2025年11月2日放送の【坂上&指原のつぶれない店】松村沙友理さんがバイトした福岡の24時間繁盛店、1杯が390円のトマトラーメンお店は、『元祖トマトラーメン三味』です。

元祖トマトラーメン三味は、1995年12月に福岡県古賀市で創業したラーメン店で、2015年10月に法人化と同時に福岡市中央区の天神大名に第1号店を開業しました。豚骨ラーメンの聖地として知られる博多の地で、非豚骨系の新感覚ラーメンというジャンルを開拓した挑戦的なお店です。店名の「333」という数字には、「元祖トマトラーメン」「辛めん」「イタリアンメニュー」という3つの味わいを楽しめるというコンセプトが込められています。創業当初は集客に苦労したものの、学割サービスなど独自の価格戦略で若い世代を中心に支持を集め、2022年11月までに累計238万食を販売する博多の新名物へと成長しました。現在は福岡県内に7店舗、さらに関東や関西にもデリバリー店舗を展開しています。

このお店の最大の特徴は、イタリアンシェフが長年の試行錯誤を重ねて完成させた鮮やかなトマトレッドのスープです。数種類のブランドトマトと10種類以上の香味野菜、鶏ガラをベースにじっくり煮込んで作られており、トマト特有の酸味を抑えながら甘みと旨味のバランスを絶妙に調整しています。油は100パーセントオリーブオイルのみを使用し、トッピングにはボイルした豚肉、セロリ、トマト、ほうれん草と彩り豊かな野菜が並びます。ラードを使わないヘルシーな仕上がりで、女性客や健康志向の方にも人気があります。麺はスープとの相性を考えたストレート麺を採用し、とろみのあるトマトスープがよく絡むように工夫されています。

お店の一番人気はもちろん看板メニューの元祖トマトラーメンで、あっさりとした中にもコクと野菜の旨味がしっかり感じられる一杯です。完食後には、残ったスープにイタリア産最高級グラナパダーノチーズとライスを加えて煮立たせた〆のチーズリゾットを注文するのがおすすめです。トマトのさっぱり感とチーズの濃厚なコクが重なり合い、芳醇な香りとともに別の美味しさを楽しめます。

トマトラーメンに次ぐ人気メニューが辛めんです。鶏ガラと香味野菜のスープに特製辛味噌を加えたもので、辛さはゼロ辛から最凶まで5段階から選べます。もやしやひき肉、卵とじがトッピングされ、ごまの風味がスープの旨味を引き立てています。辛いもの好きにはたまらない刺激的な味わいで、こちらも〆の玉子入りリゾットで最後まで美味しくいただけます。また、十日えびす店限定で提供される元祖豆乳ラーメンも見逃せません。豆乳と香味野菜がたっぷり入ったさっぱりとした味わいながら、深いコクが楽しめる一品となっています。

サイドメニューも充実しており、中でも三味名物とろとろ豚軟骨は数時間じっくり煮込んだ軟骨肉をポン酢と白髪ねぎでいただく、お店イチオシの逸品です。鹿児島産の紅茶鴨のモモ肉を炭火で焼いた炭火鴨焼きや、生ハムもり合わせ、イワシの塩漬けを使ったアンチョビバターポテトなど、イタリアンテイストの料理も豊富に揃っています。また、元祖トマトもつ鍋というオリジナル鍋料理も人気で、フレッシュトマトをふんだんに使った真っ赤なスープに新鮮な野菜と厳選した国産もつを入れた新感覚の一品です。天神大名本店、キャナルシティ博多ラーメンスタジアム店、博多駅東店は24時間営業しており、朝ごはんから深夜まで気軽に立ち寄ることができます。豚骨ラーメンとはひと味違う、福岡の新しいラーメン文化をぜひ体験してみてください。

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