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熊野古道 伊勢路 馬越峠
熊野古道馬越峠の観光情報 交通アクセス:(1)相賀駅から車で5分((徒歩2時間でJR尾鷲駅へ))。熊野古道馬越峠周辺情報も充実しています。三重の観光情報ならじゃらんnet 紀北町と尾鷲市の境をなす峠。……
| 住所 | 三重県北牟婁郡紀北町相賀 鷲毛 |
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市場の超お得ランチ「おわせ お魚いちば おとと」
この施設は、ブリやタイの養殖・加工、そして近海マグロはえ縄船の操業なども手がける地元の水産加工会社「尾鷲物産」が経営しています。
このお店の大きな特徴は、水産会社が直営している強みを活かした、鮮度へのこだわりです。
特に注目を集めているのは、毎朝10時30分から開催される「朝とれお魚市」で、自社の定置網や尾鷲漁協魚市場から、捕れたばかりの新鮮な魚介類が直接運び込まれ、お値打ち価格で並びます。
魚市が始まる時間には行列ができるほどの人気で、土曜日はさらに規模を拡大して開かれるため、見逃せないイベントとなっています。また、自社の近海マグロはえ縄船「良栄丸」を持っていて、この船が水揚げをする際には、新鮮なマグロの即売が行われることもあり、多くの人で賑わいます。入港情報はウェブサイトで随時お知らせしているので、チェックしてから訪れるのも楽しみの一つになりますね。
店内の奥にある「おわせ魚食堂」では、その日の獲れたての味を堪能できます。食堂はセルフスタイルになっていて、海鮮丼などのオーダーメニューと、ショーケースに並んだお刺身や煮魚、焼き魚、フライなどの日替わりのお惣菜を自由に組み合わせて、自分だけのランチを楽しめるのが好評です。
尾鷲港で水揚げされた魚を中心にした新鮮なお刺身は、毎日変わる日替わり料理のなかでも特に人気があります。また、地元の野菜を使った料理も並び、素朴ながらも滋味深い地元の味を知ることができます。ゆったりとした広い店内には、お子さま用の食器やイスも用意されていて、ご家族連れの方も安心して食事を楽しめます。
| 住所 | 三重県尾鷲市古戸野町2-10 |
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| 電話 | 0597-23-2100 |
伊勢神宮
五十鈴川駅「赤福 本店(あかふく)」
300年以上の長きにわたり、お伊勢参りの旅人を変わらぬ姿で迎え続けている老舗の和菓子屋さんです。店名である「赤福」は、「赤心慶福(せきしんけいふく)」という言葉から二文字をいただいたと伝えられています。
これは、「赤子のような偽りのないまごころをもって、他人の幸せを喜ぶ」という意味が込められた、大変に心温まる名前です。現在の本店建物は、明治10年(1877年)に伊勢一帯を襲った台風の被害を乗り越えて再建されたもので、伊勢の町屋の風情を残す切妻屋根と海老茶色ののれんが、今も昔と変わらぬ佇まいを見せています。
赤福本店の一番の特徴は、なんといっても清らかな五十鈴川に面した開放的な造りです。座敷や縁側に座ると、目の前に流れる川のせせらぎや、その向こうに見える朝熊山(あさまやま)などの緑豊かな山並みを眺めながら、ゆったりとお餅を味わうことができます。
お伊勢参りは早朝から始まるため、本店は一年を通じて朝5時から開店し、参拝を終えた方々を温かいほうじ茶とともにお迎えする心意気を大切にしています。この「ただの一日も欠かすことなく続ける」という姿勢は、かつて庭先の句碑で俳人、山口誓子先生によって詠まれたほどのエピソードとして残っています。また、店内では朱塗りのかまどに薪がくべられ、おもてなしの番茶が沸かされており、その香ばしい薫りがお店全体に広がり、お客様の旅の疲れを優しく包み込んでくれます。
毎日、本店では「餅入れさん」と呼ばれる女性職人さんが、一つ一つ丁寧に赤福餅を仕上げる様子を見ることができます。白いお餅の上にのせられたこし餡の三筋の形は、伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川の清流、そして白いお餅が川底の小石を表しているとされています。この繊細で美しい形は、熟練の職人さんの指先によって一つ一つ真心込めて生み出され、素朴でありながらも奥深い味わいのお餅を一層引き立てます。
定番の赤福餅に加えて、赤福本店ならではの季節の楽しみとして、毎月1日(元日を除く)に月替わりで販売される特別な餅菓子、朔日餅(ついたちもち)があります。これは、毎月一日に無病息災を願って伊勢神宮を参拝する「朔日参り」のお客様をもてなすために作り始められたものです。例えば、9月には収穫の喜びを祝うおはぎの萩の餅、12月にはうっすらと雪化粧をした大地に見立てた雪餅など、その月ならではの風情を映したお餅が並びます。さらに、夏期には冷たい赤福氷が登場し、抹茶蜜のかかったかき氷の中に、赤福餅の餡とお餅が別々に入っていて、暑い季節に涼をもたらしてくれます。一方、寒さが厳しくなる冬期には、温かい赤福ぜんざいが用意され、一年を通じて季節ごとの楽しみを訪れる人々に届けてくれます。これらの季節限定の品は、本店をはじめとする一部の直営店でしか出会えない特別な味として、多くの方に愛され続けています。
松阪が誇る名物グルメ、鶏の網焼き
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
