2025年6月9日放送の【一茂×かまいたち ゲンバ】長嶋一茂・かまいたちがロケで紹介した、ミシュラン鮨りんだの系列店で寿司が激安のお店は『ブルペン』です。

『ブルペン』は2021年10月に品川区荏原中延の中原街道沿いにオープンした、立ち食い寿司のお店です。高級寿司店「鮨りんだ」や「らんまる」の系列として若手職人の育成と本格寿司の提供を目的に始まりました。

店名は、投手が肩を温める「ブルペン」にちなみ、ここで修業した職人たちが次のステージへ進むという想いが込められています。

若手職人による握りの技術と演出が魅力です。一貫ごとに“投げ込む”ような姿勢で、エンターテイメント性のある提供が印象的です。店内は野球のユニフォームを模したスタッフの服装や、ピッチャー名が書かれたネームプレート、さらに牽制球という名のおつまみ提供など、まるで野球観戦のような楽しさも味わえます。また、シャリは羽釜で炊いたつや姫を使用するなど、細部にもこだわりが感じられます。

お店の命とも言えるネタは鮨りんだと同じ豊洲市場での仕入れが約90％と鮮度重視。例えば、天草産の天然アジは“渦巻処理”という技法を用いて旨みを引き出し、イカウニは山口・仙崎のアオリイカに濃厚なバフンウニを載せた一品です。

海老はサイマキサイズの車海老に黄色いシバエビのおぼろをのせるなど、ひと手間加えた仕事が特長です。また、ノドグロは鳥取・浜田産の脂がのったものを、薄めの赤酢シャリと合せ、繊細な味のバランスを実現しています。

定番の人気料理は、イカにウニを載せたイカウニ。イカの甘さとウニの濃厚さが口の中で重なり合い、若い女性やカップルを魅了しています。シャリも硬すぎず柔らかすぎない絶妙な握り具合で、食べ手を飽きさせないバランスです。

また、ガリは新芽生姜と赤酢の2種類が用意され、おかわり自由で食欲をリセットするのにぴったりです。

ほかにも名物料理として、渦巻き処理天然アジ、車海老とシバエビおぼろ、ノドグロの炙りなどがあり、天然アジは熟成によって旨みが凝縮された味わい、炙ったノドグロは脂の乗りが濃厚で香ばしく、赤酢シャリとの相性も抜群です。

店内はカウンター8席＋テラス席4席で昼夜それぞれ時間入れ替え制（ランチは11:30・13:00の2回転、ディナーは18:00・19:30の2回転）で営業しています。

長嶋一茂・かまいたち・ヒコロヒー