石原良純さん・柳沢慎吾さんがロケをしました。
老舗ビアホール 神保町駅「ランチョン」
世界有数の本の町として知られる神保町で、現在は四代目マスター・鈴木寛さんが伝統の味を守り続けています。
当時、この界隈で生ビールを飲める洋食屋がなく、最初は店名もなく単に「洋食屋」と呼ばれていました。東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)の学生たちが「名前がないのは不便だから」と<ランチョン>という名前を付けたという、ハイカラな時代を感じさせるエピソードが残されています。
このお店の最大の特徴は、作家で英文学者の吉田健一氏が発案したビーフパイです。
昭和40年代、神田駿河台にあった中央大学で教鞭をとっていた吉田は、講義の合間や終了後にたびたび<ランチョン>を訪れていました。ビーフシチューを好んでいた吉田氏でしたが、「会話に夢中になると、ナイフとフォークで食べるのが面倒だ。話しながらでも、手づかみで食べられないものか」と先代マスターに相談し、それに応えて誕生したのがビーフパイだったのです。
文豪の知恵から生まれたこの一品は、看板メニューとして今も多くの人々に愛され続けており、売り切れ必至の人気料理となっています。
人気は特大天然海老フライです。お皿からはみ出るほどの大きさで、プリップリの天然海老をサクサクの衣で揚げた逸品は、芳醇なタルタルソースとの相性も抜群です。
海老の厳選仕入れから丁寧な下処理、完璧な揚げ具合まで、すべてにこだわりが感じられる一品となっています。
その他の名物料理も充実しています。濃厚なバターと卵でぎゅっと旨みを包み込んだオムライスは、懐かしさを感じさせる洋食の王道です。
じっくりと煮込まれたデミグラスソースが自慢のビーフシチューは、深いコクと豊かな味わいが魅力です。
また、スパゲッティーナポリタンやハンバーグ、自慢メンチカツといった、昔ながらの洋食メニューも揃っており、どれも「これぞ洋食屋の王道」といった味わいです。
創業以来「ビールを注ぐことができる」のは店主だけという伝統を守り続け、ビールの質にも徹底的にこだわっています。
- 柳沢慎吾さんは泡多めが好み
神保町の洋食屋「ランチョン」。ビヤホールとしても知られる老舗の当店では、美味しいビールと昔ながらのメニューで楽しいひと時をお過しいただけます。貸切でのご利用では最大100名様まで。ぜひご相談ください。…
www.luncheon.jp
| 住所 | 東京都千代田区神田神保町1-6 |
|---|---|
| 電話 | 03-3233-0866 |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
阿川佐和子・飯尾和樹・ずん・石原良純・柳沢慎吾
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







