2025年6月23日（月）放送の【世界！ニッポン行きたい人応援団】イギリスの焼き鳥大好き親子、バツラフさん・アイザックくんがロケで紹介した、焼き鳥のお店は学芸大学『やきとり 右羽。』です。

やきとり右羽。は、人気店『鳥さわ 学芸大学』の店長だった砂田健二さんが、その跡地を引き継ぐ形で2023年11月に独立して誕生した焼き鳥専門店です。

学芸大学駅から徒歩3分の路地に佇むこの店は、バーのような落ち着いた店内で、8割近くが常連という温かい雰囲気に包まれています。砂田さんは和食を経て焼き鳥職人に転身し、3年半前から「鳥さわ」に入り、2020年から学芸大学店の立ち上げを任された実力派の店主です。

山口の地鶏「長州黒かしわ」を新たな強みとして、名店で培った技術をさらに進化させていることが最大の特徴です。火入れで低温殺菌されながら15年熟成した秘伝のタレも絶品です。

「鳥さわ」の代名詞である「大山どり」の他に「長州黒かしわ」を採用し、天然記念物である「黒柏鶏」の血を受け継ぎ、約80～100日間平飼いでのびのびと育てられたこの地鶏は、「いわゆる地鶏ほど硬くなく、大きめの串打ちに合う適度な歯応えがあり、旨みのインパクトが強い」と砂田さんが語るほどの逸品です。大きめの串打ちスタイルは前店どおりで、新しい地鶏では脂の多い部位を中心に、しっかりと火入れして肉汁をとじ込めています。

人気の料理は低温調理で仕上げた「レバ刺し」で、濃厚ながらクリアな味わいの定番として知られています。おまかせストップ申告制のコースは低温調理のレバー刺しからはじまり、本山葵と醤油でいただく絶品の前菜として提供されます。

串打ちの前と焼く直前に日本酒で殺菌しているため、”ほぼレア”が実現している「ささみ」も名物の一つで、表面との微かな食感の違いもツウ好みの逸品です。

その他、女性が食べやすいよう骨を抜いた「手羽先」は、皮をパリッとさせるため、最後に炭を近づけ高温で焼き上げ、脂は驚くほどサッパリに仕上げられています。

またレバーと卵管を重ねる「ちょうちん」も人気で、淡白な卵管にレバーのコクが加わる絶妙な味わいを楽しめます。お食事の〆には地鶏そば、鶏そぼろご飯から選べ、「長州黒かしわ」のガラや丸鶏でとった出汁を使うラーメンも絶品です。