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フランス南アルプスのミシュラン獲得レストラン「Auberge Quintessence」
標高1700メートルの山の頂に佇むこの建物は、もともと1962年に羊飼いによって建てられた避難小屋で、4か月にわたる改装工事を経て生まれ変わりました。
ビヨー夫妻は2000年にレ島で出会い、2009年からニースの山間部であるオー・ペイ・ニソワ地方に移り住み、メルカントゥールの山々に魅了されたといいます。
レストランは2019年にミシュランの一つ星を獲得し、ゴー・ミヨでは14.5点の評価を受けています。
このオーベルジュの特徴は、シェフのクリストフが自ら近隣の山々で採取する野生のハーブや花を使った料理です。
クリストフさんは常に新しい地元の生産者を探し求め、オーベルジュの周辺に自分の野生の庭を作り上げました。
彼の料理哲学は明快で、「顧客への敬意は、食材への敬意から生まれる」という信念を貫いています。季節ごとに変わる唯一のコースメニューを提供しており、ティネ渓谷やこの地域の豊かさを生み出す生産者たちに合わせて献立を組み立てています。
チーズは妻のポリーヌさんが見守る専用のセラーで丁寧に熟成され、野菜の乳酸発酵、フォアグラ、エスカルゴ、柑橘類の塩漬け、コインスのジャムなども保管されています。
山のイラクサのカプチーノは、クリーミーで繊細な味わいのこのスープは、地元の山で採れるイラクサを使用しており、訪れる人々を魅了しています。
ミシュランガイドでも特に言及されているこの一皿は、メルカントゥールの自然の恵みを存分に味わえる代表的な料理となっています。
柑橘類のコンフィやサバイヨンソースで仕上げた白アスパラガスのローストは、酸味と甘みのバランスが絶妙なこの一皿は、アスパラガスの美しさを最大限に引き出しています。
また地中海産マグロの軽い燻製は、コンフィのような食感に仕上げられ、オキザリスの植物的な香りが微妙なバランスを生み出しています。
ロンゴン高原産仔牛肉は、赤ワインでコンフィしたシャロットと、松の実とハーブクリームを詰めたズッキーニの花を添えて供され、巧みに調和した味わいが楽しめます。
客室は全7室で、キングサイズのベッドとイタリアンシャワーを備えた快適な空間となっています。
ミシュランのページ
Auberge Quintessence – Roubion – ミシュランガイドレストラン
Auberge Quintessence – ミシュランガイド フランス に掲載の 2025の ミシュラン 一つ星: 優れた料理 レストラン。ミシュラン調査員のコメント、価格帯、料理のカテゴリー、開店時間、ミシュランガイド公式ウェブサイト…
| 住所 | Rte du Col de la Couillole, 06420 Roubion, フランス |
|---|---|
| 電話 | +33 4 93 02 02 60 |
所ジョージ・林修
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
