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池尻大橋駅「ロシア料理 サモワール(SAMOVAR)」
長い年月をかけて地元の食通たちに愛され続け、2006年に二代目として酒井宗康さん・正恵さんご夫婦が引き継いだのを機に、現在の世田谷区池尻へと移転しました。
池尻大橋駅から246沿いに10分ほど歩いた三宿交差点近く、旧大山街道の裏道に面したひっそりとした佇まいのお店です。
店名の由来にもなっているロシアの伝統的な湯沸かし器「サモワール」が、店内のあちこちに飾られていて、蛇口のついた金属製のずんぐりとした器具は、装飾品としてだけでなく、ロシアの食文化そのものを体感させてくれるシンボル。
コンクリート打ちっぱなしの床にウッディなアンティーク家具が並び、棚にはマトリョーシカやチェブラーシカの人形が可愛らしく置かれた空間は、席数がわずか15席ほどしかなく、まるでモスクワのどこかの路地裏に迷い込んだような、秘密めいた雰囲気が漂っています。
グルメ通として知られる芸能人たちが足繁く通うことでも知る人ぞ知る存在で、穴場感を大切にしたいファンも多い一軒です。
お店の看板メニューといえば、やはりビーフストロガノフです。
日本でよく見かける茶色いソースの炒め煮とは一線を画し、サモワールのビーフストロガノフはサワークリームでじっくりと煮込んだ、クリーミーで白いルックスが特徴。口に運べばコクと酸味が絶妙に絡み合います。
ロシアのビールや、かつてはジョージア(グルジア)産ワインとの相性も抜群で、料理と飲み物がひとつの食体験として完結するような、満足感の高い一皿です。
ウクライナ風ボルシチもはずせません。
ビーツの鮮やかなピンク色のスープに、牛肉からじっくりと煮出した澄んだ出汁、じゃがいもや人参、玉ねぎ、キャベツが静かに沈んでいます。
味わいはトマトの酸味とビーツの甘みが寄り添って、体の芯からほぐれていくような優しさ。
また、ピロシキはオーブンで焼き上げたタイプで、サクッとした薄めの生地の中にじゃがいもと挽肉がぎゅっと詰まっています。
揚げ物とは違うあっさりとした後口が心地よく、ついつい追加注文したくなる素朴さがあります。さらに、ガルショーク(牛肉とキノコの壷焼きシチュー)もお見逃しなく。マッシュルームや占地と牛肉をブラウンソースで壷の中に仕込み、オーブンでじっくりと蒸し焼きにした料理で、壷の側面にはロシア語でサモワールと刻まれているのもさりげなく粋です。
- 創業76年!著名人御用達のロシア料理
| 住所 | 東京都世田谷区池尻2-9-8 エンドウビル 1F |
|---|---|
| 電話 | 03-3487-0691 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
