【帰れマンデー】囲炉裏焼き個室BBQ『貯水池 鳥山』狭山丘陵ロケのお店の場所〔天海祐希・塚地武雅〕

昭和39年（1964年）に創業したこちらのお店は、60年以上にわたって地域の人々に親しまれ続けています。店の名前は、すぐ近くに広がる村山貯水池（通称・多摩湖）にちなんでつけられました。

敷地内に散らばる21室の各部屋は、情緒豊かな和風の一軒家のような造りで、それぞれの部屋の真ん中には囲炉裏が備えられています。
訪れた人は、受付で案内を受けてから小道を進み、自分たちだけのプライベートな空間へと向かいます。
周囲を木々に囲まれているため、四季折々の自然の移り変わりを感じながら食事を楽しむことができ、特に秋の紅葉シーズンには、紅葉に包まれた素晴らしい景観が多くの訪問客を魅了しています。
春の新緑、夏の深い緑、冬の静けさと、どの季節に訪れても異なる表情を見せてくれるのがこのお店の大きな特徴です。

また、近年では「Grow Garden Toriyama」という日帰りグランピング施設も併設され、手ぶらでBBQやテントサイトを楽しめるようになりました。

お店の看板料理の鳥山から揚げは、遠方からもこれを目当てに訪れる人がいるほどの人気メニューです。
国産鶏の半身を使ったこのから揚げは、自家製の純鶏油で丸揚げした逸品で、外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシーに仕上がっています。

純鶏油とは、鶏の脂をじっくりと火にかけて取った油のことで、この油で揚げることで食べても胸焼けしにくいという特徴があります。旨みと香りを一切逃さないよう手間をかけて作られたこのから揚げは、そのままワイルドにかぶりつくのがおすすめの食べ方です。

囲炉裏を使った串焼きのメニューも充実しています。山の祭は、和牛や岩魚などの高級食材を盛り込んだ盛り合わせで、和牛は塩胡椒をしてミディアムレアの焼き加減が最高だとされています。
岩魚は両面の皮に焦げ目がついて魚の脂がじわじわと表面に出てきた瞬間が食べ頃で、囲炉裏でじっくりと焼き上げることで素材本来の味わいを引き出します。
里の宴は、つくね、海老、虹ますなどが入った盛り合わせで、山の幸と海の幸をバランスよく楽しめるセットとなっています。

この他にも、昔ながらの食べ方を再現した鴨の御狩場焼きという料理も人気です。
これは、かつて皇族が自身の狩場で獲った鴨をその場で調理して食べた方法にならったもので、生の鴨肉に醤油をかけて焼き、その脂で野菜を焼いて食べるというスタイルです。
鴨の旨味が野菜にも染み込み、最後まで美味しくいただけます。また、平日限定のランチメニューである麦とろ定食も人気で、佐渡ヶ島産の麦ご飯ととろろに、刺身やサラダ、酢の物がセットになったボリュームたっぷりの内容となっています。東大和市の公式イベントでは、クリープ入りの味噌トマトソースを和えた鶏唐揚げを盛り込んだ特別バージョンも提供されたことがあります。

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