2025年6月28日放送の【有吉くんの正直さんぽ】三四郎さん・秋元真夏さんがゲストで紹介した、ガトーショコラ・ピスタチオクッキーのお店は後楽園『ドリュアデス』です。

『ドリュアデス』は2019年1月25日に東京・文京区春日にオープンしたハンドクラフトチョコレートショップです。その名前はギリシャ神話の木の精が由来となっており、森の中を散策するようにチョコレートの実を探しに来てくださいというコンセプトのもと、自然の恵みである「木」をテーマにした独創的なスイーツを展開しています。

母体となる「Hacoa（ハコア）」は越前漆器の木地技術を活用し、職人みずから木製デザイン雑貨を制作、東京丸の内をはじめ、全国に十数店舗の直営店を持つ日本有数の木製デザイン雑貨ブランドです。1,500年前より伝わる越前漆器の技術を現代に活かしながら、木工だけでは「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の五感で魅了する商品が作れない。木工に足りないのは、「味覚」なのですという想いから、このチョコレートブランドが誕生しました。

ドリュアデスの特徴は、世界で唯一、木製の型を使ってチョコレートを作っていますということです。シェフ・ショコラティエを務める斎藤拓野氏は、有名店「パティシエ イナムラショウゾウ」、パリの「ピエールエルメ」など一流店での修行経験を持つ方で、2018年7月に帰国し「ドリュアデス」のシェフショコラティエに就任しました。職人の手によって模様が彫られた木の型で作る木の葉のタブレットは、板チョコの表面に葉の模様が施されている。シンプルながら美しく計算された立体的な葉の模様は、職人たちの手作業によって生み出されている代表的な商品です。

ドリュアデスで最も人気が高いのは木の実のクッキーで、DRYADESの数あるラインナップの中でも、トップクラスの人気商品となっています。このクッキーはフランス産発酵バターを使用したバニラサブレとアーモンド、ヘーゼルナッツのフロランタンで生キャラメルをサンドした三層構造で、3つの異なる食感が味わえるのが魅力です。ブロンド、ブラック、ピスタチオの3種類があり、それぞれ異なる味わいを楽しむことができます。生キャラメルには隠し味としてチョコレートが使われており、甘すぎない上品な仕上がりとなっています。

一口サイズのボンボンショコラ森のボンボンも人気の商品で、スタンダードコレクションと2020年のコレクションを含めると全部で12種類が用意されています。ライムピスタチオ、ローズフランボワーズ、バニラキャラメル、宇治抹茶といった個性豊かなフレーバーが揃い、フランス伝統のプラリネを独自のバランスで仕上げた逸品や木いちごのガナッシュとローズジャムとの融合など、それぞれに工夫が凝らされています。また、風景のディスクは自然の豊かさ・美しさを、一枚のチョコレートの上に表現したアーティスティックなお菓子で、「花々の絨毯」「月夜の薄明かり」「くるみ拾い」など詩的な名前が付けられたマンディアンタイプのチョコレートです。表面にはドライフルーツやナッツが美しくあしらわれ、裏面には、木工職人がこだわり抜いてデザインした、樹皮のイメージと『DRYADES』の文字が施されています。さらに、薪のトリュフは森の恵みである『薪』をイメージして作られていますというユニークな商品で、薪らしくなるよう成型するには力加減がポイントで、他では見られないオリジナルなビジュアルが特徴的です。ミルク、きな粉、ウィスキーの3種類があり、それぞれ大人の味わいを楽しめます。

有吉弘行・生野陽子・三四郎・秋元真夏