2025年8月17日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、鈴木砂羽さんがゲストで紹介した情報。

『CAFE SAKU-G軽井沢店』は、小布施の老舗栗菓子店である栗庵風味堂が展開するカフェで、軽井沢町の旧軽井沢銀座沿いにあります。

栗庵風味堂は元治元年（1864年）の創業という160年の歴史を誇る老舗で、国産栗のみを使用した独自の手法と技術で様々な栗菓子を手がけています。

このカフェならではの特色は、地元小布施で愛される「オブセ牛乳」を使用したスイーツの数々です。定番の小布施牛乳ソフトは、濃厚でありながら口どけがよく、後味がさっぱりとした上品な味わいが特徴です。牛乳の自然な甘みと奥深いコクが感じられ、軽井沢の清々しい空気とともに味わうと格別な美味しさです。
また、宇治抹茶をたっぷりと入れた濃厚抹茶小布施牛乳ソフトも人気で、抹茶の上品な苦味と牛乳のまろやかさが絶妙に調和しています。これらのソフトクリームには可愛らしいくまさんの飾りがついており、見た目にも楽しめます。

人気のメニューは栗づくしという贅沢なパフェ風のスイーツです。小布施牛乳のソフトクリームをベースに、栗菓子店ならではの美味しい栗餡と栗の甘露煮がトッピングされ、さらに謎のくまさんもなかの皮まで添えられています。
栗好きにはたまらない、栗の風味を存分に堪能できる逸品で、さすが栗菓子屋さんだと思わせる美味しさです。

その他の名物として、米粉などをブレンドしたもちふわ生地で栗餡やカスタードクリームをたっぷり包んで焼き上げた和スイーツくまさんやきや、餅とワッフルを組み合わせた新食感デザートモッフルも楽しめます。
モッフルは外はサクサク、中はもちもちの食感で、バニラアイスクリーム、栗あん、甘露栗がトッピングされており、軽井沢に行ったら一度は試したいスイーツです。さらに抹茶黒蜜やきなこ黒蜜といったソフトクリームのバリエーションも豊富で、どれも丁寧に作られた優しい味わいが魅力です。

『漬物あいき』は、軽井沢銀座通りに店を構える、信州の味覚を届けてくれる漬物専門店です。長年にわたり、信州ならではの野菜を使った無添加の漬物を製造・販売しており、地元の方々はもちろん、多くの観光客にも愛されてきました。

店主の小須田春次郎さんは、フランスでの料理経験もお持ちで、その確かな技術と地元への愛情を注ぎ込み、一つ一つ丁寧に商品を作り上げています。

お店では試食ができ、店主自らが丁寧に説明してくれる様々な種類の漬物を試食し購入できます。

人気はやはり名物の野沢菜漬けです。無添加で塩分控えめに作られており、野沢菜本来の甘みとシャキシャキとした食感が楽しめます。さらに、この野沢菜漬けを油で炒めた「野沢菜の天ぷら」も、ここだけでしか味わえない逸品。ご飯のお供にも、お酒のおつまみにもぴったりです。

信州名物のおやきは、地元のおばあちゃんたちと協力して手作りされており、特に野沢菜がたっぷり入ったものは、1日に1,600個以上売れることもあるほどの人気ぶりです。ふっくらとした生地と、噛むほどに旨味が増す野沢菜の具材との組み合わせは絶妙です。

IMADEYA KARUIZAWA（イマデヤ カルイザワ）は、長野県軽井沢町に酒店です。2023年8月10日にオープンしたこのお店は、千葉に本店を構えるIMADEYAの6店舗目。

IMADEYA KARUIZAWAでは、日本酒、日本ワイン、焼酎、ジンなどの少量生産のクラフト酒を中心に、常時約600種類以上のお酒を取り扱っています。店内には、立ち飲みで気軽に一杯を楽しめる「角打ち」スペースも併設されており、季節に合わせた日本酒や日本ワインなどをグラスで味わうことができます。

IMADEYA KARUIZAWAで特に注目したいのは、その豊富な品揃えです。日本ワインはもちろん、フランスのブルゴーニュ地方のワインや、近年世界的に人気が高まっているナチュラルワインも多数取り扱っています。ナチュラルワインは、自然な製法で作られ、手頃な価格で可愛らしいデザインのものが多いのが特徴です。

白いごはん器のお店らいすぼ〜る軽井沢店は、軽井沢の豊かな自然に囲まれた、ごはん茶碗専門店です。

店主が全国各地を巡り、一つ一つ丁寧に選び抜いた白いごはん器は、素朴でありながらも温かみのあるデザインが特徴です。
訪れる人々が、自分だけのごはん茶碗との出会いを楽しめるよう、多彩なラインナップを取り揃えています。お店の歴史には、店主が「毎日の食事だからこそ、器にもこだわりたい」という想いから、日本全国の窯元を訪ね歩き、素材や作風にこだわった白いごはん器だけを集めたというエピソードがあります。その情熱が、今もなお多くの食卓を彩る器へと繋がっています。

『バターサンドラボ軽井沢』は2022年3月5日に長野県軽井沢町中軽井沢にオープンした長野県初のバターサンド専門店です。

中軽井沢駅から徒歩わずか2分の好立地にあり、信州の農家が手間暇をかけて生産する小麦、フルーツ、ナッツなどの地域食材を使った新感覚スイーツパルフェバターサンドで注目を集めています。

バターサンドのクリームは、牧草だけを食べて育った牛のミルクから作るグラスフェッドバターを使用したバタークリームに、信州産の様々なフルーツやナッツを贅沢に使用し、まるでパルフェのような華やかな見た目と口どけの軽さを実現しました。

パティシエが一つひとつ手作りで仕上げているため数量限定となっており、開店から1時間ほどで売り切れることも珍しくない人気ぶりです。

人気は信州完熟いちごです。長野県伊那市のいいなファーム632で栽培された「艶々甘々（ツヤツヤカンカン）」という新品種の苺を使用し、濃厚な甘みと爽やかな酸味が絶妙なバランスを生み出しています。

ナガノパープル&カベルネソーヴィニヨンは3種のブドウを使用した贅沢な一品で、巨峰のピューレを混ぜ込んだバタークリームにナガノパープルのレーズンをしのばせ、表面には希少なカベルネソーヴィニヨンのレーズンをトッピングしています。

軽井沢エスプレッソは大人の味わいが楽しめるフレーバーで、コーヒーの深い香りとバターの風味が絶妙にマッチしています。

また、信州クルミのキャラメルナッツでは、オメガ3脂肪酸が豊富な長野県産菓子クルミをはじめ、アーモンドやカシューナッツをキャラメリゼして贅沢にトッピングし、香ばしいナッツの食感とキャラメルの甘さが楽しめます。

軽井沢に佇む「ラブジャパンブランド」は、苔玉づくりや苔庭（テラリウム）づくりといった、自然を感じられる体験が人気を集めています。

和ビストロ・五感は軽井沢にある人気の料理宿「くつかけステイ中軽井沢」の姉妹店として誕生した和食レストランです。

2021年6月にオープンしたこのお店は、国道18号沿いの軽井沢高校隣りという便利な立地にあり、軽井沢駅から車で約5分の場所に位置しています。

このお店の最大の特徴は、軽井沢近郊の新鮮な食材を使った創作和食です。佐久市の長者原で無農薬栽培された野菜や、軽井沢高原の季節野菜を中心に、三浦半島から直送される鮮魚、信州のブランド肉などを巧みに組み合わせた料理を提供しています。

料理長が自ら収穫する高原野菜を使った「野菜の花かご」は、その日に手に入った最高の食材を使って作られるため、来るたびに異なる味わいを楽しめるのが魅力です。また、毎日手打ちされる地粉100％のそばも自慢の一品で、信州の美酒とともにお好みに合わせて楽しむことができます。

看板メニューの信州和牛の7種薬味と漬け物付きは、肉まぶしスタイルの料理です。この料理は、信州和牛を使用した特別な一品で、まずはそのままの味を楽しみ、次に鰹節と焙煎緑茶から作られた出汁をかけて茶漬け風に味わい、さらに7種類の薬味を加えてアレンジを楽しむという、4つの異なる味わい方ができる創作料理となっています。
信州和牛は長野県の豊かな自然環境で育てられた黒毛和牛で、脂肪が滑らかで口どけが良く、柔らかさと風味に優れているのが特徴です。

人気の料理は信州プレミアム牛のわら焼きです。ダイナミックに仕上げるこの逸品は、藁の香ばしい香りが肉の旨味を一層引き立て、ポン酢やわさびおろし、自家製の南蛮味噌と一緒にいただくことで、信州牛本来の柔らかな肉質と深い味わいを存分に堪能できます。わら焼きという伝統的な調理法と、厳選された信州プレミアム牛の組み合わせは、まさに五感で味わう絶品料理といえるでしょう。

その他の名物料理として、バラちらしや金目鯛の煮つけ、山椒味噌とそば味噌をトッピングしたふろふき大根なども人気を集めています。
バラちらしは、色とりどりの新鮮な海の幸と信州の旬野菜を美しく散らした華やかな一品で、見た目の美しさと味わいの深さで多くの方に愛されています。金目鯛の煮つけは、三浦半島から直送される新鮮な金目鯛を使用し、上品な味付けで仕上げられた自慢の逸品です。
また、冷製でもいただけるふろふき大根は、山椒味噌とそば味噌の風味が絶妙に調和し、優しい味わいで体に優しい料理として親しまれています。健康を意識したゴボウのペーストにヨーグルトを合わせたスープなど、伝統的な和食の技法に現代的なアレンジを加えた創作料理も数多く提供されており、幅広い年代の方に愛され続けています。

ハナコ・坪倉由幸・我が家・鈴木砂羽