2025年11月15日放送の【有田哲平とコスられない街】小峠英二さん・佐野晶哉さんがロケで紹介した、リーゼント居酒屋の絶品オムレツのお店は野毛の『酒蔵けんちゃん』です。

野毛　酒蔵けんちゃんは2006年7月に誕生した居酒屋で、横浜市中区野毛町の二丁目十字路付近にあります。店主の大友健さんがサラリーマンを経て、いつか野毛で店を開きたいという夢を実現させたお店です。
リーゼント姿で迎えてくれる大友さんは、ロックバンド「クールス」に憧れて15、16歳の頃からリーゼントをキメてきたとのこと。一見怖そうに見えるかもしれませんが、目元の優しさと低姿勢で気持ちのいい接客が評判で、地元に愛される人柄の店主です。
店内の壁や天井には黄色い短冊のメニューがびっしりと貼られ、訪れた芸能人の写真も所狭しと飾られており、派手な黄色の電飾看板とともに野毛を象徴する個性的な空間となっています。

酒蔵けんちゃんの最大の魅力は「この店でしか食べられない料理」へのこだわりです。野毛には2軒3軒とハシゴ酒をする人が多いため、少しでも足を止めてもらおうと店主が創意工夫を重ねてきました。リーゼントと同様に、開業当初に決めた初心を貫き通し、休まず営業することで、お客さんが元気を蓄えて明日も仕事を頑張ろうと言える癒しの店を目指しています。料理は家庭料理を思わせる優しい味のものが多く、和食好きにはたまりません。横浜の市場で仕入れた新鮮な魚介類や、ボリュームたっぷりの炭水化物メニューも充実しており、野毛の一軒目や二軒目として明るい気分になれるお店です。

お店の一番人気は自家製ふわふわさつま揚げです。タラのすり身を使った熱々ふわふわのオリジナル料理で、豆腐のような柔らかい食感が特徴的です。作り方は、タラのすり身にニンジンゴボウを加えてかき混ぜ、タラ本来の甘さを引き立たばるため塩と胡椒で味付けし、ふわふわ食感を出すために2分間180度の油で揚げて仕上げます。明石焼きと勘違いするほどのふわふわ度120パーセントとも評され、火傷しそうな熱さで運ばれてきます。マヨネーズをつけるとさらに美味しくいただけます。

ほかにも魅力的な料理が揃っています。ビックリドッキリコロッケはわらじサイズの超特大コロッケで、花火が刺さって運ばれてくる遊び心満点の一品です。シンプルにジャガイモと挽肉を使い、見た目のインパクトだけでなく味も確かです。

けんちゃん特製オムレツは平たく大きめのオムレツで、卵の中に刻んだ青ネギ・白ネギを加える。泡立つきでよく混ぜ合わせる。塩湖椒で味付け 鰹出汁で風味づけし、強火で半熟感が残るよう焼き上げます。半熟状態に葱が入っており優しい味わいに仕上がっています。

スープ餃子は鶏ガラを4時間以上煮込んだ濃厚な白いスープが自慢で、ササミと皮がトロトロに溶け込んだ手間暇かけた逸品です。さらに霜降り馬刺しは臭みが全くなく、ニンニクやショウガを乗せて特製醤油やごま油でいただくスタイルで、マグロぶつは量の割にお値段もお手頃と好評です。

牡蠣フライは熱々で外はカリッと中はジューシー、鯨ベーコンや竜巻ウインナーなど、メニューの種類も豊富です。どれを選んでもハズレのない良店として、地元の常連さんからも厚い支持を受けています。

有田哲平・小峠英二・佐野晶哉・ヒコロヒー・Aぇ! group