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蕎麦「竹やぶ 箱根店(たけやぶ)」
柏本店の創業者である先代店主の阿部孝雄さんは、江戸三大蕎麦のひとつである「池の端藪蕎麦」で修業を積み、22歳の若さで独立して以来、手打ちと石臼挽き自家製粉のスタイルを確立してきました。
店のいたるところに割れた皿やビー玉、タイルなどを埋め込んだアプローチや内装は、まるでガウディの作品を思わせるような遊び心に満ちた空間です。
石段を登って入口へ向かう道からすでに、他の蕎麦店とは一線を画する独特の雰囲気が広がります。店内に一歩足を踏み入れると、壁や仕切りにも手作り感たっぷりの意匠が施され、なかには北大路魯山人の器が埋め込まれている場所もあるほど。
芦ノ湖を見下ろせる開放感のあるテラス席が特に人気で、天気の良い日には窓を開けて自然の香りとともにお蕎麦を味わえます。

この店の一番の特徴は、長野県黒姫高原の契約農家から仕入れる玄蕎麦を石臼で手挽きし、細打ちの十割蕎麦に仕上げたせいろそばです。標高約700メートルの肥えた畑の土と昼夜の寒暖差が、蕎麦の味と香りに深みを与えており、細めながらもコシがあり、香り高くのど越しが良いと評判です。つゆは「池の端藪蕎麦」の流れを汲む濃いめの江戸前スタイルで、蕎麦の下の方だけをつけて食べる江戸っ子スタイルがよく合います。
もうひとつの看板メニューは、コーヒーミルで目の前で手挽きした蕎麦粉を使った粗挽きそばがきです。蕎麦よりもさらに香りが強く、モチモチとした食感に粗挽きの蕎麦の実が残る食感がアクセントとなっています。フランス産ゲランドの塩も添えられており、塩だけでいただくと蕎麦の風味がいっそう引き立ちます。また、才巻き海老を太白生しぼり胡麻油でかき揚げにした天ぷらそばや天せいろも絶品で、随所にこだわりが感じられる一品です。にしん70本を一週間かけ酒一升瓶を十本使用して炊き上げたにしんそばは、やわらかく旨みの濃い味わいが日本酒にぴったりで、新潟・塩沢から送ってもらうというぜんまいは緑色を残して煮上げており、こちらも丁寧な仕事が光ります。冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦の両方を楽しみたい方には、そばがきやせいろ、小さなにしんそば、甘味がセットになった旅三昧というコースメニューもおすすめです。数量限定の田舎そばも人気ですが、早い時間になくなってしまうことが多いため、お目当ての方は早めの来店をお勧めします。
- そばのセット
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| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根160-80 |
|---|---|
| 電話 | 0460-84-7500 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







