2025年8月2日放送の【有田哲平とコスられない街】で柳原可奈子さん・むにぐるめさんがロケで紹介した、フィナンシェ・ジェラートのお店は『ドルチェ タクボ』です。

DOLCE TACUBOは2021年12月に開業したパティスリーで、代官山の住宅街にたたずむ予約制のドルチェ専門店です。

オーナーの田窪大祐氏が手がけるミシュラン一つ星レストラン「TACUBO」の姉妹店として誕生しました。

田窪氏は愛媛県出身で、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、アロマフレスカなどの名店で修業を積み、30歳で独立開業した経歴を持ちます。2016年に開放暖炉による薪焼きで話題を呼んだイタリアンレストラン「TACUBO」をオープンし、その後、星付きレストランの感動をテイクアウト用ドルチェで表現したいという想いから、この専門店を立ち上げました。店内はまるで高級ジュエリーショップのような洗練された空間で、ギャラリーのような佇まいが印象的です。

DOLCE TACUBOの最大の特徴は、テイクアウト専門店でありながら予約時間制を採用していて、レストランと同じように、受け取り時間から逆算して調理を行い、最高の状態で商品が受け取れるシステムです。
これは田窪氏が「レストランのライブ感覚で、出来立ての美味しさを体験してもらいたい」という想いから生まれました。

パティシエとして腕を振るうのは佐藤凪沙氏で、人気は食感と風味を味わう焦がしフィナンシェです。本格アーモンドプードルとカナダ産の本格メープルシュガーをたっぷり使用し、バターをしっかり焦がすことでサクサク感の限界に挑戦した逸品です。
焼き立ての香ばしさと外側のサクサク食感、そして中のしっとりとした食感のコントラストが絶妙で、カナダ産メープルシュガーによる優しい甘さが口いっぱいに広がります。このフィナンシェは個包装をあえて無くし、焼き立ての状態を最も良い形で味わってもらうため、購入後はすぐに食べることが推奨されています。

王道を塗り替える濃厚プリンは、宝玉卵と乳脂肪の高いミルクをふんだんに使い、喜界島のこだわり粗糖と甜菜糖を使用したオリジナルブレンドシュガーでキレのある甘さに仕上げています。
“かたなめらか”な食感を追求し、24時間寝かせることで理想的な食感を実現しています。

濃厚カスタードを味わうシュークリームは、マダガスカル産バニラビーンズが香る濃厚カスタードと、クリームのコシを最も引き立てる生地感にこだわったシュー皮の組み合わせが自慢で、購入後2時間以内に食べることで最高の味わいを楽しめます。

そして特に注目すべきはサブレ缶で、お酒のおつまみになるよう甘みを抑えて塩気を利かせた大人の味わいです。中東発祥のミックススパイス「デュカ」、ローズマリーとアッサルの塩、レストランTACUBOと同じ24ヶ月熟成パルミジャーノレッジャーノを使った「チーズと黒胡椒」、ジャスミンとマーガオ、メープルとくるみ、チョコレートとカルダモンの6種類が楽しめ、お酒好きの方への手土産としても大変喜ばれています。

有田哲平・柳原可奈子・むにぐるめ・井口浩之