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浦和駅「鰻 むさし乃」
浦和はうなぎの街として知られますが、その歴史は江戸時代にさかのぼります。中山道の三番目の宿場町だった浦和では、周辺に広がる沼地で捕れたうなぎを旅人たちに振る舞ったのが始まりとされています。その味が評判を呼び、やがて浦和のうなぎは広く知られる存在になっていきました。明治時代の大火や大正時代の開発で地場のうなぎは姿を消しましたが、伝統の味は今でも浦和の地で受け継がれています。
むさし乃で使われているのは、宮崎県佐土原町産のブランドうなぎ和匠うなぎです。この和匠うなぎは、稚魚から同じ池で育てられた最上級の活鰻で、天然うなぎ以上の栄養価を目指して品質改良が施されています。店主は注文を受けてからうなぎを丁寧にさばき、一人前につき約200本もの小骨を骨抜きで手作業で抜いていきます。これは川魚特有の臭みを徹底的に取り除き、お子さんが初めてうなぎを食べたときにもおいしいと感じてもらいたいという思いから行われているこだわりの作業です。より多くの串を打ってしっかりと蒸したあと、備長炭で一枚ずつ焼き上げることで、ふわっと口の中でとろけるような食感が生まれます。
メニューで看板となっているのは新仔鰻重です。新仔鰻重は養殖期間1年未満の和匠・新仔うなぎを使い、本来の甘みとさっぱりとした脂の風味を楽しめます。タレはやや甘めでありながらしつこくなく、香ばしい香りが食欲をそそります。
白焼きも人気の料理です。独自の調理方法でうなぎ本来の旨味を生かした一品で、素材の味わいを存分に楽しめます。生姜醤油でいただくと、うなぎの繊細な味が引き立ちます。
さらにむさし乃では、備長炭でじっくり焼き上げた和匠うなぎの蒲焼も味わうことができます。生産者、問屋、店の信頼関係を大切にして仕入れられたうなぎは、小骨を丁寧に一本ずつ抜き、より多くの串を打ってしっかり蒸し上げられています。外はパリッと香ばしく、中はふんわりとした食感が特徴です。店内はカウンター席とテーブル席があり、趣のある空間になっています。連日うなぎを楽しむお客様で賑わい、土日の夜の部は18時前に完売となってしまうこともある人気店です。
- 宮崎の和匠うなぎというブランド鰻
- 手作業で骨を抜く(200本)
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retty.me
| 住所 | 埼玉県さいたま市浦和区東高砂町8-3 1F |
|---|---|
| 電話 | 048-883-6344 |
長嶋一茂・高橋茂雄・サバンナ・ウエンツ瑛士・菊池桃子・白石麻衣・宮川大輔・ディーンフジオカ
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
