【なりゆき街道旅】箱根・芦ノ湖で巡ったロケ地・お店まとめ〔中山忍・松本明子〕

2025年10月19日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、中山忍さん・松本明子さんがゲストで紹介した、箱根・芦ノ湖で巡ったロケ地・お店まとめ。

ベーカリー＆テーブル 箱根は、芦ノ湖畔に佇む三階建ての複合施設です。2013年7月オープン。赤倉観光ホテルと伊豆の東府やResort&Spa-Izuのグループがプロデュースしています。

一階はベーカリー、二階はカフェ、三階はコーヒーバー。
芦ノ湖の絶景が魅力で、屋外の「足湯テラス」では源泉の足湯に浸かりながら湖の景色を楽しめます。

看板メニューは、2024年カレーパングランプリ金賞受賞の米粉のカレードーナツ。デニッシュ生地で根菜とベーコンを巻き込み、寄木細工をイメージした四角い形の箱ねも人気です。

一階のパーラーでは、テイクアウトのドリンクと一緒に、自家製のハニートーストに丹那牛乳ソフトクリームをたっぷりのせたパン de ソフトを味わえます。
焼き立てパンの香ばしさと冷たい甘さが絶妙です。

三階のCoffee & Vista HAKONEでは、自家焙煎のスペシャルティコーヒーをハンドドリップで淹れ、芦ノ湖の景色とともに楽しめます。

食事メニューでは、1937年の歴史と技術を受け継ぐ“1937”クラブハウスサンドが人気です。厚みのあるフォカッチャに具材を挟んだボリューム感のあるサンドイッチです。

新鮮な野菜がたっぷりのったガレット スモークサーモン＆サラダは女性に人気です。

パン好きには、北海道産の小麦を使った生地に三品種のレーズンを贅沢に入れたぶどう食パンがおすすめです。

箱根駒ヶ岳山頂（標高1,356メートル）の大パノラマスポット「箱根駒ヶ岳 芦ノソラ」が2025年4月25日にリニューアルオープン。芦ノ湖畔と箱根で2番目に高い駒ヶ岳を結ぶ「箱根 駒ヶ岳ロープウェー」終着点にあります。

「芦ノソラ」の魅力は、眼下に広がる芦ノ湖、富士山、相模湾、駿河湾を一望できる雄大な眺望。リニューアルで誕生した約400平方メートルの展望デッキ「芦ノソラ」から、地面より約3メートル突き出したデッキへ進むと、空中に浮かんでいるような浮遊感を味わえます。

しかし、箱根の山の天気は変わりやすく、多くのメディアがロケをしていますが、いつも視界が悪く、なかなか絶景の眺望を見せてくれません。

箱根チーズテラスは、リゾート地として知られる箱根のなかでも、芦ノ湖のほとりに店を構えるバスクチーズケーキの専門店で、2019年7月26日にオープンしました。
水産仲卸を主軸とする小田原の企業「鮑屋（あわびや）」が、「チーズケーキとともに箱根へ来た方々に良質な時間を提供したい」という思いから、新しいお土産の形として立ち上げたお店です。

カップ入りのバスクチーズケーキは、散策しながら食べやすいサイズで、箱根の景色とともに楽しめます。
南箱根産の牛乳と高級クリームチーズを独自の配合でブレンドし、店内の工房でひとつひとつ手作りしています。
何百回もの試行錯誤を重ねた独自の製法で、カップ入りでも焼きムラがなく、しっとりとした口当たりを実現しました。

人気は、素材本来の風味を味わえるプレーンのCUPCH（カプチ）です。濃厚なチーズのコクととろけるようななめらかさが「新感覚」と評判です。
岩塩、ブラックペッパー、醤油パウダーのトッピングで、甘さのなかにしょっぱさや香ばしさが加わり、飽きのこないさっぱりとした後味が楽しめます。

プレーンの他に、静岡産抹茶をブレンドした抹茶、ガーナ産チョコレートのビターな味わいのチョコレートなど、フレーバーも豊富です。

チーズケーキ専門店ならではのドリンクやスイーツも充実しています。冬季限定のホットドリンクチーズチーズミルクや、夏のチーズソフト、チーズタピオカミルクティーなど、テイクアウトにぴったりのメニューも揃っています。

箱根丸山物産は、江戸時代から伝わる箱根寄木細工の専門店です。昭和の初めに初代が箱根神社の鳥居のそばで「えびす屋」という木工品の土産物店を開いたのが始まりです。その後、箱根の特産品である寄木細工を専門に扱うお店へと発展しました。芦ノ湖のほとりにある箱根関所跡の通りに店を構え、外観は関所の古い建物を思わせる渋墨塗りです。

箱根からくり美術館は、日本の伝統工芸品「箱根寄木細工」と「からくり箱」を紹介する施設です。運営元の箱根丸山物産は、昭和初めに箱根神社の鳥居横で始まった「えびす屋」をルーツとし、歴代の名工に支えられ伝統の技を継承しています。

箱根寄木細工は、様々な木の自然な色合いを組み合わせ、緻密な幾何学模様を作り出すのが特徴です。美術館では、その繊細な技術と歴史的背景を丁寧に紹介し、国内外のお客様に感動を提供しています。

箱根の自然に囲まれた仙石原にたたずむ勝馬亭は、鴨やうずらといった野鳥料理を味わえる食事処です。
標高700メートルほどの高原地帯に広がる仙石原は、ススキの草原や湿原が美しく残る箱根でも特に自然が豊かなエリアで、大正から昭和にかけて避暑地として開発された歴史を持ちます。
お店では、広々とした店内から山や庭の景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

このお店の魅力は、名物料理のお狩場焼き。かつて狩りで野鳥を捕まえてその場で焼いて食べた習慣に由来する料理で、旬の素材を網の上でダイナミックに焼き上げます。
自家栽培の野菜とともに、鴨のロースやつくね、地鶏、うずらなどを炭火で焼きながら楽しめます。
焼き加減は仲居さんが丁寧に教えてくれるので、初めての方でも安心です。

特に人気が高いのが野鳥コースです。鴨のロースやつくね、
地鶏、うずらといった野鳥の肉をたっぷりと味わえるこのコースは、肉の味付けを塩かタレから選ぶことができます。
ご飯やお吸い物、刺身、小鉢も付いてくるので、ボリューム満点です。
ジューシーで柔らかい肉の旨みが口いっぱいに広がり、箱根の自然の中で育まれた食材の豊かさを実感できます。ほかにも牛コースやミックスコースなど、好みに合わせて選べるバリエーションも用意されています。

お狩場焼き以外にも、和食膳の金時膳や穴子天丼といった一品料理も充実しており、網焼き以外の楽しみ方もできます。
海と山の幸が一度に味わえる贅沢さは、箱根ならではと言えます。

鴨重も人気。厚切りにスライスされた鴨のロース肉は、やわらかくジューシーで、臭みが全くありません。
自家製の特製タレがたっぷりとかけられており、鴨肉の濃厚な旨みとタレの甘辛さが絶妙に調和しています。
一口ごとに肉の脂が口の中でとろけ、ご飯との相性も抜群です。ちょうど良い厚みにカットされた鴨肉は、食べ応えがありながらも上品で、野鳥料理が初めての方にもおすすめの一品となっています。

ハナコ・岡田圭右・中山忍・松本明子