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南フランスの松の大木レストラン「La Table de KAMIYA」
日本人シェフの神谷貴之さんとフランス人パティシエールのクレール夫人が、6年前にオープンしました。神谷シェフは東京の料理学校を卒業後、日本で8年間修業を積み、その後フランスに渡りました。ド
ルドーニュ地方の一つ星レストランLe Vieux LogisでMOF(フランス最優秀職人)のヴァンサン・アルノー氏のもとで研鑽を積み、さらにエズ村の一つ星レストランChâteau Ezaでスーシェフとして3年間腕を磨いた経歴を持ちます。現在はミシュランガイドに掲載され、ゴー・エ・ミヨで13.5/20点、2トック(シェフ帽)の評価を受けています。
レストランの最大の特徴は、店内の天井を突き抜けて伸びる樹齢約100年の海松の木です。この堂々とした松の木は、モダンで洗練された店内空間に自然の雄大さをもたらし、他のレストランでは体験できない独特の雰囲気を演出しています。
海辺という立地と相まって、この松の木はレストランのシンボルとなっており、まるで自然と調和した食事空間で過ごしているかのような特別な時間を提供してくれます。番組ではお店の雨漏りをビフォーアアフターしました。
料理は、神谷夫妻の故郷である日本と、第二の故郷となったプロヴァンス地方の融合が表現されており、フランスの伝統的な調理技術に和歌布、おろしソース、柚子といった日本の食材を控えめに取り入れた独創的なスタイルが魅力です。
アーモンドクラストのスズキがあります。プロヴァンス産の新鮮なスズキにアーモンドの衣をまとわせ、ズッキーニとピストゥソースを添えたこの一皿は、南フランスの食材を活かしながら日本の繊細な調理技術が光る代表的な料理です。
さらにマルムールの緑アスパラガスのパンナコッタは、レモングラスとコンバワの爽やかな風味にエビの食感を組み合わせた前菜で、季節の食材を使った創意工夫が感じられます。
イベリコ豚のパン粉焼きは、パンコをまぶして焼き上げた豚肉に春野菜を添えた一品で、柔らかな肉質とカリッとした食感のコントラストが楽しめます。
メニューは毎月変わり、その時々の市場の食材を活かした料理が提供されるため、訪れるたびに新しい発見があります。
看板デザートのババ・オ・ラムは、ラム酒に浸したケーキにマダガスカル産バニラクリームを添えたこのデザートは、ミシュランガイドでも「この世のものとは思えない」と絶賛されています。
クレール夫人の繊細な技術が光る一品で、伝統的なフランス菓子に彼女ならではの感性が加わった完成度の高さが評価されています。ふわりと軽やかな食感とバニラの芳醇な香りが絶妙に調和し、食事の締めくくりにふさわしい感動を与えてくれます。
- 6年前 南フランスにレストラン開店
口コミ・予約
La Table de Kamiya(カーニュ・シュール・メール)に行くならトリップアドバイザーで口コミ、地図や写真を事前にチェック!La Table de Kamiyaはカーニュ・シュール・メールで4位(204件中)、4.8点の評価を受けています。 2025/9/5時点の情報です。
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La Table de KAMIYA / セミ・グルメレストラン / Cagnes-sur-Mer
Cagnes-sur-Mer、La Table de
KAMIYAの公式ウェブサイトへようこそ、オンライン予約
– 海辺の松の木陰で、モダンで洗練……
www.la-table-de-kamiya.fr
| 住所 | 52 Prom. de la Plage, 06800 Cagnes-sur-Mer, フランス |
|---|---|
| 電話 | 04 93 89 71 54 |
所ジョージ・林修
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[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
