マリンハイツ
1975年3月に竣工し、1号館と2号館が並ぶ姿は、本牧の港湾エリアでは半世紀以上にわたって見慣れた風景になっています。
新築時の分譲を手がけたのは日本船員住宅協会で、施工にはフジタ工業などが携わりました。
2026年で竣工から51年。周囲にコンテナヤードや物流施設が広がる立地には、住民いわく「陸の孤島」。
現在は一般の住民も暮らすマンションですが、もともとは海員や港湾関係者の住まいとして使われていました。
港で働く人たちが仕事場の近くで生活できる住宅として誕生したため、横浜らしい観光地の海辺とはひと味違い、働く港の空気を身近に感じられる場所です。
横浜マリンハイツの大きな特徴は、住宅だけで完結せず、1階部分に「マリンハイツショッピングセンター」と呼ばれる店舗空間を抱えていることです。建物は地上12階・地下1階の構成。
建設当初は、周囲に日常の買い物をする場所が少なかったため、入居者が暮らしに困らないよう、生鮮食品や生花などを扱う店も入っていました。
2階以上で暮らし、1階で買い物や食事をするというつくりは、港の中にひとつの小さな生活圏をつくる役割も担っていたのでしょう。
一般的な郊外型マンションとは違い、港湾地区ならではの生活事情から商業スペースが育っていったところに、この建物ならではの面白さがあります。
その後、1階では飲食店の存在感が徐々に大きくなりました。
店舗が入れ替わる際、厨房設備などを引き継いで新しい飲食店を始めやすかったこともあり、ラーメン、中華料理、食堂などが集まる独特の一角へと変化していきます。
約150mにわたって店舗が続く光景は、華やかなショッピングモールというより、港で働く人の毎日の食事を支える食堂街といった趣。
トラックやコンテナが行き交う本牧ふ頭の風景と、マンションの足元に並ぶ庶民的な飲食店がひとつになり、ほかの横浜観光エリアではなかなか見られない雰囲気をつくっています。
- 1階部分が飲食店街になっていて、和洋中の料理が楽しめる
| 住所 | 神奈川県横浜市中区錦町16−1 |
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[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
