【タビフクヤマ】横浜のロケ地・お店まとめ〔福山雅治・有村架純〕

2025年9月12日放送の【タビフクヤマ】福山雅治さんと、有村架純さん・満島真之介さん・リリーフランキーさんがロケをした、横浜のロケ地・お店まとめです。

アミューズスタジオは、1987年4月に東京都世田谷区に完成したレコーディングスタジオです。芸能事務所であるアミューズが、事業の一環として設立したものです。

アミューズスタジオは、音楽制作の現場として、多くのアーティストに利用されてきました。プロのレコーディングはもちろん、デモ音源の制作や、楽曲のレコーディングなど、幅広いニーズに対応できる設備と環境が整っています。

日産スタジアムは、1998年3月にオープンした、国内最大級の収容人数を誇る多目的スタジアムです。
正式名称は横浜国際総合競技場ですが、2005年3月より日産自動車がネーミングライツを取得し、「日産スタジアム」として親しまれています。

サッカーのJリーグ、横浜F・マリノスのホームスタジアムとしてだけでなく、コンサートやスポーツイベントなど、年間を通して様々な催しに利用されています。その収容能力はなんと約72,000人以上とも言われ、日本を代表する大規模スタジアムの一つとして、多くの人々に親しまれています。

「崎陽軒 横浜工場」は、横浜名物として親しまれるシウマイや弁当の製造過程を間近で見学できる人気の施設です。1908年（明治41年）に初代横浜駅の構内売店として創業した崎陽軒は、1954年（昭和29年）に「シウマイ弁当」を誕生させ、現在では日本で最も売れている駅弁の一つとなるまでに成長しました。横浜工場では、ガラス越しにシウマイや弁当の製造ラインを見学できるほか、崎陽軒の歴史や「シウマイ弁当」にまつわるエピソードなどを学べる約90分間の見学コースが用意されています。

工場見学は予約制で、見学日の3ヶ月前の同日午前0時から公式サイトで予約が開始されます。人気の工場見学のため、予約開始と同時に埋まってしまうことも少なくありません。開催日は火・水・金・土曜日で、1日に複数回の見学ツアーがあります。

「山下公園」は、1930年（昭和5年）3月15日に開園した、横浜港に面した広大な公園です。
関東大震災で発生した大量の瓦礫を埋め立てて造られた、日本で最初の海浜公園として、横浜の復興のシンボルとなりました。公園の南側には、ホテルニューグランドに面したかつての正門の門柱が今も遺っています。また、開園当初の船溜まりの名残である小さな橋が、氷川丸の横に見られます。

割烹 田中家は文久三年（1863年）に創業された、横浜市神奈川区に現存する神奈川宿で唯一の歴史ある料亭です。

初代の主人である晝間弥兵衛が旅籠「さくらや」を高島嘉右衛門から譲り受け、業態を変更することで始まったこのお店は、安藤広重の『東海道五十三次』神奈川宿台之景にも前身の「さくらや」として描かれており、江戸時代の面影を色濃く残しています。

明治時代には伊藤博文や西郷隆盛といった政界の重要人物から夏目漱石などの文化人まで幅広く訪れ、なかでも坂本龍馬の妻おりょうが勝海舟の紹介で仲居として働いていたエピソードは特に有名で、館内には龍馬からおりょうへの恋文も展示されています。
現在の建物は昭和27年に再建されたものですが、純日本建築の美しい佇まいを保ち続けています。

普段味わうことができないマグロ節と昆布から丁寧に取った出汁を使用したうなぎ鍋が名物です。
最高級の国産養殖鰻を手間を惜しまずじっくりと炊き上げ、食後のうぞうすいは格別の味わいを楽しめます。
この料理は一日限定6名様のみという希少性もあり、老舗料亭ならではの特別な技法で仕上げられています。
関東大震災や戦災を乗り越えてきた歴史の重みと、代々受け継がれてきた調理技術の結晶とも言える逸品です。

四季の移ろいを美しく表現した会席料理。全体を見て味や品の工夫を凝らした懐石料理は、前菜から甘味まで一皿一皿に温故知新の心を感じさせてくれます。
特に旬の食材を活かした造里や焼物は、素材本来の旨味を最大限に引き出した洗練された味わいで、横浜駅から徒歩7分という立地にありながら、完全個室で静かな時間を過ごすことができます。

平日昼席限定の神奈川宿御膳も人気で、老舗の伝統を気軽に楽しめるコースとして評判です。

秋冬は旬の高級魚を使用した天然真クエ鍋、冬季限定の天然とらふぐコース、通年で味わえるすっぽん会席など、他では滅多に味わえない贅沢な料理が揃っています。

平日昼席限定では極上の柔らかさを誇る黒毛和牛ステーキ御膳も用意され、サーロインを使用した贅沢な一品を炊き立ての土鍋ご飯と共に堪能できます。

横浜のTABLE MAGIC BLACK BOXは、2016年にオープンした、マジックを間近で楽しめるバーです。

21歳からマジックバーやショーハウスに出演してきた店長・横山俊之介さんが、「小規模でも贅沢な体験を届けたい」という想いからこのお店を立ち上げました。目の前で繰り広げられるテーブルマジックやクロースアップマジックは、まさに魔法のような驚きと感動を与えてくれます。大切な人との特別な時間を過ごすのにぴったりのお店です。ブラックショーマンのマジックの監修もされているそうです。

こちらのTABLE MAGIC BLACK BOXでは、マジシャンである店長・横山俊之介さんをはじめ、経験豊富なマジシャンたちが、訪れる人々を驚きと感動の世界へと誘います。
横山さんは、スライト・オブ・ハンド（指先の技術）に定評があり、数々のメディア出演やマジック監修も手掛けています。金曜日には、テーブルマジックからステージマジックまで幅広くこなすSHINGOさんも不定期で出演しています。

お店は、みなとみらい線馬車道駅から徒歩約4分、横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅からも徒歩約4分とアクセスも良好です。カウンター席は7席のみで、貸し切りの場合は最大12名まで利用可能です。90分入れ替え制となっており、ショータイムは約50分から1時間ほどです。

スターダストは1954年に創業した、横浜で最も歴史あるバーの一つです。米軍施設「横浜ノースドック」がある瑞穂ふ頭の入り口付近という独特な立地に佇み、終戦から9年後に横浜に寄港する船員や米軍関係者を相手に先代が開店しました。

このお店にしかない最大の特徴は、1950年代から変わらぬアメリカンスタイルの店内と、世界4大ジュークボックスブランドの一つSEEBURG社製の年代物ジュークボックスです。重厚な内装はアンバー調で統一され、床板には数十年の歴史が刻まれた傷跡があり、腰壁の化粧板も時代を感じさせる風合いを見せています。

店内には救命浮き輪や米海兵隊の錨などのオブジェが飾られ、まるで1950年代にタイムスリップしたような雰囲気を演出しています。
壁にはイラストレーターわたせせいぞうが描いたスターダストのイラストも飾られており、横浜の文化的な価値を物語っています。

スターダストで人気があるドリンクはヨコハマというカクテルです。これは日本の地名がついた数少ないシティカクテルの一つで、横浜港開港後に寄港する極東航路の客船のバーで生まれたといわれています。
ジン、ウォッカ、オレンジジュース、グレナデンシロップ、そしてほんの少しのペルノを使った特別なレシピで、港の夕陽をイメージした美しいオレンジ色が特徴です。
バンブー、ミリオンダラー、チェリーブロッサムとともに横浜4大カクテルと呼ばれており、フルーティーで控えめな甘さとアニスのスパイシーな香りが絶妙なバランスを奏でています。

定番のジンフィズやジントニック、ジョニーウォーカー黒ラベルなどのウイスキーも人気があります。約100種類のカクテルメニューを誇り、カルーアミルクなどの定番から本格的なものまで幅広く取り揃えています。

『たまくすの木』は、横浜開港資料館の中庭に佇む、地域に根差した歴史あるタブノキです。その起源は江戸時代にまで遡り、当時の横浜はまだ小さな農漁村でした。この木は、1854年のペリー来航時に随行した画家ハイネが描いた「横浜上陸」の絵や、「水神の祠」に描かれた木が、この『たまくすの木』であると考えられています。開港場となった横浜の様子を描いた浮世絵にも登場しており、まさに横浜の歴史を静かに見守ってきた存在なのです。

『たまくすの木』は、その長い年月の中で、幾度かの危機を乗り越えてきました。1866年の関内大火では、樹形が変わるほど焼失しましたが、イギリス領事館の庭で新たな命を吹き返し、明治・大正期にかけて横浜を代表する名木へと成長しました。さらに、1923年の関東大震災でも大きな被害を受けましたが、その生命力は尽きることなく、再び力強く芽吹いたのです。二度の大きな災難を乗り越えた『たまくすの木』は、1981年に開館した横浜開港資料館を象徴する有形文化財として、そして近代横浜の生き証人として、今もなお訪れる人々にうるおいを与えています。1988年には横浜市の地域史跡にも登録されており、その歴史的価値は高く評価されています。

『たまくすの木』は、訪れる人々に安らぎを与える存在ですが、特にこれといった料理やサービスが提供されているわけではありません。しかし、この木自体が横浜の歴史と深く結びついた、まさに生きた文化財と言えるでしょう。

横浜開港資料館では、『たまくすの木』の周辺整備や維持管理にも力を入れています。2023年には、日本樹木医会神奈川県支部と協定書を締結し、専門家による管理体制を整備しました。また、2024年には、クラウドファンディングのリターン商品として、「“たまくすの木”ロイヤルミルクティーのミルフィーユ」が商品化され、話題となりました。このミルフィーユは、旧英国総領事館の建物をイメージした外観に、イギリス文化を伝えるロイヤルミルクティーのクリーム、そして『たまくすの木』の葉をイメージしたチョコレートがトッピングされています。これらの取り組みを通じて、『たまくすの木』と横浜開港の歴史への理解を深め、より多くの人々にその魅力を伝えていくことが目指されています。

福山雅治・有村架純・満島真之介・リリー・フランキー・伊藤淳史