2025年9月22日放送の【タミ様のお告げ】関東No.1グルメSP！行列店で紹介した、佐野ラーメンのお店は『麺屋 ようすけ』です。

麺屋ようすけは2012年に創業した青竹手打ちラーメンが自慢のお店で、栃木県佐野市田島町にあります。

店主の田邉庸介さんがゴルフレッスン講師をしていた際に、生徒として訪れた佐野ラーメンの名店田村屋の店主と出会ったことが運命的な転機となりました。もともとラーメンの食べ歩きが趣味だった田邉さんは、田村屋の味に心打たれ、修業後に独立を果たします。東武鉄道佐野線の田島駅向かい側に位置し、翼を広げたような伸びやかな佇まいと広い駐車場が目印です。

店主が特にこだわりを持つ青竹手打ちの麺づくりです。麺を打つまでにいくつもの工程を踏みながら、艶やかできめ細い麺に仕上げていく技術は圧巻です。この青竹手打ち麺は佐野ラーメンの最大の特徴でもあり、コシがあってつるんとした喉越しと、手打ちならではの不揃い感が魅力的な食感を生み出しています。

看板メニューのらーめんはお客さんの七割が注文するメニューです。寸胴から溢れるほどの鶏ガラと豚ガラを使い、野菜・牛すじ・牛脂から出汁をとった上品でコクのあるスープが、コシの強いモチモチ麺と絡み合います。透き通った薄い醤油色のスープは、甘みとコクを強く感じる味わいで、麺のコシに負けない深みがあります。スープに浮かぶ豚バラチャーシューは、口に入れた瞬間にとろけるような食感が楽しめ、ほうれん草、メンマ、なると、ネギなどの具材とのバランスも絶妙です。

その他の名物料理では、羅臼昆布と伊吹いりこの背脂塩ラーメンが特に注目されています。昆布の王様といわれる羅臼昆布と希少価値の高い香川県伊吹島産の煮干を使用し、4種類の塩をブレンドして作られた出汁にこだわった逸品です。
油分を落としてコラーゲン部分だけを抽出した背脂により、ほんのりとした甘みが加わり、あっさりとした中にもコクと旨味が口いっぱいに広がります。

また人気の餃子は皮が厚めで一個が大きく、噛むとジューシーな肉汁があふれ出します。具材は野菜が多めで、モチモチした厚めの皮との相性が抜群です。

さらにチャーシューメンは6枚のチャーシューが麺を覆い尽くすほどのボリュームで、肉の旨味があふれる満足度の高い一品として親しまれています。

店内はカウンター席4席、テーブル席30席、小上がりの座敷席24席の計58席を確保しており、家族連れからラーメン愛好家まで幅広い層に愛されています。

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