【ニッポン行きたい人応援団】冷やしみたらし『赤坂青野』夏の和菓子のお店の場所

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(月)放送の【世界!ニッポン行きたい人応援団】フランス人のディミトリさんがロケで紹介した、冷やしみたらしのお店はスティーブ・ジョブズも愛した『赤坂青野』です。

冷やしみたらし 赤坂駅「赤坂青野 本店(あかさかあおの)」

赤坂青野は1899年(明治32年)に創業した老舗和菓子店で、東京都港区赤坂に本店を構えています。

江戸時代から飴の類の駄菓子売りをしていた先祖が、明治維新後の文明開化とともに大福やぼた餅、ようかんなどを扱う餅菓子屋「青野」として転業し、明治32年に現在の赤坂の地に移転して今日まで続いています。

明治以降の赤坂には高位高官のお邸が多く存在し、それらのお邸の御用聞きをしていたという歴史は、赤坂青野の品格ある和菓子作りの礎となっています。

驚くべきことに、アップルの創業者スティーブ・ジョブズも愛好者の一人で、当主の青野啓樹氏が届け先を知らされることなく、2週間おきに半年間カリフォルニアまで和菓子を定期配送していたというエピソードが残されています。

連日完売の冷やしみたらしは、この老舗和菓子店が誇る夏限定の特別な和菓子です。一般的なみたらし団子とは全く異なり、タピオカ粉をベースにした独特な製法で作られているのが最大の特徴です。
箱を開けた瞬間に目に飛び込んでくるのは、表面張力ぎりぎりまで注がれた濃厚な黄金色のみたらしタレの海です。このタレの中に12個のお団子がお行儀よく整列して沈んでおり、その美しい光景は多くの人を驚かせます。
タピオカ粉を熱湯で手作業により練り上げて作るお団子は、冷やしても固くならず、ぷるるんとした滑らかで柔らかな食感を実現しています。甘辛く濃厚でキリリとお醤油が効いたタレは、冷やすことでより一層その美味しさが際立ち、夏の暑さを忘れさせてくれる絶品の味わいです。

名物は、風呂敷包み餅スタイルの赤坂もちがあります。3代目が工夫したこの看板商品は、刻んだクルミ入りのふっくらとした黒糖入りの餅に、厳選した大豆のきな粉をたっぷりとまぶしたもので、上品な甘さとなめらかな舌ざわりが特徴です。
小風呂敷に楊枝を添えてお届けするスタイルは青野が最初に始めたもので、気取らずオープンスタイルで楊枝を使ってきな粉をたっぷりまぶしながらいただくのが通の食べ方です。

人気商品の一つぶは、蜜でじっくり煮詰めた栗を丸ごと一つ白餡で包み焼き上げた贅沢な一品で、これも青野が最初に始めた工夫として有名です。当時の栗饅頭は食べやすいように栗を砕いて入れるのが定番でしたが、青野では栗本来の美味しさを味わってもらえるよう栗を丸ごと入れるデザインを考案しました。

食べログ
  • 冷やしみたらし 1080円
  • スティーブ・ジョブスが愛した和菓子
  • 冷やしみたらしは販売開始から3年

ホームページ

住所 東京都港区赤坂7-11-9
電話 03-3585-0002

織田信成・高橋茂雄・サバンナ・筒井あやめ・乃木坂46・増田明美・大塚芳忠

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!

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