【かまいまち】池袋で行列・ターローメン・蒸し鶏『新珍味』山手線グルメのお店の場所

2025年7月24日放送の【かまいまち】行列ができる山手線グルメで紹介した、レインボーがのロケをした池袋で行列・ターローメンのお店は、『新珍味』です。

新珍味は昭和27年（1952年）に創業した老舗中華料理店で、池袋駅西口から徒歩3分のところにあります。

創業者は台湾では知らない人はいないほど有名な大物政治家・史明（しめい）という人物で、現在のオーナーで4代目を数えます。史明は台湾独立運動の革命家として活動し、約40年間にわたってこの店を台湾独立をめざす地下工作活動のアジトとして利用していたため、台湾人観光客にとって「聖地」として親しまれています。

店内は1階がカウンター席で8席ほど、2階にはテーブル席があり、元気な中国人のスタッフが迎えてくれる、本場の雰囲気溢れるアットホームな中華料理店として親しまれています。

看板メニューの「ターローメン」は、中国北方の伝統料理・打滷麵（ダールゥミエン）がベースとなっています。スープの上に餡を載せるのではなく、スープ全体がトロ味の効いた餡で、酸っぱ辛い餡と太麺がよく合うのが特徴で、酸味と辛み、ニンニクの香りがクセになる、餡かけラーメンです。

史明先生直伝で創業当時から変わらない。東京広しといえどもウチでしか食べられない味として金田豊店長も胸を張る絶品メニューです。とろっとした卵が絡む酸味の効いたスープに、パンチのあるニンニク風味がクセになる、何度でも食べたくなる味わいで、寒い季節には体を芯から温めてくれる一品として多くの人に愛されています。

ターローメンと並ぶもう一つの人気メニューが肉盛りチャーハンです。チャーハンを作った後、それとは別に肉野菜炒めを作って乗せており、調理は2回フライパンを振るので手間がかかっています。香ばしく甘辛風味に仕上げられた豚肉が刺激的な味わいで、ご飯が進む一品として人気を集めています。

また、しっとり系チャーハンで、ぷりぷりの大きな海老がごろっと入った海老チャーハンも評判で、ターローメンの麺なしのスープをチャーハンにかけて食べると即席あんかけチャーハンの完成という楽しみ方もできます。

その他の名物料理として、清蒸鶏（蒸し鶏）は絶対に食べてほしい逸品です。鶏もも肉を蒸したもので、蒸し鶏というと身がぱさつくイメージがあるもののそうしたことはなく、噛むほどに肉汁が染み出してきます。特製ニンニクタレをつけると、箸もグラスも止まらなくなります。焼売は肉がギュッと詰まってサイズ感も良くひと口で行け、熱々のところにカラシをたっぷりつけていただくのがおすすめです。

髙地優吾・SixTONES・かまいたち・山内健司・濱家隆一・上垣皓太朗・井森美幸・ツートライブ・たかのり・周平魂