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小倉白玉あんみつ 湯島駅「甘味処 みつばち 本店」
初代店主の嶋田当与さんが氷業「嶋田屋」として事業を始めたのが始まりで、戦後に現在の店名に改められました。地下鉄千代田線湯島駅から徒歩5分の小さな商店街に位置し、今でも当時の思いそのままに多くの人々に愛され続けています。
このお店でしか味わえない名物料理は小倉アイスです。大正4年に誕生したこの小倉アイスは全国初の商品として知られており、偶然から生まれた逸品でもあります。創業者が冷夏で売れ残ったかき氷用の煮小豆を桶に保存していたところ、翌朝凍りかけた小豆の美味しさに驚き、購入したばかりのアイスクリーム製造機で混ぜてみたのが小倉アイス誕生のきっかけでした。
北海道産大納言小豆と塩、砂糖、水だけで作られるシンプルな構成ながら、乳脂肪分ゼロでありながら小豆の粘りがまろやかな舌触りを生み出しています。さっぱりとした後味でありながら小豆本来の深い甘さが感じられる、日本の夏にぴったりの冷菓です。
人気の小倉あんみつは四季を通して愛される看板メニューです。プルプルとした寒天に歯応えの良いえんどう豆、色とりどりのフルーツ、もちもちの白玉、そして店内限定の抹茶求肥が彩り豊かに盛られています。トッピングには自慢の小倉アイスがのせられ、別添えのポットには沖縄産黒糖を通常の3倍使用した濃厚な自家製黒蜜が入っています。この黒蜜は昭和時代から変わらぬスタイルでポットに入れて提供されており、とろりとした粘りとコクのある風味が各具材にしっかりと絡んで絶妙なハーモニーを奏でます。
氷あずきは小倉アイス誕生のきっかけとなった歴史ある一品で、形を崩さずに煮た小豆の上にふわふわの削り氷がたっぷりのった素朴な味わいです。
創業100年を記念して作られた黒糖アイスは沖縄産黒糖の旨味を存分に楽しめる濃厚な逸品で、まるで黒蜜をなめているかのような贅沢な味わいです。
- 餡の代わりに小倉アイス
ホームページ
創業100年歴史をもつ“甘味処 みつばち”の公式ホームページです。甘味処 みつばちはこれからも変わらない美味しさで多くのお客様に愛され続けるお店を目指します。是非とも湯島にいらした際はお立ち寄りください。
www.mitsubachi-co.com
| 住所 | 東京都文京区湯島3-38-10 ハニービル 1F |
|---|---|
| 電話 | 03-3831-3083 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!






