【バナナマンのせっかくグルメ】茨城県ひたちなか市でSnow Man 目黒蓮さんがロケをしたお店まとめ

2025年11月9日放送の【バナナマンのせっかくグルメ】茨城県ひたちなか市で、Snow Man 目黒蓮さんがロケをしたお店をまとめて紹介します。

ふじ屋は、茨城県ひたちなか市東石川に2021年9月にオープンした、昼と夜で異なる魅力を持つ個性的な飲食店です。

店主の藤原さんは、長年の夢だった自身のお店を持つという目標を実現するため、会社勤めと並行して準備を進めました。マイホームではなく自分の店を選んだという熱い思いがその背景にあります。開店からの1か月間は、準備と現実のギャップに苦労しながらも、家族の支えを受けて一歩ずつ成長してきました。浩さんと真菜さんが切り盛りするお店です。

この店の最大の特色は、時間帯によってメニューが変わる「二毛作スタイル」。昼はボリューム満点のとんカツを中心とした揚げ物定食、夜は茨城が誇るブランド牛常陸牛を炭火で楽しめる焼肉店へと変わります。
初めて訪れるお客さんからは「両方同時に食べられないのですか？」と驚かれることも多いそうですが、それぞれの時間帯に専念することで、料理の質を高く保っています。

ロケで紹介した特大のカキフライに使用するのは大ぶりな広島県産の牡蠣。肉厚でプリプリな身と濃厚な味わいが特徴で、そのカキに 粗めのパン粉をまとわせ低温の油へおよそ7分じっくり揚げます。茨城県産のコシヒカリとしじみ汁と一緒にいただきます。

サクサクに揚げられたロースカツも看板料理で、ご飯と味噌汁は一度だけおかわりが可能で、満足感のある食事が楽しめます。揚げたての衣は軽やかで、ソースがなくてもそのまま美味しく食べられると評判です。

夜の焼肉タイムでは、常陸牛盛り合わせが人気です。カイノミ、ザブトン、上ロース、上カルビといった希少部位を一度に楽しめ、炭火で焼くことで肉本来の旨味が引き立ちます。上タン塩やハラミも柔らかく、炭火焼ならではの香ばしさが魅力です。
サイドメニューのオイキムチ、チョレギサラダ、ナムルなども丁寧に作られており、焼肉だけでなく野菜料理も充実しています。
店内は清潔感があり、煙の少ない環境で服に匂いがつきにくい配慮もなされています。

大進は昭和50年（1975年）頃、JR常磐線の勝田駅前で創業した手打ちラーメン店で、現在はひたちなか市元町にあります。
この店は、茨城県のご当地ラーメンとして知られるスタミナラーメン発祥の地として地元で親しまれており、昭和54年に現店主の川崎正悟さんが経営を引き継ぎました。

1970年頃、大進のオーナーが餡かけラーメンを発案し、当時の店長だった長井順一さんが「学生に安くて栄養のあるものを食べさせたい」という想いから作り上げたのがスタミナラーメンの始まりです。このラーメンは、日立製作所の企業城下町として発展した勝田で、工場労働者や鉄道関係者、学生たちに支持され、地域のソウルフードとなりました。現在は店主の正悟さん家族が切り盛りしています。

焼肉ラーメンの最大の特徴は、国産豚モモ肉の薄切りに特製の粉をまぶし、丁寧に油で揚げた後、甘辛いあんかけと絡める独特の調理法にあります。
スープには香味野菜・豚骨・鶏ガラなどを煮込んだコク深いスープ。まろやかな甘さが特徴の甘口醤油に合わせます。店主自ら手打ちで作る極太麺と、餡は醤油ベースのつゆメ一味唐辛子の甘辛味です。そこへ豚肉のからあげしっかりまぜ合わせることで、からあげの衣の片栗粉がとけ出してとろみが出ます。

名前には「焼肉」とありますが、実際には竜田揚げのようにカラっと揚げられた豚肉が使用されており、これが大進ならではの個性を際立たせています。
この揚げた豚肉は10個から15個ほどたっぷりと盛り付けられ、ボリューム満点です。肉自体の味付けは控えめですが、甘辛いあんと一緒に食べることで絶妙なバランスが生まれ、何度でも食べたくなる中毒性のある味わいを楽しめます。

大進ならではのオリジナルメニューが焼肉冷やしです。昭和58年頃、川崎さんが「スタミナラーメンがいずれ廃れるのではないか」との危機感から考案しました。国産豚肉の薄切りを特製粉にまぶして油で揚げ、甘辛い特製あんで和えた独創的な一品で、冷水で締めた極太の手打ち麺の上に熱々のあんをたっぷりとかけています。具材はシンプルにわかめ、コーン、刻みネギ、揚げた豚肉で、一般的なスタミナラーメンとは異なり野菜はほとんど入っていません。甘さと辛さのバランスが絶妙で、粘度の高いあんが自家製の太麺によく絡み、やみつきになる味わいです。

焼肉冷やしは、訪れる客の7〜8割がこのメニューを注文するほどの定番となっています。「焼肉」という名前ですが、実際には揚げた豚肉で、カリッとした食感が特徴です。手打ちの太麺はもちもちとした食感で、うどんのような太さがあり、熱々の甘辛あんとの相性が抜群です。一見大盛りに見えるほどのボリュームで、並盛りでも十分な食べ応えがあります。コーンの甘みとわかめの食感が濃厚なあんの単調さを和らげ、最後まで飽きずに楽しめる工夫がされています。

このほか、茨城のご当地グルメとして知られるスタミナラーメンとスタミナ冷やしも人気メニューです。レバー、キャベツ、カボチャ、ニンジン、ニラといった野菜がたっぷり入った甘辛い醤油あんがかかっており、栄養バランスに優れています。豚骨と鶏ガラベースのスープに、洋食修業時代に培った技を加え、独特の甘味を帯びた風味が特徴です。

さらに大進ラーメン（塩）は、ホタテ、エビ、イカなどの魚介と白菜、人参、キャベツなどの野菜がたっぷり入り、魚介とのダブルスープで濃厚な味わいが楽しめます。五目みそラーメンは自家製合わせ味噌を使った具だくさんのラーメンで、日本人好みの優しい味わいです。

すべてのメニューに使用される手打ち麺は、特別に吟味した国産の材料を一昼夜かけて丹念に練り上げ、包丁で切った自家製麺です。勝田駅から徒歩数分という好立地にありながら、開店前から行列ができる人気店で、休日には1時間待ちになることもあります。

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