2025年7月23日放送の【千鳥かまいたちゴールデンアワー】で紹介される、青森・むせる抹茶ソフトクリームのお店は『奥入瀬渓流館』です。

『奥入瀬渓流館』は奥入瀬渓流の玄関口である青森県十和田市の焼山地区にあり、奥入瀬のエコツーリズム拠点施設として親しまれています。

十和田湖を源流とする奥入瀬川の最上流部14km区間を指す奥入瀬渓流は、国の特別名勝及び天然記念物に指定された日本を代表する景勝地のひとつで、山々に囲まれたログハウス風の建物が印象的な奥入瀬渓流館は渓流散策の起点として多くの観光客に利用されています。館内には自然情報の展示やミュージアムショップ、青森りんご専門店「あら、りんご。」などが入り、奥入瀬の自然を楽しみながら休憩できる複合施設となっています。隣接する奥入瀬湧水館とともに、この地域の観光情報の発信基地として機能しており、レンタサイクルの貸し出しや渓流散策に必要な情報提供など、訪れる人々をサポートしています。

この施設の名物として2013年夏に誕生した奥入瀬こけソフトは、奥入瀬渓流の象徴的な風景である苔むした岩と倒木を表現したユニークなソフトクリームです。当時奥入瀬モスボール工房を運営していた起田高志さんと湧水館スタッフが試行錯誤を重ねて完成させたこの商品は、地元の生乳を使用した甘さ控えめの奥入瀬ソフトクリームをベースに、苔をイメージした鮮やかな緑色の抹茶パウダーをたっぷりとかけ、チョコレートシロップで倒木を表現した見た目のインパクトが話題となりました。
濃厚なソフトクリーム本来の味わいに、抹茶パウダーがたっぷりと使われているため抹茶の風味がしっかりと感じられ、適度に加えられたチョコレートソースが全体の味をまろやかにまとめています。ただし、食べると抹茶の粉でムセてしまうので注意が必要です。