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大野浦駅「庭園の宿 石亭(ていえんのやど せきてい)」
2024年7月には、個性あふれる魅力的な宿泊施設を評価するミシュランキーで2ミシュランキーを獲得しました。また、2018年にはフランスの権威あるレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」で2トックを獲得するなど、国際的にも高い評価を受けています。客室、料理、庭、温泉、そしてスタッフの心配りのすべてが調和し、訪れる人々に特別な滞在体験を届けている宿です。
お宿情報
宮島と瀬戸内海を望む緩やかな斜面の高台に、およそ1500坪の日本庭園が広がり、中央の池と名松を中心にした回遊式の配置に沿って離れと母屋が翼を広げるように連なっています。
世界各国の専門家による日本庭園ランキングにも選ばれたこちらの庭は、眺めるだけでなく実際に歩いて隠れ家的なスペースを見つける宝探しのような楽しみも用意されています。
この宿を営むのは、明治34年創業のあなごめしうえのを本店とする老舗です。
宮島口駅前で駅弁として販売され百年以上の歴史を持つあなごめしの技と心を受け継ぎながら、石亭では宿泊のお客様のために特別な時間と料理を届けています。
宿からは姉妹店であるあなごめしうえのへの送迎もあり、宮島観光の荷物を預けたり、宮島口から石亭へ移動する際の拠点としても利用できます。
客室は全部で12室あり、それぞれに異なる趣が楽しめます。離れの客室は庭園を囲むように配され、どの部屋からも宮島と瀬戸内海の島々を垣根越しに臨むことができます。
室内には広島の木工家である松本寛治さんによる、石亭の世界観を反映したテーブルやイスが置かれ、館内のあちこちにも亭主こだわりのイスが点在しています。
デンマークの名作家具デザイナーによるチーフテンチェアやベアチェアといった名品に座ると、おしりに根っこが生えそうになるほどの心地よさだと訪れる人々は語ります。
夕食
宿の料理は、瀬戸内の穴子を中心に、海のもの、里のもの、山のものが出会う滋味深い献立です。
先付には本店あなごめしうえののブランドである宮島北の金穴子を使った穴子三昧が登場し、穴子の二味焼き、黒米揚げ、天ぷら、そして雲丹との胡麻醤油和えなど、存分に穴子を堪能できます。
椀物には湯葉で作った茶巾の中に甘鯛や大きなハマグリ、タラの芽、わらび、筍の姫皮といった春の食材がぎっしり詰められているなど、季節感を特に重んじ、旬の食材選びや日本の四季を感じる盛り付けにこだわっています。
締めくくりには、あなごめしうえの直伝の釜炊きを土釜で炊き上げたあなごめしの釜飯が運ばれます。料理長の野島さんとソムリエの岡田さんのタッグによるワインと地酒のペアリングも、お料理の内容や進行、そして何よりもお客様の好みに合わせて柔軟にコーディネートされます。
朝食
朝食は母屋一階にある広間で楽しめます。自家製の青汁スムージーから始まり、地元の農園でとれたハーブと野菜のサラダ、広島産の天然鯛や海苔、呉産の生ひじき、広島地鶏と地元野菜の筑前煮風、広島サーモンなど、地元の食材をメインにしたご飯がすすむメニューが並びます。特に、板前が目の前で作るだし巻玉子は、黄身が深いオレンジ色で濃厚な味わいが特徴の広島県安芸高田市にある向原農場の卵を使った絶品です。ご飯は広島・庄原産のコシヒカリを釜で炊いたもので、できたてのふわふわの食感と共に、心身ともに満たされる朝のひとときを迎えられます。
その他の特徴
石亭には、好きな場所で好きなことをする自遊空間が用意されています。庭を歩けば隠れ家のような四阿蓬莱亭、草々亭、凡々洞、中守庵、そしてラウンジの下にある床下サロンと呼ばれるライブラリー空間などが点在しています。昼はカフェ、夜はバーとしても利用できる床下サロンには、名作家具が置かれ、棚に並ぶ本や音楽を心の赴くままに楽しめます。夕暮れ時、夜遅く、早朝にも扉を開いてお過ごしいただけるよう、シャンパン、ワイン、冷茶などもお運びします。宿全体が、発見と寛ぎに満ちた遊び心あふれる空間となっています。
- 広島で唯一の2ミシュランキー
- ラウンジからは美しい庭園が一望でき地酒で 日本酒の利き酒も楽しめる
- 1組限定のワインバー
- ご主人の本に囲まれるライブラリー
庭園の宿 石亭 – 【基本料理・華コース】穴子と瀬戸の磯の恵みと里の旬の出会いを堪能すべし – 連舞(TUREMAI) – 宮島と瀬戸を眼下に、1500坪の庭園を囲む数寄屋の離れ座敷が連なる宿…
| 住所 | 広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27 庭園の宿 石亭 |
|---|---|
| 電話 | 0829-55-0601 |
マツコ・デラックス・有吉弘行
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
