駅)構内の売店として創業しました。創業者の久保久行は長崎市出身で、その地の漢文風の別称「崎陽」から店名を取りました。「崎陽」は「太陽の当たる岬」という意味を持っています。1928年に現在の横浜名物となる「シウマイ」を開発・発売し、1954年には「シウマイ弁当」を発売して全国的な人気を博しました。世界各国の料理を日本文化に合わせて提供することをコンセプトに、中華料理だけでなく、イタリア料理、ビアレストラン、そしてアボリータムを展開しています。
アボリータムの最大の魅力は、2025年7月現在、一人2500円でいただけるアフタヌーンティセットです。
他のホテルやティーサロンに比べるとリーズナブルな価格ながら、本格的な英国式アフタヌーンティーを楽しむことができます。このセットは数量限定で、11時30分から提供されますが、すぐに売り切れることも多いため、前日までの電話予約がおすすめです。
アフタヌーンティセットの内容は毎月変わりますが、2025年7月のメニューでは、上段には抹茶ムース、プリンショートケーキ、マンゴーとライチのケーキなど季節感あふれるスイーツが並びます。中段にはパスタサラダとプレーンスコーン(苺のジャムとマスカルポーネクリーム添え)、そして下段には華やかなサンドウィッチが用意されています。
崎陽軒流の特徴として、通常のアフタヌーンティーではスイーツが中心となることが多いのですが、アボリータムでは塩味のある軽食も取り入れているのが特徴です。これにより口の中がリセットされ、スイーツがさらに美味しく感じられるという工夫がなされています。時には中華やイタリアン、和食のエッセンスも盛り込まれることがあり、崎陽軒ならではの「日本人の好みに合わせたアフタヌーンティー」を提供しています。
ドリンクはアボリータムオリジナルブレンドティーが特に人気です。ダージリン、セイロン、アッサムの個性を調和させたブレンドで、すっきりとした味わいながらも深みのある紅茶です。紅茶は差し湯をお願いすることもでき、ゆったりとティータイムを楽しめます。紅茶以外にも中国茶やフレーバーティー、コーヒーなど豊富なバリエーションの中からドリンクを選ぶことができ、コーヒーはおかわり自由なのもうれしいポイントです。
アボリータムは予約システムが整っており、アフタヌーンティーセットに限り前日までの電話予約が可能です。予約可能時間は11:45~12:30、14:00~16:30スタートまでの15分刻みとなっています。お席の利用は2時間までで、最大8名様までの予約を受け付けています。
南原清隆・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・酒井美紀・山村紅葉・高橋真麻
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







