麻布十番駅「福島屋(ふくしまや)」
戦後には現在の麻布十番に移転し、三代目店主の藤田剛生さんが受け継いでいます。
1階ではおでんやさつま揚げのテイクアウト販売を、2階では2006年から飲食スペースとして営業しており、2014年には全面リニューアルを行いました。
このお店にしかない大きな特徴は、名古屋名物である味噌おでんを提供していること。2015年頃から試行錯誤を重ねて完成させたこちらのおでんは、愛知県の老舗「まるや八丁味噌」を100%使用しています。
当初は他の味噌とのブレンドでしたが、長時間煮込むとしょっぱくなってしまうという問題を解決するために八丁味噌のみに切り替え、具材も厳選して再発売したというエピソードも。
濃厚な八丁味噌に牛すじの甘みが絡み合い、奥深いコクが生まれる逸品として、三代目店主イチオシの看板メニューとなっています。
人気の昔おでん定食は、利尻昆布と鰹節、鯖節で丁寧に出汁をとった関西風に近い上品な味わいが特徴です。
大根、はんぺん、がんもどき、昆布、しらたき、利休揚げなどが盛り合わせになっており、どの具材にも出汁がよく染み込んでいます。
特に大根は通常のお店の2倍ほどの厚みがありながら、中まで柔らかく煮込まれていて満足度の高い一品です。
そのほか、福島屋の名物を十品集めた麻布十品定食も人気で、おでん3品に加えて牛すじ味噌、豚の角煮、手羽ちゃん、しゅうまい、さつま揚げ、冷麺などが楽しめます。自家製のさつま揚げは10種類以上のレシピがあり、しそ揚げやごぼうたっぷりの香り揚げなど季節のものが日替わりで店頭に並びます。さつま揚げの中に丸ごと焼売が入ったしゅうまい巻は、出汁を吸った焼売とさつま揚げの食感が楽しめる変わり種です。
また、トマトを丸ごと使ったトマトおでんは、出汁で酸味がまろやかになり味わい深い一品として人気があります。
がんもどきは野菜入りで脂っこくなく、あっさりと食べられる仕上がりになっています。定食は全品ご飯のおかわりが自由で、出汁の染みた豆腐をご飯にのせて食べるのもおすすめです。
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| 住所 | 東京都港区麻布十番2-1-1 |
|---|---|
| 電話 | 050-5595-6086 |
有吉弘行・タカアンドトシ・田中卓志・アンガールズ・本郷奏多・小坂菜緒・日向坂46
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







