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蔵元の越前ガニフルコース「歓宿縁 ESHIKOTO」
曹洞宗大本山永平寺のほど近く、九頭竜川を眼前に望む浄法寺山の麓に位置し、創業220周年を迎えた黒龍酒造を擁する石田屋二左衛門が10年の構想を経て開業しました。
「歓宿縁」という名前は「またとない縁を歓ぶ」という仏教用語に由来し、酒と食が人と人のご縁をつなぎ、新しい何かを生み出す場所として福井の食文化と北陸の魅力を発信しています。
全8棟の独立したヴィラは、陶芸家・造形作家の内田鋼一氏が監修を手がけ、黒を基調とした落ち着いた佇まいが特徴です。
この宿の最大の魅力は、全室に備えられた温泉の半露天風呂。
戸とスリットの開閉によって開放感とプライベート感を自在に調整でき、朝は爽やかな福井の自然を肌で感じながら、夜は満天の星の下で湯に浸かるという贅沢な時間が過ごせます。
客室は「禅」「竜」「醸」をテーマにした3タイプに分かれており、越前焼や越前塗など福井を代表する古美術から近現代アーティストの作品、世界各地の民芸品まで、古今東西の上質なアートが調和する空間となっています。
大きな窓からは九頭竜川の雄大な流れが一望でき、四季折々の景色が心を癒してくれます。

滞在の要となるのは、福井を代表する2つのレストランです。日本料理 えんは、ミシュランガイド北陸2021特別版で一つ星を獲得した名店馳走 えんが移転し、新たに店名を改めたもので、店主の小松辰平氏が生まれ育った越前の海の幸を中心に、四季折々の地元食材を使った珠玉のコース料理を楽しめます。
福井の冬の味覚の代名詞である越前蟹をはじめ、夏には九頭竜川の天然鮎、春の山菜、秋のきのこなど、北陸の食文化とテロワールを存分に感じられる料理が並びます。
とりわけ旬の魚介を使ったお造りは、新鮮で身の締まった魚介の旨みが口いっぱいに広がる絶品です。北前船の寄港地として発展した昆布文化や、永平寺の精進料理といった郷土食文化も取り入れられています。
もう一つのレストランcadreは、2023年に惜しまれつつ閉店したフレンチの名店が復活を遂げたもので、静岡県出身の若手シェフ濱屋拓巳氏が「越山若水」をテーマに福井の自然を表現します。
ミシュランガイド北陸2021特別版でミシュランプレートに掲載され、食べログフレンチWEST百名店2023にも選出されるなど、圧倒的な地産地消にこだわった料理が評判です。
若狭の魚介類、越前のジビエ、伝統的な海女漁による海産物、福井に伝わる伝統食を自由な発想でフランス料理に昇華し、美しい福井の自然を一皿一皿に描き出します。食事の後にはBar 刻で、福井発フルーツカクテル専門店GIORNOのオーナーバーテンダー安川翔太氏が手がける、黒龍酒造の吟醸酒とフルーツや抹茶を組み合わせた独創的なカクテルで特別なひとときを過ごせます。
朝食は隣接する複合施設ESHIKOTO内のApéro & Pâtisserie acoyaにて、cadreの濱屋シェフがプロデュースした健康的なメニューをいただけます。
土鍋で炊いた福井県産コシヒカリをはじめ、福井名水サーモンやへしこなど地元食材をふんだんに使用し、フレンチのエッセンスを取り入れた「調身」「調息」「調心」をテーマとした朝食で、心と身体を整える体験ができます。
また、宿泊者限定のオプションツアーとして、通常は立ち入ることのできない黒龍酒造のスパークリング日本酒貯蔵庫臥龍棟の見学も楽しめます。
- 蔵元が営む贅沢お宿の越前がにフルコース
口コミ
クチコミ・評判 – 歓宿縁 ESHIKOTO [一休.com]
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【公式HP】福井 歓宿縁(かんしゅくえん) ESHIKOTO
福井県永平寺町にある食と文化の発信施設「ESHIKOTO」の隣に、レストランとバーが一体となった、全室半露天風呂付きのコンセプトが異なるヴィラ8棟が誕生。ホテルや旅館とはまた違った、自然の中で特別な時……
kanshukuen.com
| 住所 | 福井県吉田郡永平寺町下浄法寺第10 15番地 1 |
|---|---|
| 電話 | 0776-50-1323 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!






