【マツコ有吉 かりそめ天国】威圧的な張り紙のカレー屋さん『吉田カレー』荻窪駅の半開きシャッターで入りにくいけど美味い！キーマカレーのお店の場所〔宮下草薙・黒沢かずこ〕

2025年12月5日放送の【マツコ&有吉 かりそめ天国】「入りにくいけど美味い店」で、宮下草薙・森三中の黒沢さんがロケで紹介した、威圧的な張り紙だらけのカレー屋さんのお店は『吉田カレー』です。

は2011年に荻窪で開業したキーマカレー専門店で、東京都杉並区天沼にあります。店主の吉田貴宏さんが、かつてアルバイト先で学んだ欧風カレーの作り方を基に、独学でスパイスを研究しながら自分の味を追求して生み出したお店です。開店当初は客足が少なく閉店の危機もありましたが、SNSでの発信を通じてじわじわとファンを増やし、今では行列のできる人気店として知られるようになりました。荻窪はカレー激戦区として知られる街ですが、その中でも特に若い世代から支持を集めているお店です。

このお店の最大の特徴は、野菜と果物をベースに作られるフルーティなカレーの味わいです。バナナやトマトをふんだんに使用したルーは、最初にフルーツの甘みを感じた後、スパイスの複雑な風味が広がり、最後に辛みが追いかけてくる独特の味わいとなっています。小麦粉、化学調味料、添加物、保存料を一切使用せず、バターや油脂も一般的なカレーの半分以下に抑えた体に優しいカレーです。使用するお米も青森県産の減農薬の3分づき米と玄米をブレンドするというこだわりで、血糖値の急上昇を抑える配慮がなされています。

看板メニューはキーマカレーで、辛口、甘口、両方を楽しめるMIXの3種類から辛さを選べます。MIXは皿の上で美しい二層に分かれ、それぞれの味わいを楽しめることから初めての方に特におすすめです。キーマの上には卵黄がのせられており、まずはキーマだけで旨味を味わい、次に卵黄を絡めて風味の変化を楽しむのが通の食べ方とされています。キーマにはシナモンが使われており、独特の旨味とコクを生み出しています。

トッピングで特に人気なのが国産豚の煮込みです。驚くほど大きな豚肉の塊は、長時間煮込まれることで軟骨まで柔らかくなり、スプーンで崩せるほどのトロトロの食感になっています。この豚肉の旨味とフルーティなカレーの組み合わせは絶品で、多くの常連客が必ず注文する人気トッピングです。また中華アチャールもおすすめで、にんにく、しょうが、ねぎ、複数のスパイスが入った酢漬けは、カレーの味をリセットして次の一口をさらに美味しくしてくれる重要な役割を果たします。チーズや納豆といった変わり種のトッピングも用意されており、それぞれフルーティなカレーが見事に調和させて新しい味わいを生み出しています。

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