【なりゆき街道旅】ピザ・ワイン『タッポスト チャオラ』練馬区・豊島園周辺のイタリアンのお店を紹介〔ダイアモンドユカイ・磯山さやか〕

2025年6月29日放送の【なりゆき街道旅】ハナコと、ダイアモンド☆ユカイさん・磯山さやかさんがゲストで紹介した、ピザ・ワインのお店は『タッポスト チャオラ』です。

タッポスト チャオラは、ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されたことのある「ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト」の姉妹店です。チャオラとはイタリア語で妹という意味で、豊島園駅から徒歩1分という抜群のアクセスを誇ります。オーナーの青木嘉則さんは、日本ナポリピッツァ職人協会の役員で、元々はエンジニアだったのですが、車が好きでイタリアに通ううちに、その土地の食材の味をシンプルに楽しむイタリアの食文化の虜になりました。ナポリのイスキア島にあるピッツェリアの名門『ダ カエターノ』に日本人で初の弟子入りをした、日本でナポリピッツァを広めたパイオニアである青木氏が手がけるお店として、地元練馬に根ざした本格イタリアンレストランとして愛され続けています。

お店で腕を振るうのは、嘉則さんの甥の青木大典さんで、叔父であるオーナーの影響で料理の道に進み、フレンチやイタリアンの専門店で経験を積んだという職人気質のこだわりが光る特徴があります。「ナポリピッツァはヨーロッパの伝統的特産品として、素材と作り方が厳格に決まっているんです。特徴は大きなコルニチョーネ（高く盛り上がった縁の部分）。実はこの高さも規定で決まっているんですよ」と嘉則さんが語るように、本場の技法にこだわり抜いた本格的なナポリピッツァが堪能できることで知られています。また、オープンの際には、当時日本ではまだ少なかった『飲食店でお惣菜やワインを売る』というスタイルにも挑戦しましたという先進的な取り組みで注目を集めました。

お店の一番人気は、やはり王道のマルゲリータです。本場イタリアの食材をふんだんに使用したこの一品は、外はパリッ、中はもっちりとした美味しいピッツァ生地が自慢で、香ばしくカリッと焼かれたコルニチョーネのもちもち感と、シンプルな素材のハーモニーが絶妙な仕上がりとなっています。モチモチした生地の、食感の気持ちよさが絶妙で、濃厚なモッツァレラチーズとトマトソースの程よい酸味の組み合わせがよく、アクセントの塩加減が多くの人を魅了しています。

その他の名物料理として、イタリア語で「白雪姫」という名の”ビアンカネーヴェ”があり、パルミジャーノにルッコラと生ハムもたっぷりの一品が人気を集めています。また、イタリアのファーストフード「ジンガラ」も人気で、自家製ピッツァ生地を使ったパニーニのことで、下記からジンガラに挟む具材を[2種類]お選びくださいというスタイルでカスタマイズが楽しめます。さらに、ロマーナやチンクエフォルマッジといった本格的なピッツァメニューも用意されており、各種お惣菜のテイクアウトも可能で、地元の方々の日常使いにも愛される多彩なメニュー展開が魅力となっています。

ハナコ・ダイアモンド☆ユカイ・磯山さやか