2025年7月28日放送の【タミ様のお告げ】賀来賢人さんが番宣で紹介した、小田原・うな重のお店は『うなぎ亭友栄』です。

うなぎ亭友栄は昭和51年（1976年）に創業し、箱根への玄関口である小田原市風祭の地に店舗を構えてから49年を迎える老舗のうなぎ専門店です。東海道（国道1号線）沿いに位置し、箱根登山鉄道風祭駅から徒歩6分のアクセスの良い場所にあります。平成24年（2012年）から平成27年（2015年）まで4年連続でミシュランガイド1つ星を獲得し、食べログでも全国うなぎ部門で常に上位にランクインしている関東屈指の名店として知られています。店舗は2014年にリニューアルされ、テーブル席、お座敷、個室、カウンター席を完備した落ち着いた空間となっています。

うなぎ亭友栄の最大の特徴は、希少価値の高い青うなぎのみを使用していることです。青うなぎとは、天然物や養殖物にかかわらず最良の条件下で成長したうなぎの中でも、良質な汽水域の泥底に生息し特殊な餌を食べ続けることで体色が青みを帯びた個体のことを指します。通常のうなぎに比べて成長に時間がかかるため身が引き締まり、適度な脂の乗り具合でありながらしつこさがなく、ふっくらとした食感が特徴です。また、店舗敷地内の地下100メートルから汲み上げる箱根湧水を生簀に24時間流し続け、うなぎを活かす水として使用しています。この名水は料理全般にも使われており、うなぎの風味をより一層引き立てる役割を果たしています。

お店で一番人気の料理は上うな重です。通常の1.5倍の大きさで肉厚な青うなぎを、白焼きしてから4度のタレ漬けを行い、その日のうなぎの脂の状態を見極めながら仕上げます。ふんわりと柔らかい口当たりで軽やかな香りが広がり、甘めでありながらしつこくないタレとの絶妙なバランスが魅力です。肝吸いとお新香が付いて提供され、ご飯の大盛りやおかわりも無料で対応してくれます。まさに「飲み物のように柔らかい」と表現される絶品のうな重は、多くの食通を虜にしています。

白焼きは青うなぎの素材そのものの美味しさを堪能できる一品で、山椒味噌、柚子胡椒、本わさびの3種類の薬味と醤油で味わいます。臭みが全くなく、うなぎ本来の甘さと香ばしさが感じられる逸品です。また、開店後20分から30分で完売することもある人気メニュー割きたての肝焼きは、3匹分の新鮮な肝を使用し、甘辛のタレに生卵の黄身を絡めていただく贅沢な一品です。プリプリとした食感で臭みや苦味がほとんどなく、フワっと口の中でとろける独特の旨みが楽しめます。その他にも、季節の前菜を盛り合わせた旬菜いろいろやすっぽんの煮凝り、ピーナッツ豆腐など、旬の食材にこだわった創作料理も提供されており、日本酒との相性も抜群です。

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