東銀座駅「一体感(ITTAIKAN)」
「カレーとごはんの一体感を究める」という一本筋の通った哲学のもと、築地の食通たちの間でたちまち話題を集めました。
しかし2023年4月に惜しまれながら閉店。それから約1年後の2024年6月19日、東銀座へと舞台を移し、待ちわびたファンの熱烈な歓迎を受けて復活を果たしました。
現在のお店は歌舞伎座の裏手、松屋通りが岩井橋につながる交差点の角にあり、東銀座駅5番出口からわずか徒歩約2分のところにあります。
このお店の最大の個性は、「カレーは一択、でもお米は自分で選ぶ」という逆転の発想にあります。多くのカレー店が複数のカレーをそろえてお客を迎える中、一体感が選択の幅を広げるのはルーではなくお米の側。米マイスターとともに試行錯誤を重ね、
和牛カレーに寄り添う最良の一粒を探し出したというこだわりは、「カレーライスの主役はルーだけではない」という静かなメッセージのように聞こえます。常時3種類のお米が用意されており、山形県産のつや姫と雪若丸を独自の配合でブレンドした一体感オリジナルブレンド米、「コシヒカリを超える品種」として秋田県が送り出した新世代ブランド米サキホコレ、そして豪雪地帯である新潟県津南町で世界にわずか7名しかいないダイヤモンド褒章受賞者が手がけた最高級魚沼産コシヒカリ雪椿(季節によって変わる品種)の中から好みの一品を選べます。
注文が入ってからひとり用の土鍋で炊き始めるため、テーブルに料理が届くまでおよそ20分。しかし土鍋からほわほわと立ちのぼる白い湯気を眺めていると、その待ち時間さえもごちそうの一部のように感じられるから不思議です。
人気は、やはり和牛ビーフカレーです。使用する牛肉はA5ランクの黒毛和牛のみ。肉と野菜、さらにフルーツの旨味を幾重にも溶かし込んだカレーは、一口目にフルーティーな甘みがふわりと広がり、やがて後からスパイシーな辛さがじわじわと追いかけてくる「甘辛」の味わいです。
オーナーが大阪出身ということもあり、カレーのベースには大阪カレーへのリスペクトが込められているとのこと。辛さは普通から5辛まで段階的に調節でき、辛党の方も自分好みに仕上げられます。炊きたての土鍋ごはんとカレーを一緒に口に運んだ瞬間、お米の甘みとルーのコクが混ざり合う感覚は、まさにお店の名前そのものです。
もう一方のメインメニューである和牛ハヤシライスも、ビーフカレーと同じ黒毛和牛をたっぷりと使った濃厚な一皿です。カレーが得意でない方やお子さんにも喜ばれる存在として、カレーと並んでメニューを二分しています。
どちらを選んでも、土鍋で炊きたてのごはんとともに供されるのは変わりません。また、お好みでトッピングを加えることもでき、御養卵を加えると黄身のまろやかなコクがルーにとけ込み、辛さがやわらいで一層まとまりのある味わいになります。
テーブルに運ばれてくる御膳には、クミン香るマッシュポテト、ラズベリー風味の紫キャベツのマリネ、大根のウールガイ、人参のグラッセと、4種の手間のかかった副菜がさりげなく添えられており、一皿の中にさまざまな味の表情が散りばめられています。
- 絶品甘辛ビーフカレーが人気
口コミ・予約
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| 住所 | 東京都中央区銀座4-14-1 石田ビル銀座 1F |
|---|---|
| 電話 | 050-5593-7585 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
