【マツコ有吉 かりそめ天国】ネパールカレー・ナポリタン『むさしや』ニュー新橋ビルの洋食屋さん〔坂口健太郎・渡辺謙〕

このお店は140年近くの歴史があり、愛宕山で焼き芋や蒸かし芋を売る商売から始まりました。初代は旗本の末裔で、明治の身分制度改革後、商売を始めました。その後、新橋に移り、昭和の高度経済成長期に現在の洋食屋になりました。5代目の店主が今も屋号とともに大切に受け継いでいます。新橋が蒸気機関車の走る時代から続く、サラリーマンの街を象徴する名店です。

むさしやは、7～8席のカウンター席しかない小さな店ですが、昼時にはいつも行列ができます。L字型のカウンターで、厨房とお客さんの距離が近く、調理風景を目の前で見られます。列に並んでいる間に注文して先払いするため、着席後すぐに料理が提供されます。

人気No.1のオムライスは看板メニュー。バターをたっぷり使ったフライパンで焼き上げた薄い卵が、チキンとグリンピースのケチャップライスを包んでいます。
バターの香りとケチャップの酸味が懐かしい味わいを生み出します。
付け合わせには、黒胡椒の効いたナポリタン、マヨネーズをかけたキャベツ、温かい味噌汁が付きます。ナポリタンはボリュームがあり、大盛りでも一人で食べきるのは難しいです。

オムドライはドライカレーを卵で包んだもので、カレー好きに人気です。オムメキシカンはスパイシーなライスを卵で包んだもので、常連は毎回違う味を選びます。

9種類のスパイスを使ったスパイス野菜カレー。水をなるべく使わずスパイスのうまみを引き出すレシピはネパール人バイトの実家の味を完全再現。カレー専門店レベルのこだわりっぷりに話題になっているメニューです。

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