2025年7月2日放送の【news every 】大満足！幸せのこだわり名物丼で紹介した、大田区の海鮮丼のお店は『お料理やまもと』です。

お料理やまもとは1997年頃に創業した大田区蒲田本町にある和食の老舗で、料理人歴50年の大将が一人で厨房を切り盛りしています。店主の山本明さんは神奈川県秦野出身で、20歳で料理人の道に入り、蒲田で修行をスタートした後、伊豆長岡や修善寺の温泉旅館、川崎の結婚式場やホテルなどで経験を積み、縁あって再び蒲田に戻り現在の店を構えました。蒲田税務署の並びという官庁街のこぢんまりとした佇まいに暖簾を掲げ、早朝から仕込みを開始し、仕入れも店主自ら足を運ぶという手作りを貫く料理人の誇りを持ったお店です。

海鮮丼は、魚介が日替わりで15種類。中トロ・あわび・うにいくらなど15種の豪華海鮮がのっています。

づけ丼は、数量限定の看板メニューで、イカ、タコにマグロ、タイ、ブリ、卵焼きなど8種類もの具がひしめき合う彩り鮮やかな海鮮丼で、イカや玉子以外はしっかりと下味がついているため、醤油をかけずにそのまま味わうのがおすすめです。12時を過ぎるとほぼ売り切れてしまうため、11時30分の開店を狙って訪れるのが良いでしょう。茶碗蒸しやフルーツ、味噌汁も付いて具材のクオリティも非常に高く、1000円という驚きのコストパフォーマンスです。

柿の牡蠣グラタンは、中身をくり抜いた柿の器に牡蠣のグラタンを入れたこの一品は、店内にも写真が飾られており、ホワイトソースベースに牡蠣、柿、海老、ブロッコリー、しめじが入り、添えられた柚子胡椒がアクセントになっています。柿の器はもちろん柿の蓋まで食べられるという趣向を凝らした逸品で、季節感を大切にする大将の創意工夫が光る料理として、接待や会食の席で大変喜ばれています。

その他天丼は、海老、ししとう、なす、白身魚などの確かな食材を使った天ぷらに、おしんこ、お味噌汁、フルーツが付きます。

また、愛知県一色産のウナギを店内で捌いて作るうな重やうな丼も評判で、予約制で提供されています。

さらに、さばの塩焼きや目鯛の味噌漬けなど魚料理を中心とした定食類も揃っており、鯛の煮付け定食では付け合わせに里芋やかぼちゃ、大根など旬の野菜がたっぷりと彩りよく盛られ、それぞれにしっかりとした仕事が施されています。温泉旅館での経験を活かした様々な小皿で出される料理は、どこか旅情を感じさせる仕上がりとなっています。

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