【タカトシ温水の路線バスで】鬼蒸し鰻・うな重『和風鈴』川越のお店の場所〔松居直美〕

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放送の【ぶらサタ・タカトシ温水の路線バスで!】でタカトシ・温水さんと、ゲストの松居直美さんがロケで紹介した、鬼蒸し鰻・うな重のお店は『 和風鈴』です。

鬼蒸し鰻・うな重 本川越駅「鬼蒸し鰻 和風鈴」

鬼蒸し鰻 和風鈴は、埼玉県川越市新富町に店を構えるうなぎ料理店です。江戸時代から城下町として栄えた川越は、海がない地域のため入間川や新河岸川でとれるうなぎが貴重なタンパク源として親しまれ、醤油づくりも盛んだったことから蒲焼文化が根付きました。現在も数多くのうなぎ料理店が軒を連ねるこの地において、和風鈴は独自の調理法で存在感を放っています。

こちらのお店で味わえる鬼蒸し鰻とは、関東風の技術を基本としながら、通常よりはるかに長い時間をかけて蒸し上げたうなぎのことです。
一般的な関東風のうなぎは、白焼きにしてから蒸し、その後タレをつけて焼き上げますが、和風鈴では約1時間半という長時間の蒸しを施します。
この長時間の蒸しを可能にするため、店主が特殊な焼き網を開発し、特許も取得しているそうです。箸ではつかめないほどやわらかく仕上げられた鰻は、まさに柔らかさの追求が生み出した味わいといえるでしょう。

さらに注目すべきは、蒸し焼き鰻焼き蒸し鰻という2種類の調理法を食べ比べできることです。

蒸し焼きは先に蒸してから焼く調理法、焼き蒸しは先に焼いてから蒸す調理法で、工程の順番が異なることで食感や味わいに違いが生まれます。
この2つの鰻を一度に楽しめるのは和風鈴ならではの特徴で、小江戸川越観光協会も「和風鈴でしか味わえない、唯一無二の蒲焼の伝統と進化」と紹介しています。

お店は火曜日から土曜日の夕方から夜にかけて営業しており、月曜日と日曜日は定休日です。予約分と来店予想分の鰻がなくなり次第終了となるため、確実に味わいたい方は事前の予約がおすすめです。本川越駅から徒歩約4分、川越市街地からは少し離れた路地裏にたたずむ隠れ家的な雰囲気のお店で、1階と2階に個室も用意されており、宴会での利用も可能です。

和風鈴のうなぎは、前店から継ぎ足されているタレを使用しています。甘すぎず塩辛すぎない、ちょうど良い塩梅の味付けが鰻の旨味を引き立てます。極上の柔らかさとバランスの良いタレの味わいは、川越のうなぎ文化の中でも新しい魅力を感じさせてくれます。川越観光の際に、伝統的な老舗とはまた違った、独創的なうなぎ体験を求める方にぴったりのお店です。


食べログ
  • 鬼蒸し鰻うな重 4350円
  • 2種のうなぎが一度に味わえる
  • 90分以上蒸す
  • 特製の焼き網で長時間蒸した、蒸し焼き鰻と焼き蒸し鰻
Retty(レッティ)

鬼蒸し鰻 和風鈴(川越/うなぎ) – Retty(レッティ)

こちらは『鬼蒸し鰻 和風鈴(川越/うなぎ)』のお店ページです。実名でのオススメが3件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!

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ホームページ

住所 埼玉県川越市新富町2-30-6
電話 049-222-4337

タカアンドトシ・温水洋一

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!