2025年5月30日放送の【ヒルナンデス】で久本雅美さんと、瀬戸朝香さん・王林さんがロケで紹介した、『熱海はとバス熱海旬ツアー』の、ロケ地・お店をまとめて紹介します。

『金目鯛とくぞう 熱海本店』は、伊豆の老舗網元「徳造丸」が手がける直営店で、2021年7月に熱海駅前の平和通り商店街にオープンしました。

徳造丸は1926年（大正15年）に東伊豆・稲取漁港で創業し、現在では伊豆や箱根、小田原などで飲食店や直売店を展開しています。熱海本店は、熱海駅から徒歩1分という好立地にあり、観光客や地元の方々に親しまれています。

特に人気のメニューは、秘伝の煮汁で煮付けた金目鯛を舟盛りで提供する「舟盛りの金目鯛煮付けづくし膳」です。この煮汁はAmazonランキング1位を獲得したこともあり、深い味わいが特徴です。また、「金目鯛の紅白二色丼」は、金目鯛の煮付けと刺身を一度に楽しめる贅沢な一品で、見た目も華やかです。

魚屋のまかない丼定食は、バスガイドさんのオススメで、金目鯛・マグロ・えび・サーモンなど10種類の海鮮を黄めしに豪快に盛り付けて提供されます。

これらの定食や丼メニューには、伊豆名産のぐり茶とあご出汁を使用した特製の「あごだし茶漬け」がセットで付いており、食事の締めとして楽しむことができます。また、「網元のシラスてんこ盛り丼」は、新鮮なシラスをたっぷりと盛り付けた一品で、シンプルながら素材の良さが際立ちます。

その他にも、「香る漬けサーモンまぐろ丼」や「金目鯛ひつまぶし重」、「金目鯛焼魚の味くらべ膳」など、多彩なメニューが揃っています。

特に「金目鯛ひつまぶし重」は、伊豆産のしょう油をベースに秘伝の煮汁で金目鯛を煮込んでから皮目をあぶり香ばしさを出します。伊豆でお祝いなどで振る舞われる黄めしご飯にのせて提供され、特製のタレと共に味わう一品で、食べ応えがあります。

『お魚のすり身の店 山田屋』は、昭和32年（1957年）創業の老舗蒲鉾店で、静岡県熱海市咲見町にあります。熱海駅から徒歩5分ほどの「グルメ通り」に位置し、熱海で唯一の蒲鉾工房直営店として知られています。店内では、保存料無添加の手作り蒲鉾を提供し、地元の食材を活かした多彩な練り物を楽しむことができます。また、年間50種類以上の練り物を製造し、市内の多くの旅館にも卸している名店です。

山田屋の特徴は、伝統的な製法を守りつつ、ユニークな創作蒲鉾を展開している点です。例えば、熱海ブランドに認定された「しいたけ坊ちゃん丸」は、熱海伊豆山産の椎茸を使用し、魚や海老のすり身、野菜を合わせた風味豊かな一品です。また、オリジナル商品「おひさまだい！だいだい胡椒」は、地元の橙（だいだい）を使った調味料で、様々な料理にアレンジが可能です。さらに、完全オーダーメイドの「かまぼこケーキ」も提供しており、祝祭事の記念品や贈答用として人気を集めています。

店内で特に人気のメニューは、揚げたての「伊豆揚げ」です。この商品は、いか大葉、人参玉葱、つくね、イタリアン、ベーコンねぎ、いかめんちの6種類の味があり、それぞれ異なる形状や風味を楽しめます。また、「大漁！えび娘」は、桜えびをたっぷり使用した一品で、揚げると香ばしい香りが広がります。

その他の名物料理としては、「熱海のいかめんち」が挙げられます。これは、いかの旨味を活かしたメンチカツ風の練り物で、地元のソウルフードとして親しまれています。また、「ぷちおでん」は、山田屋自慢の練り物を一口サイズにカットし、職人がブレンドしたこだわりの出汁で煮込んだもので、夏は冷やしおでんとしても提供されています。さらに、創業からの味である「湯葉巻」や、ねぎと生姜を練り込んだ「ねぎ生姜竹輪」など、昔ながらの製法を守った商品も人気です。

『お魚のすり身の店山田屋』は、伝統と革新を融合させた練り物の数々で、訪れる人々に熱海の味を提供しています。

『熱海ばたーあん』は、2021年8月に静岡県熱海市の仲見世通り商店街にオープンした、和洋折衷のスイーツ専門店です。運営するのは、明治4年（1871年）創業の老舗和菓子店『又一庵』。150年以上にわたって受け継がれてきた自家製の粒あんと、まろやかなバターを組み合わせた新感覚のスイーツを提供しています。

看板商品である熱海ばたーあんパンは、ふんわりとしたパン生地の中に、北海道十勝産の大粒小豆を使用した自家製粒あんと、ほんのり塩味のきいたバタークリームがぎっしり詰まっています。そのキノコのような可愛らしいフォルムも相まって、年間販売個数は38万個を超える人気商品となっています。

また、熱海ばたーあんパンまんじゅうも人気の一品です。パンのようなしっとりとした饅頭生地で、粒あんとバターを包み、焼き上げています。季節限定で、栗や抹茶、チョコレートなどのフレーバーも登場し、訪れるたびに新しい味わいを楽しめます。

その他にも、フルーツ最中やフロマージュ最中、ばたーあんけいくなど、あんことバターの絶妙な組み合わせを活かしたスイーツが揃っています。特にフルーツ最中は、熱海市の花である梅の花を模した最中に、季節のフルーツと粒あんを挟んだ、見た目にも華やかな一品です。

『Maison de Parfait 十全十美』は、2024年1月に熱海駅から徒歩2分の場所にオープンしたラグジュアリーパフェ専門店です。創業1806年の老舗温泉宿『古屋旅館』が手がけるこのお店は、静岡県産のフルーツや自家製ジェラートをふんだんに使用し、ここでしか味わえないパフェを提供しています。店内は「クワイエットラグジュアリー」をテーマに、落ち着いた雰囲気で大人のための贅沢な時間を演出しています。

『MaisondeParfait十全十美』の特徴は、専用工房「十全十美ラボ」でパティシエが手作りするジェラートや焼き菓子を使用した、アート作品のようなパフェです。また、熱海の人気バー「BarNegroni」が監修したカクテルやモクテル、自家焙煎コーヒー、静岡産緑茶など、パフェとのペアリングドリンクにもこだわっています。これらの要素が組み合わさり、非日常的なスイーツ体験を提供しています。

一番人気のメニューは、十全十美パフェ～苺と旬の果実～です。静岡県産の苺に、バラやピスタチオを合わせ、抹茶やノンアルコールスパークリングワインのジュレと組み合わせた、大人の味わいが特徴です。また、十全十美パフェ～静岡県産クラウンメロン～は、芳醇な香りのクラウンメロンに、わさびやアールグレイを組み合わせた意外性のある一品です。

その他にも、パフェパームやケイクパフェなど、テイクアウト可能なメニューも充実しています。パフェパームは、2種類の自家製ジェラートに季節のフルーツ、フランス産発酵バターをたっぷり使用した自家製のパイが組み合わさった、手のひらサイズのパフェです。ケイクパフェは、ケーキのようなパフェで、イートインのパフェと同じく、こだわりの素材を使用しています。

『ACAO FOREST（アカオフォレスト）』は、静岡県熱海市の相模灘を望む丘陵地に広がる、約20万坪の広大な花の楽園です。1988年に「曽我森林自然園」として開園し、1997年には「熱海ハーブ&ローズガーデン」としてリニューアル。2021年には現在の名称に改称されました。園内には13のテーマガーデンが点在し、四季折々の花々が訪れる人々を魅了しています。

アカオフォレストの最大の特徴は、海と花が織りなす絶景です。特に5月から6月にかけて開催される「ACAO ROSE FESTA」では、約600種4,000株のバラが咲き誇り、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。また、園内には隈研吾氏設計のカフェ「COEDA HOUSE」があり、海を一望しながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

園内のレストラン「ACAO ROSE SQUARE」では、本場イタリア製のピザ窯で焼き上げたナポリピッツァや、地元食材を使用したパスタなどが楽しめます。特に熱海レモンのクリームパスタや伊豆金目鯛のアクアパッツァは、訪れた際にぜひ味わいたい逸品です。

その他にも、園内のカフェ「herb house」では、オリジナルハーブを使ったハーブティーやスイーツが楽しめます。特にローズミックスソフトクリームは、バラの香りがふわっと漂い、幸せな気持ちになると人気です。また、熱海産の甘夏を使用したATAMI甘夏みかんスカッシュも、爽やかな味わいでおすすめです。

『ホテルニューアカオ』は、1973年（昭和48年）に開業した熱海を代表する老舗リゾートホテルで、静岡県熱海市の景勝地・錦ヶ浦の断崖に建っています。創業当時、熱海は新婚旅行や団体旅行の人気地として賑わい、その中でもホテルニューアカオは、海に迫り出すような独特の建築と豪華な施設で注目を集めました。しかし、時代の変化や新型コロナウイルスの影響により、2021年11月に一時閉館しましたが、2023年7月にリニューアルオープンし、再び多くの観光客を迎え入れています。

このホテルの最大の特徴は、全350室がオーシャンビューであることです。特に「スパリウムニシキ」と呼ばれる大浴場は、湯船の水面と海が一体化したようなインフィニティデザインで、刻一刻と変化する海の景色を楽しみながら温泉に浸かることができます。また、ホテル内には「ホライゾン・ウイング」と「オーシャン・ウイング」の2棟があり、それぞれにフロントやラウンジ、大浴場、展望貸切風呂、レストラン、プール、ゲームコーナーなど、多彩な施設が揃っています。

ホテル内のレストランも魅力的です。「メインダイニング錦」では、和洋バリエーション豊富なメインディッシュと、サラダ・オードブル・デザートのビュッフェがセットになったハーフビュッフェスタイルのランチを楽しめます。また、「レストランボヌール」では、静岡県の食材をふんだんに使用した本格的なフレンチを提供しており、オーシャンビューのロケーションで食事を楽しむことができます。

さらに、「日本料理舞扇」では、伊豆の鮮魚や地場の旬菜を使った細やかな料理の数々を提供しており、スタンダードコース、デラックスコース、プレミアムコースなど、さまざまなコース料理を楽しむことができます。また、カフェ「花の妖精」では、ロブスターの半身を使用したシーフードカレーや、昭和の喫茶店を彷彿とさせるプリンア・ラ・モードなど、季節ごとに趣向を凝らしたスイーツを楽しむことができます。

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