【ヒルナンデス】福岡・太宰府『南原清隆・小峠英二の新定番旅』のお店・ロケ地まとめ

2025年6月2日放送の【ヒルナンデス】南原清隆さん・小峠英二さんが、福岡・博多・太宰府ロケで紹介した新定番旅のロケ地・お店情報。

太宰府天満宮・迫力うどん・進化形ギョーザなどを巡りました。

太宰府天満宮は、福岡県太宰府市にある学問の神様・菅原道真公を祀る全国約12,000社の天満宮の総本宮です。901年、無実の罪で大宰府に左遷された道真公がこの地で亡くなり、その墓所の上に社殿が建立されました。境内には約6,000本の梅の木が植えられ、特に「飛梅」と呼ばれる木は、道真公を慕って京都から飛んできたという伝説があります。現在、御本殿は124年ぶりの大改修中で、仮殿が設けられています 。

太宰府天満宮の名物といえば、梅ヶ枝餅です。この餅は、道真公が大宰府に左遷された際、地元の老婦人が慰めのために梅の枝に餅を刺して差し入れたことに由来しています。現在では、参道沿いの多くの店舗で焼きたての梅ヶ枝餅が販売されており、香ばしい皮と甘さ控えめの餡が特徴です 。

『かさの家』は大正11年（1922年）に創業した老舗の和菓子店で、福岡県太宰府市の太宰府天満宮参道にあります。創業当初は旅籠「笠之家」として始まり、参拝客に向けて梅ヶ枝餅の販売を行っていました。昭和52年（1977年）に現在の「かさの家」と改称し、以来、変わらぬ味と製法を守り続け、太宰府を訪れる人々に愛され続けています。

梅ヶ枝餅は、もち米とうるち米をブレンドした生地で甘さ控えめの粒あんを包み、梅の刻印が入った鉄板で焼き上げた太宰府名物の焼き餅です。外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感が特徴で、焼きたての美味しさを楽しめます。

また、梅ヶ枝餅の由来には、学問の神様として知られる菅原道真公にまつわる伝説があります。道真公が太宰府に左遷された際、食事もままならない状況を見かねた老婆が、梅の枝に餅を刺して差し入れたことから、この名がついたとされています。

『かさの家』では、定番の梅ヶ枝餅のほか、毎月17日の「きゅーはくの日」には古代米入り、25日の「天神さまの日」にはよもぎ入りの梅ヶ枝餅が限定販売されており、訪れるたびに新たな味わいを楽しめます。

さらに、併設された茶房では、庭に面した座敷で抹茶とともに梅ヶ枝餅を味わうことができ、落ち着いた雰囲気の中で一服のひとときを過ごせます。

『味の明太子 ふくや 太宰府店』は、1948年に創業者・川原俊夫氏が考案した辛子明太子の発祥の地として知られる「ふくや」の支店で、福岡県太宰府市の太宰府天満宮参道に位置しています。店内では、明太子の販売だけでなく、明太子を使った様々な商品やお菓子など、多彩なお土産品を取り揃えています。

太宰府店の最大の魅力は、イートインスペースで提供される限定メニューの明太茶漬け膳〜二重の塔仕立て〜です。この膳は、ふくや自慢の明太子を三種類（生明太子、炙り明太子、ごま油ネギ和え）味わうことができ、さらにとろろやいか明醤、紅たかななどの副菜も楽しめます。最後には、特製の「ふく出汁」をかけてお茶漬けとして締めることができ、一膳で三度の美味しさを堪能できます。

この他にも、太宰府店限定の合格缶や出世缶といった缶詰明太子も人気です。これらは、スケトウダラの卵を油漬けにした商品で、受験や昇進などの縁起物としてお土産に最適です。

また、食べ歩きにぴったりのテイクアウトメニューも充実しています。特に、カップに入った明太温茶漬けや夏季限定の明太冷ジュレ茶漬けは、手軽にふくやの味を楽しめると好評です。

『大地のうどん 博多駅ちかてん』は、福岡市博多区の博多駅前に位置する人気のうどん店で、2013年10月にオープンしました。本店は2005年に福岡市西区で創業し、現在では福岡県内を中心に東京にも店舗を展開しています。この店舗は、博多駅から徒歩約3分の福岡朝日ビル地下2階にあり、アクセスの良さから観光客や地元の方々に親しまれています。

特筆すべきは、麺と天ぷらへのこだわりです。注文を受けてから麺を茹で、天ぷらを揚げるスタイルを採用しており、常に出来たての味を提供しています。また、創業者は北九州の名店「津田屋官兵衛」で修行を積み、その技術と情熱を受け継いでいます。

看板メニューの肉ごぼう天うどんは、手裏剣のような形をした特大のごぼう天が特徴で、見た目のインパクトとサクサクの食感が魅力です。また、甘辛く味付けされた牛肉がうどんと絶妙に絡み合い、深い味わいを楽しめます。

他にも、大地セットや満腹セットなどのセットメニューが人気です。大地セットは、バラのごぼう天、肉、わかめをトッピングしたうどんに、いなり寿司2個が付いたボリューム満点のセットです。満腹セットは、肉ごぼう天うどんにミニ丼が付いており、しっかりと食事を取りたい方におすすめです。

さらに、野菜天ぶっかけや天ざるうどんも人気のメニューです。野菜天ぶっかけは、茄子、かぼちゃ、人参、ピーマン、きのこなどの野菜天ぷらが盛り付けられ、見た目も華やかで食べ応えがあります。天ざるうどんは、冷たい麺と揚げたての天ぷらの組み合わせが絶妙で、暑い季節にぴったりの一品です。

『池三郎』は、福岡市中央区春吉にある炊き餃子の名店で、2004年に創業した『池田商店』の系列店として知られています。創業者の池田和三郎氏が「福岡に新しいソウルフードを」との想いから考案した炊き餃子は、博多の食文化に新たな風を吹き込みました。その後、池田屋、池ぽんといった姉妹店が展開され、現在も多くの人々に愛されています。

池三郎の炊き餃子は、特注の平鍋でグツグツと煮立てられ、豚骨と鶏ガラを合わせたスープに、鶏皮入りのミンチと炭火で焼いた地鶏を包んだ餃子が浮かびます。ネギをトッピングしたシンプルなスタイルで提供され、柚子胡椒や辛味噌などの薬味で味の変化も楽しめます。スープの旨味を最後まで堪能するために、ちゃんぽん麺やおじやでの〆もおすすめです。

炊き餃子以外にも、池三郎では多彩な一品料理が楽しめます。例えば、半熟たまごうに・いくら乗せは、濃厚な味わいが特徴の贅沢な一品です。また、小腸ごぼう焼は、ぷりぷりの小腸とシャキシャキのごぼうの食感が絶妙にマッチし、モツ好きにはたまらない逸品です。

さらに、竹どうふは、竹筒に入ったもっちりとした豆腐で、甘めのタレをかけていただくユニークな料理です。うにの焼きおにぎりや手羽うずら玉子詰め焼きなど、他にも魅力的なメニューが揃っています。

『博多町家ふるさと館』は、明治中期に博多織の織元であった三浦家の住居兼工房として建てられた町家を移築・復元した施設で、福岡市の指定文化財に登録されています。この館は、展示棟、町家棟、みやげ処の3つの棟から構成されており、博多の歴史や文化を広く紹介しています。

町家棟は、明治20年代前半に建てられた旧三浦家住宅を移築・復元したもので、京都の町家建築と同様に間口が狭く奥行きが長い「うなぎの寝床」のような造りが特徴です。屋内には、表から奥まで貫く「通り庭」と呼ばれる土間があり、中の間の高い吹き抜けが印象的です。

『もつ繁』は、福岡市中央区赤坂の住宅街にひっそりと佇む、知る人ぞ知るもつ料理の名店です。店主の白水規雄さんが60歳で開業し、2025年現在で創業20年を迎えました。もともと洋食店を32年間営んでいた白水さんは、BSE問題の影響で業態を変更し、新たに「もつすき」という独自の料理を提供する店を始めました。家族経営で、妻の陽子さんと息子の大地さんと共に温かい雰囲気を作り出しています。

『もつ繁』の最大の特徴は、福岡でも珍しい「もつのすき焼き」、通称「もつすき」です。この料理は、丸腸、小腸、ハツ、センマイ、ミノ、コリコリ（大動脈）など6種類の新鮮なもつを使用し、鉄鍋で炒めた後、日本酒でフランベし、醤油ベースの割り下で味付けします。卵をつけずにそのままいただくスタイルで、もつ本来の旨味を堪能できます。この独自の調理法と味わいが評判を呼び、2019年にはミシュランガイド福岡に掲載されました。

「もつすき」以外にも人気の料理があります。例えば、もつのニラ玉は、もつとニラを卵でとじた一品で、もつの旨味とニラの香りが絶妙にマッチしています。また、生せんまいは、独特の歯ごたえと新鮮さが特徴で、ポン酢でさっぱりといただけます。

さらに、酢もつや豆腐のとろろ味噌などのサイドメニューも充実しています。酢もつは、さっぱりとした味わいで、もつの脂っこさを和らげてくれます。豆腐のとろろ味噌は、優しい味わいで、箸休めにぴったりです。また、ちゃんぽん麺を加えて〆にするのもおすすめで、もつの旨味が染み込んだスープと麺の相性は抜群です。

『もつ繁』は、地下鉄空港線「赤坂」駅から徒歩約10分、西鉄バス「赤坂2丁目」バス停から徒歩1分の場所にあります。

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