2025年12月30日放送の【人生最高レストラン】でゲストの氷川きよしさんが紹介した、麻婆豆腐のお店は自由が丘『状元樓』です。

Shanghai Dining 状元樓は1955年に横浜中華街で創業した上海料理の老舗で、その姉妹店として自由が丘にも店を構えています。

自由が丘店は2023年5月22日に駅前再開発に伴い、すずかけ通り沿いの新しい場所へ移転リニューアルオープンしました。本店は創業以来3代にわたり女性が店主を務めており、女性ならではの繊細な感性とおもてなしの心が料理やサービスに息づいています。
店内は1920年代のフランス租界時代の上海邸宅をイメージした造りで、神秘的でノスタルジックな雰囲気が漂います。上海から取り寄せた調度品が随所に配され、まるでタイムスリップしたかのような異国情緒を味わうことができます。

名物は何といっても状元特上フカヒレ姿の土鍋煮込みです。
毎日8時間かけて鶏ガラや豚骨を煮込んで作り上げる白湯スープは、コラーゲンと旨味がぎゅっと凝縮されており、このスープで丁寧に煮込まれたフカヒレはとろけるような食感に仕上がります。白木耳や季節の野菜も加わり、野菜の甘みとフカヒレの上品な味わいが見事に調和した逸品です。横浜中華街フードフェスティバルでもグランプリを獲得した実力派の料理で、多くのファンを魅了し続けています。

人気の料理としては窯焼き北京ダックが挙げられます。専用の窯でじっくりと焼き上げられた北京ダックは、皮はパリッと香ばしく、肉は驚くほどジューシーです。
薄く焼いた皮に甜麺醤を塗り、ネギと共に包んでいただくスタイルは、まさに本場の味わいそのもの。テーブルで目の前で切り分けてくれるパフォーマンスも、特別な食事の時間を演出してくれます。

その他にも上海式昔ながらの角煮は、豚肉を長時間じっくりと煮込んだ家庭的な温かみのある味わいで人気です。

ゆず胡椒小籠包は和のテイストを取り入れた創作点心で、点心品評会で銅賞を受賞した一品。

さらに海鮮入り生姜チャーハンは新作メニューグランプリで最優秀賞に輝いた自慢の炒飯で、生姜の爽やかな香りと海鮮の旨味が絶妙にマッチしています。

伝統的な上海料理である「老菜」と、旬の素材や斬新なアイディアを取り入れた「新菜」の両方を楽しめるのが状元樓の魅力です。女性オーナーの感性が光る彩り豊かな料理の数々は、訪れるたびに新しい発見と感動を届けてくれます。

加藤浩次・島崎和歌子・YOU・朝日奈央・氷川きよし・新しい学校のリーダーズ