【有田哲平とコスられない街】冷やし中華発祥『萬福』銀座の100年町中華で裏メニューの『冷やしもやし』を食べたお店情報〔彦摩呂・ヒコロヒー〕

創業当初は「西支料理」と呼ばれる、洋食と中華を融合させた料理を提供していましたが、時代の流れとともに中華料理が主流となり、現在では唯一の洋食メニューとしてポークライスが残っています。店舗は2003年に改築され、レンガ調の壁やアールがかった窓、レースのカーテンなど、昭和の雰囲気を感じさせる内装が特徴です。

萬福の名物料理は、創業当時から変わらぬ味を守り続けている中華そばです。醤油ベースの鶏ガラスープに細めの縮れ麺を合わせ、チャーシュー、メンマ、青菜、なると、そして三角形の薄焼き玉子がトッピングされています。この三角玉子は萬福の象徴ともいえる存在で、見た目にも懐かしさを感じさせます。スープは見た目よりもあっさりとした味わいで、初めて食べた人でもどこか懐かしさを感じる一杯です。

中華そばと並んで人気なのが、創業当時からの洋食メニューであるポークライスです。ケチャップで味付けされた炒飯に、チャーシューやグリーンピースが加えられ、どこか懐かしい洋食の味わいを楽しめます。また、エビ玉も人気メニューの一つで、ふわふわの卵にプリプリの海老が包まれ、甘塩っぱい味付けがご飯との相性抜群です。

その他にも、ニンニクを使用せずに仕上げた焼餃子は、豚肉と白菜の餡がぎっしり詰まったジューシーな一品で、ビジネスマンにも好評です。レバーにら炒めは、醤油ダレをベースに豆板醤の辛さを加えたシンプルながらも奥深い味わいで、ビールとの相性も抜群です。また、春巻はパリッとした皮の中に豚肉や椎茸などの具材がぎっしり詰まっており、しっかりとした味付けが特徴です。

有田哲平・彦摩呂・ヒコロヒー・むにぐるめ