【なりゆき街道旅】恵比寿で巡ったロケ地・お店まとめ〔檀れい・真琴つばさ〕

2025年9月21日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、檀れいさんがゲストで紹介した情報。

よつ葉ミルクプレイスは、2024年7月に恵比寿ガーデンプレイスタワー棟地下1階にオープンした、よつ葉乳業初のフルコンテンツ型アンテナショップです。

北海道の酪農家が設立した会社として知られるよつ葉乳業が、東京で初めて手がけたこの直営店では、北海道十勝の豊かな大地で育まれた牛乳の魅力を存分に体感できます。
店内は乳製品をイメージした白を基調とした明るい空間で、北海道を代表する白樺の装飾が施され、まるで牧場にいるかのような心地よい雰囲気が演出されています。

よつ葉乳業の創業は1967年で、創業者である太田寛一が酪農先進国であるヨーロッパを視察した際に、農家自身が加工から販売まで手がける姿に感銘を受け、北海道に酪農ユートピアを作ろうと決意したことから始まりました。

このお店にしかない最大の特徴は、北海道直営店で大人気のよつ葉の白いパフェ ミルクプレイスVer.です。よつ葉ソフトクリーム、生クリーム、ヨーグルト、クリームチーズ、発酵バターアイスなど、よつ葉製品の美味しさをシンプルかつ真っすぐに味わえる看板メニューとなっています。

また、よつ葉のふんわりけずりバターのパンケーキも見逃せません。薄く大きく削り出したバターが山盛りに乗せられたビジュアルは圧巻で、バターを製造する際に副産物として生成されるバターミルク粉末を使用したパンケーキは、しっとりとやわらかい食感で口溶けが軽く、生クリームとの相性も抜群です。

一番人気の料理はよつ葉のとろけるチーズソースのハンバーグで、北海道産牛豚合い挽き肉を使用した手仕込みのハンバーグに、特選よつ葉4.0牛乳とよつ葉チーズペーストで仕立てた真っ白なチーズソースを贅沢にトッピングしています。ハンバーグの下にはマッシュポテトが隠され、デミグラスソースとの絶妙なハーモニーが楽しめます。チーズ好きの方には特におすすめの一品です。

さらに苺と木苺のミルフィーユパフェでは、よつ葉ソフトクリームに苺と木苺を組み合わせ、店内で焼き上げたクロワッサンをちりばめてサクッと香ばしいミルフィーユ仕立てに仕上げています。

北海道産とうきびのパフェは期間限定のオープン記念メニューとして登場し、とうもろこし好きには見逃せない逸品です。

また、併設されたベーカリーで製造されるクロワッサンをはじめとした自家製パンは、北海道産小麦とよつ葉の乳製品を使用した他では買えない限定商品として人気を集めています。

『YEBISU BREWERY TOKYO』は、2024年4月3日に恵比寿ガーデンプレイス内にオープンしたヱビスビールのブランド体験拠点です。

施設は3つのエリアに分かれており、ミュージアムエリアでヱビスの歴史を学び、ブルワリーエリアで醸造過程を体感し、タップルームでここだけの特別なビールを味わうという、まさに五感でヱビスの世界を楽しめる唯一無二の空間となっています。

まずは歴史。
1890年にヱビスビールが誕生したこの恵比寿の地で、約35年ぶりにビール醸造を再開した特別な場所となっています。当時の日本麦酒醸造会社は「日本一のビールメーカーになる」ことを目標に掲げ、ドイツから本格的な醸造設備を取り寄せ、醸造技師を招いて本物のおいしさにこだわった品質の高いビールづくりを開始しました。
発売からわずか一ヶ月後の内国勧業博覧会では「最良好」という高い評価を受け、その品質の高さが認められています。
興味深いことに、恵比寿という街の名前はヱビスビールが先にあったことで生まれたもので、ビール輸送のために開設された恵比寿停車場が現在のJR恵比寿駅の起源となっています。

人気のビールは、フラッグシップヱビス∞（ヱビス インフィニティ）です。このビールは「Beer is ∞（ビールは無限大）」をコンセプトに開発され、ヱビスらしい王道感のある飲みごたえに加えて、高貴で洗練された苦味と香りが特徴的です。
骨格がしっかりとしていながら華やかな香りと爽やかな味わいを持ち、ビール好きはもちろん普段あまりビールを飲まない方にも親しみやすい味わいに仕上がっています。麦芽100％で作られており、復活したヱビス酵母とテトナンガーホップの絶妙な組み合わせが、過去と現在をつなぐ特別な味わいを生み出しています。

その他ヱビス∞ ブラックは黒ビールらしい深みがありながらオレンジのような香りのホップ「マンダリナバーバリア」を使用したフルーティーな香りが特徴です。

期間限定や数量限定のビールも定期的に登場し、荒木飛呂彦氏とのコラボレーション商品受け継ぐ者やバーレーワインタイプの木樽熟成ヱビスなど、ここでしか味わえない特別なビールが多数提供されています。

タップルームでは4種飲み比べセットも用意されており、少しずつ異なる味わいを楽しむことができます。

フードメニューでは、スパイスとオリーブオイルで和えたスパイシーミックスナッツやソーセージ盛り合わせなど、ビールとの相性を考えた軽食が提供されており、どれもビールの味わいを引き立てる工夫が凝らされています。

『TODAY’S SPECIAL Ebisu』は2022年11月8日に恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ地下1階にオープンした「食と暮らしの商店」です。

TODAY’S SPECIALは2012年に設立されたライフスタイルブランドで、ライフエディトリアルブランド「CIBONE」から誕生しました。約100坪の広々とした店内では様々な生活道具を販売しています。

恵比寿店の最大の特徴は、都内のTODAY’S SPECIAL店舗の中で最も植物の品揃えが充実していて、店内に入ると床から天井までたくさんの観葉植物がお出迎えしてくれます。

植物以外にも、うつわや食材、衣料品、本など様々な生活道具が並んでいます。マーケットのような賑やかな雰囲気の中で、グラノーラやナッツなどの食材をはじめ、洗剤やディフューザーなども用途や香りを選んで、持参した容器や販売しているビンやボトルに入れて持ち帰ることができる量り売りシステムを採用しています。

『デリカテッセン ヤマブキ』は、長野県小諸市で340年以上続く味噌ブランド「山吹」が手がける自家製ハム・ソーセージ専門店です。

2021年に小諸市に本店がオープンし、その東京初出店として2022年4月15日に恵比寿ガーデンプレイスにオープンしました。

店名は「山吹味噌」にちなんで名付けられ、築100年の日本家屋をリノベーションした本店は、小諸の歴史と今を感じさせるスポットとして注目されています。
恵比寿ガーデンプレイス店では、小諸から直送されるこだわりの商品に加え、店舗限定の商品も提供しています。

MASA’S KITCHENは2008年創業の恵比寿を代表する中華料理店です。

鯰江真仁シェフは岐阜県出身で、高校在学中から中華料理の世界に足を踏み入れ、その後岐阜の名店「賓宴楼」、東京・神泉の「文琳」といった一流店で研鑽を積み重ねてきました。
2008年の独立以来、ミシュラン一つ星を長年にわたって維持し続けており、その実力は多くの美食家から高く評価されています。

このお店にしかない最大の特徴は、伝統的な中華料理の技法に和洋のエッセンスを巧みに取り入れた「ヌーベルシノワ」という革新的なスタイルです。
中国料理の思想の基となる「医食同源」を大切にしながらも、四川料理の特色である唐辛子や醤を控えめにして繊細で洗練された味わいに仕上げているのがシェフ独自の技術です。

また、コース料理では伝統的な大皿料理ではなく、一人分ずつのポーションで美しく盛り付けて提供するスタイルを採用しており、見た目の美しさと食べやすさを両立させています。

店内中央にあるオープンキッチンでは、シェフの巧みな技を間近で見ることができ、料理への情熱と技術の高さを感じることができます。

シェフの創作性が光る前菜盛り合わせ。和洋の食材を織り交ぜながら、鶏肉やチャーシュー、マグロなど様々な素材を使用し、一人前ずつ美しく盛り付けられた前菜は、まさに芸術品のような仕上がりです。
「よだれ鶏」は絶品で、ごま油が効いた中華ソースとの相性が抜群です。丁寧に抽出した上湯スープや鳥ガラスープをベースに据えることで、創作料理でありながらもしっかりと中華料理としての基盤を保っているのが、この前菜盛り合わせの真髄。

その他フカヒレの姿煮は気仙沼産の上質なフカヒレを使用し、手間をかけて丁寧に下処理を施した逸品です。澄んだ上湯スープの旨みとともに、ぷるんぷるんの食感を存分に味わうことができます。

担々麺はコクのある炒りごまソースに花山椒が絡まる緻密に計算された一品で、後味にパンチの効いた辛さが印象的です。

黒酢酢豚は甘めのタレに強めの黒酢でエッジを効かせたソースが豚肉の旨味を際立たせ、相性抜群の刻み玉ねぎとともに楽しめる一品です。

ハナコ