【なりゆき街道旅】豊島園で巡ったロケ地・お店まとめ〔ダイアモンドユカイ・磯山さやか〕

2025年6月29日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、ダイアモンドユカイさん・磯山さやかさんがゲストで紹介した情報。

『みやもとファーム農家カフェ』は練馬区高松にある農家カフェで、江戸時代の建物を改築した趣ある納屋をリノベーションして2025年現在も営業しています。営業時間は土日祝日の10時〜16時（ブルーベリー摘み体験中は金曜も営業）で、直火式焙煎コーヒーや自家製の豆腐ドリンク、果樹を使ったジェラートなどを提供しています。

『みやもとファーム』ならではの魅力は、農園とカフェが一体になっていることです。ここではブルーベリーやイチゴの摘み取り体験が可能で、収穫した果実をそのまま農家カフェで味わえます。摘み取りは量り売り方式で、土日は予約制または先着順の受付になっています。カフェ併設の豆腐工房「とうふ房」では国産大豆を昔ながらの手法で加工し、できたてののむTOFUが特に好評です。

人気は農園の果実を使ったジェラートです。「ミルクいちご」「豆乳いちご」「ミルクブルーベリー」「金柑チョコラータ」「柚子ミルク」といったフレーバーが展開され、季節限定のものも多く揃います。素材の風味がしっかり感じられるようフルーツがゴロっと入っていて、カップも量たっぷり。寒い季節でも楽しむ方がいるほど評価が高い一品です。

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、2023年6月16日、練馬区のとしまえん跡地に世界最大級のハリー・ポッターの屋内型施設として開業しました。この施設はロンドンの同施設に多くの観光客が来場したため、アジアに新たな施設を建設する計画が立ち上がったもので、イギリス・ロンドンにも同様の施設があり、世界では2番目の施設となります。建物面積は約3万平方メートルであり、スタジオツアーでは過去最大級の規模を誇り、映画「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作舞台裏を体験できるウォークスルー型のエンターテイメント施設です。

このスタジオツアーの最大の特徴は、ロンドン魔法省のセットはスタジオツアー東京でしか見られないことで、映画制作と同じ英国のクリエイターたちが手作業でつくった巨大セットを慎重に運搬し、スタジオツアー東京で再構築されました。さらに、スタジオツアー東京には、スタジオツアーロンドンになかったセットがあります。その一つが、ホグワーツ魔法魔術学校の「動く階段」と「動く肖像画」です。これらの東京限定展示により、世界中のファンが新たな発見を求めて来場しています。

施設の一番人気は、魔法界でおなじみのバタービールです。バタービールはショートブレッドやバタースコッチ風味のノンアルコールドリンク。お子さまでも飲むことが可能です。甘めの炭酸で、一緒に売られているポップコーンやチップスの塩気はよく合うと評判で、ジョッキはお土産としてそのままお持ち帰り可能です。

佃宝 練馬本店は、1957年創業の老舗佃煮専門店で、伝統製法を守りながら、歌舞伎座の観劇土産として人気を博していた伝統ある佃煮店です

このお店にしかない最大の特徴は、添加物を一切使用しない佃煮づくりへの徹底したこだわりです。天然の素材とこだわりの調味料を使用し、添加物を極力排除し、良質の昆布や新鮮な魚介類を使用し、じっくりと時間をかけて煮込むことで、深い旨味と風味を引き出しているのが特色で、各素材に合わせて味を変え、漬ける時間を変えるなど最適な味を作り出す職人技が光ります。また、新潟県十日町の魚沼コシヒカリを使用した手作りおむすびや自家製焙煎珈琲豆の販売、テイクアウトコーヒーも提供しており、佃煮店としては珍しい幅広いサービスを展開しています。

お店で一番人気の佃宝煮は、昆布、浅利、竹の子、牛蒡、椎茸、人参、生姜の7種類の具材が入った看板商品です。袋を開ける前から、具がゴロゴロ入っているのがわかり、味がしっかりついており、白いご飯にこんなにも合う存在があったのかと感じさせるお味で、やわらかい”しいたけ”、歯ごたえのある”ごぼう”と食材ごとに食感が異なり、箸が次から次へと進む絶品の一品です。食材一つひとつの味わいが調和し、その名の通り店の宝といえる逸品に仕上がっています。

その他、細こぶやちりめん山椒、あさりといった定番商品に加え、若さぎやたらこ、復活を遂げた人気商品「ふき豆」などが並びます。ふっくらと炊き上げたそら豆に、やさしい甘さの蜜をまとわせた、昔ながらの素朴な味わいのふき豆は、おやつやお茶うけとして幅広い世代に愛されています。またベビー帆立や深川めしといった海の幸を活かした商品、うまい梅では塩分7％と5％の2種類を用意するなど、現代の食生活に合わせた配慮も見られます。どの商品も素材の持つ本来の美味しさを大切にした優しい味付けで、毎日の食卓を豊かに彩ってくれます。

渋谷園芸は、練馬区豊玉中にある大型園芸店です。住宅街の中に広がる、緑したたる園芸店で、敷地内に点在するケヤキの大木が心地よい緑陰を落とします。

タッポスト チャオラは、ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されたことのある「ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト」の姉妹店です。チャオラとはイタリア語で妹という意味で、豊島園駅から徒歩1分という抜群のアクセスを誇ります。オーナーの青木嘉則さんは、日本ナポリピッツァ職人協会の役員で、元々はエンジニアだったのですが、車が好きでイタリアに通ううちに、その土地の食材の味をシンプルに楽しむイタリアの食文化の虜になりました。ナポリのイスキア島にあるピッツェリアの名門『ダ カエターノ』に日本人で初の弟子入りをした、日本でナポリピッツァを広めたパイオニアである青木氏が手がけるお店として、地元練馬に根ざした本格イタリアンレストランとして愛され続けています。

お店で腕を振るうのは、嘉則さんの甥の青木大典さんで、叔父であるオーナーの影響で料理の道に進み、フレンチやイタリアンの専門店で経験を積んだという職人気質のこだわりが光る特徴があります。「ナポリピッツァはヨーロッパの伝統的特産品として、素材と作り方が厳格に決まっているんです。特徴は大きなコルニチョーネ（高く盛り上がった縁の部分）。実はこの高さも規定で決まっているんですよ」と嘉則さんが語るように、本場の技法にこだわり抜いた本格的なナポリピッツァが堪能できることで知られています。また、オープンの際には、当時日本ではまだ少なかった『飲食店でお惣菜やワインを売る』というスタイルにも挑戦しましたという先進的な取り組みで注目を集めました。

お店の一番人気は、やはり王道のマルゲリータです。本場イタリアの食材をふんだんに使用したこの一品は、外はパリッ、中はもっちりとした美味しいピッツァ生地が自慢で、香ばしくカリッと焼かれたコルニチョーネのもちもち感と、シンプルな素材のハーモニーが絶妙な仕上がりとなっています。モチモチした生地の、食感の気持ちよさが絶妙で、濃厚なモッツァレラチーズとトマトソースの程よい酸味の組み合わせがよく、アクセントの塩加減が多くの人を魅了しています。

その他の名物料理として、イタリア語で「白雪姫」という名の”ビアンカネーヴェ”があり、パルミジャーノにルッコラと生ハムもたっぷりの一品が人気を集めています。また、イタリアのファーストフード「ジンガラ」も人気で、自家製ピッツァ生地を使ったパニーニのことで、下記からジンガラに挟む具材を[2種類]お選びくださいというスタイルでカスタマイズが楽しめます。さらに、ロマーナやチンクエフォルマッジといった本格的なピッツァメニューも用意されており、各種お惣菜のテイクアウトも可能で、地元の方々の日常使いにも愛される多彩なメニュー展開が魅力となっています。

ハナコ・ダイアモンド☆ユカイ・磯山さやか