【ニッポン行きたい人応援団】西京焼のり弁・銀だら『近幸』京都のお店の場所

2025年7月14日（月）放送の【世界！ニッポン行きたい人応援団】キプロスの“西京焼き”を愛する料理人アレックスさんご招待で紹介した、西京焼のり弁・銀だらのお店は『近幸』です。

近幸は明治後期創業の老舗鮮魚店で、京阪電車清水五条駅から徒歩1分、五条大橋のすぐそばにあります。川端五条角で明治創業の老舗として、近隣の料理屋やお住まいの方から重宝されてきました。現在は近幸四代目の石田浩三さん（49）を中心に先代も現役でお店を切り盛りしています。

料理人や近隣住民など、客がひっきりなしに訪れるこの店は、京都市中央市場や明石港から仕入れた新鮮な魚介を扱い、長年培った目利きで舌の肥えた京都の人々を満足させています。明治時代から京都の食文化を支え続けてきた歴史あるお店として、地元の方に愛され続けているのが特徴です。

銀だらの京味噌漬けが入ったのり弁当が人気で、シンプルに味噌の甘みと魚の旨みを感じる昔ながらの京味噌漬けで、遠火でじっくり焼きあげた銀だらは、脂ののり具合が良いのが見て分かるほどツヤツヤで、売り切れ必至の人気商品となっています。

おかずは店で手作りしており、鯛のちくわを使った天ぷらなど、鮮魚店ならではの贅沢な味がぎっしり詰まっています。大きな焼魚の切り身に太いチク天、だし巻きや焼鮭コロッケなど大満足のお弁当で、上質な海苔の風味と鰹節もいいモノを使っています。魚のプロが手がけるだけあって、一つ一つの惣菜にも魚屋ならではの技術と目利きが光っています。

また、からすみを手作りしており、お正月用に店頭で立派なからすみが干してある光景も見ることができます。

バラちらし丼も評判で、新鮮な魚介を使った海鮮メニューが豊富に揃っています。また、2024年春からイートインスペースができ、魚屋さんの一角でちょい呑みができるようになりました。L字のカウンターテーブルが設置され、お弁当やお惣菜、お造りなどを店内でいただくことができ、京都のクラフトビールなどのドリンクと一緒に立ち飲みも可能です。

織田信成・眞鍋かをり・高橋茂雄・サバンナ・吉谷彩子