【なりゆき街道旅】土佐あかうしワラ焼き&四万十ポークの角煮『草や』高知郷土料理のお店を紹介〔中山秀征〕

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放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、中山秀征さんがゲストで紹介した、土佐あかうし&四万十ポークの角煮のお店は『草や』です。

土佐あかうし&四万十ポークの角煮 県庁前駅「草や」

草やは高知市鷹匠町の住宅街に静かにたたずむ古民家で、からだがほっとする和食が楽しめるお店です。高知城から鏡川方面へ歩くこと15分ほど、築70年以上の日本家屋の趣ある佇まいに、みどり色の暖簾が目印となっています。とさでん交通伊野線の県庁前駅から徒歩3分という便利な立地にありながらも、広い敷地には四季折々の植物が彩る日本庭園が広がり、訪れる人を穏やかな空気感で包んでくれます。店内は総席数20席のゆったりとしたテーブル席が配され、窓からは美しいお庭を眺めながら食事を楽しむことができます。2024年11月に開業15周年を迎えた名店で、高知県の「県民総選挙2014」にも選抜されるなど、地元の方々からも厚い信頼を得ています。

このお店の一番の特徴は、高知ならではの田舎寿司をコースでいただけることです。田舎寿司は魚や海苔が手に入りにくかった山間部で誕生した郷土料理で、山の幸を使ったお寿司として高知県民に愛されています。草やの田舎寿司は米酢ではなく柚子果汁を酢飯に使用しており、柚子酢が爽やかに香る優しい甘さが特徴です。りゅうきゅう、みょうが、しいたけ、こんにゃくといった県内各地から集めた食材をネタに使い、鮮やかな色彩も美しい一品となっています。この田舎寿司は7日前までの予約が必須となっており、草やを代表する人気メニューとして知られています。

人気メニューとしては、ランチタイムのロングセラーでもあった土佐あかうし牛すじカレーが挙げられます。土佐あかうしは高知県のみで生産される褐毛和種で、年間わずか600頭ほどしか出荷されない希少な和牛です。うまみの濃い赤身が特徴で、脂も口溶けがよく甘みがあり、幅広い年代から愛されています。この土佐あかうし牛すじカレーは毎日食べても飽きない味として評判で、現在はテイクアウトでも楽しめるようになっています。

そのほかにも、新鮮な高知県産野菜をふんだんに使った料理が魅力です。高知野菜のバーニャカウダは、ズッキーニ、パプリカ、胡瓜、コリンキーなど約10種類もの新鮮野菜がワンプレートに盛られた色鮮やかな一品で、宇佐産うるめを使った自家製アンチョビソースでいただきます。土佐ジローやはちきん地鶏といった高知の地鶏、久礼や宇佐で獲れた鮮魚、四万十ポーク、嶺北のあかうしなど、地物にこだわった食材を丁寧に仕込んだ料理の数々が揃います。野菜もなるべく県産で生産者が見えるものを厳選しており、出汁にこだわった優しい味わいが心と体にすーっとしみ込むと好評です。お酒も充実しており、高知の地酒を中心に、柑橘や高知果実を使った自家製果実酒、自然派ワインなど豊富に取り揃えられ、料理と合わせてゆったりとした時間を過ごせます。


食べログ
  • 地物鮮魚お刺身盛り合わせ
  • 土佐あかうし、藁焼きもも 1人前3800円~
  • 鶏もろみ味噌チーズピザ 1400円
  • 四万十ポーク角煮 950円
  • 高知の鮮魚や土佐あかうしなど郷土料理が味わえる
  • 幻の土佐あかうし&四万十ポークの角煮
  • ぶしゅかん
    スッキリとした上品な香りが特徴の柑橘類
    四万十エリアで栽培

和食 | 草や | 高知県(からだがほっとするごはん処)

高知の旬のものをふんだんに使った体がよろこぶようなホッとする和食。入り口に草色の暖簾。風の抜ける古民家「草や」でゆっくり過ごしませんか。…

kusaya-kochi.com

公式サイトを見る

住所 高知県高知市鷹匠町2-1-41
電話 088-855-3436

ハナコ・コカドケンタロウ

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!

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カテゴリー: なりゆき街道旅
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