【自由気ままに2人旅】沖縄そば・なんこつソーキそば『さわのや』沖縄のお店情報〔小泉孝太郎・ムロツヨシ〕

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放送の【小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅】で紹介した、沖縄そば・なんこつソーキそばのお店は『さわのや』です。

沖縄そば・なんこつソーキそば「さわのや もとぶ店(茶話乃屋)」

さわのや本部店は、沖縄県本部町渡久地にある1975年創業の沖縄そば専門店です。名護市にある名護店に続く2号店として開店し、本部町営市場からほど近い場所で地元の人々に親しまれてきました。

本部町は「沖縄そばの町」とも呼ばれ、数多くの名店がひしめく激戦区ですが、このお店は地元密着の人気店として確かな評価を得ています。名護の本店で培われた味を受け継ぎながら、本部町では息子さんが店を切り盛りし、二代にわたってさわのやの味を届けています。

このお店の最大の魅力は、伝統的な製法で作られる木灰そばにあります。
木灰とは、ガジュマルなどの木を燃やしてできた灰を水に浸し、その上澄み液を製麺のかん水の代わりに使う昔ながらの技法です。木灰水を作るには最低でも2ヶ月の期間が必要で、1キロの木からわずか2食分の木灰しか取れないという希少なものです。
こうして丁寧に作られた麺は、自然のミネラルがたっぷりと含まれ、独特の風味と強いコシが生まれます。現在では沖縄県内でも木灰そばを出すお店は少なくなってしまいましたが、さわのやではこの伝統製法を守り続けています。
手打ちで切られる麺は太さが不揃いで、それがかえって豊かな食感を生み出しています。北部らしい幅広で薄く平たい麺は、もっちりとしながらも滑らかで、口の中でゆっくりとほどけていく独特の食べ心地が楽しめます。

さわのやの看板メニューといえば軟骨ソーキそばです。

砂糖と醤油で甘めに煮込まれた軟骨ソーキは、箸で切れるほどとろとろに仕上げられており、軟骨まで柔らかくプルプルとした食感が特徴です。一口食べれば、その甘辛い味わいと柔らかさに誰もが夢中になってしまうでしょう。かつおベースのスープはあっさりとしながらもコクがあり、しっかりとした旨味が麺によく絡みます。

このお店では木灰麺を使ったよもぎそばも人気です。
ほんのり緑がかった麺からはよもぎの爽やかな香りが広がり、あっさりとしたスープとの相性が抜群です。健康志向の方にも好まれる一杯となっています。

また、赤肉や三枚肉、本ソーキなど、それぞれ異なる部位の豚肉を楽しめる沖縄そば三枚肉そば本ソーキそばといったメニューも揃っています。

全ての豚肉を一度に味わえるさわのやそばは、欲張りな方にぴったりの贅沢な一杯です。三枚肉は上品な味付けで、赤肉はしっかりとした歯応えがあり昔ながらの豚肉らしさを感じさせ、本ソーキは薄味に仕上げられてスープの美味しさを引き立てます。

サイドメニューのじゅーしーは沖縄の伝統的な炊き込みご飯で、九州や大阪の物産展でもさわのやのじゅーしーとして特に人気が高い一品です。店内では無料でもずく酢がサービスされており、地元の方にも観光客にも嬉しい心遣いが感じられます。


食べログ
  • よもぎなんこつソーキそば(中) 1010円
  • なんこつソーキそば(中) 860円
  • カツオの水揚げが県内有数の漁師町
  • 沖縄で親しまれるフーチバー(よもぎ)を練り込んだ麺
  • もっちり麺の食感の秘訣は木の灰を混ぜた水で小麦粉を練る沖縄伝統の製法によって生まれる
Retty(レッティ)

さわのや 本部本店(本部/沖縄料理) – Retty(レッティ)

[沖縄料理好き人気店☆] こちらは『さわのや 本部本店(本部/沖縄料理)』のお店ページです。実名でのオススメが12件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!

retty.me

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住所 沖縄県国頭郡本部町渡久地15-7
電話 0980-47-3029

小泉孝太郎・ムロツヨシ

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!