2025年12月1日放送の【ヒルナンデス】、KEY TO LIT井上瑞稀さん・中村嶺亜さん・小峠英二さん・井森美幸さんが、川崎大師『厄落としの開運旅』ロケで紹介したお店・ロケ地まとめ。

大谷堂は、厄除けで知られる川崎大師の仲見世通りで営業するわらび餅専門店です。創業以来、原材料の選定と製法の改良を重ねてきたこちらのお店は、本わらび粉の生産者が減少していることを知り、自ら南アルプスの麓、山梨県北杜市の小渕沢に約3000坪の畑を開墾し、わらびの栽培から手がけています。開墾、野焼き、根の移植、夏場の管理まで、すべて自分たちの手で「いち」から創り上げた畑で育てたわらびから、純国産の本わらび粉を製造しているのです。川崎大師の参拝客で賑わう仲見世通りの中ほどに店を構え、昔ながらの製法と国産の原材料にこだわり、銅釜でじっくりと練り上げた独自の粘りと食感を持つわらび餅を販売しています。

このお店の最大の特徴は、ここでしか味わえない釜あげわらび餅です。銅釜で約1時間じっくり練り上げた、できたてのわらび餅を店頭で提供しており、トロトロとした温かい状態で味わえます。竹筒と竹ヘラを使って、びろーんと伸びるわらび餅をカップに盛り付け、きな粉と黒蜜をかけていただきます。従来の冷たいわらび餅とは全く異なる、とろける食感が楽しめる一品です。かつては冬季限定でしたが、好評につき現在は通年で販売されています。また、この釜あげわらび餅の美味しさを自宅でも楽しめるよう開発されたお土産パックもあり、レンジや湯煎で温めてかき混ぜることで、店頭と同じような出来立ての食感を再現できます。

一番人気の商品は生わらび餅で、きな粉、抹茶、黒ごま竹炭の3種類が用意されています。できたてをその場でカットして箱詰めし、とろけるような食感と天然素材の優しい風味をそのままお持ち帰りいただけます。添加物や保存料を一切使用していないため、賞味期限は当日限りとなっており、店頭販売のみとなっています。国産大豆を丁寧に深煎りしたオリジナルきな粉を使用し、たっぷりときな粉がかかっているのに加えて、さらにきな粉袋も付けてもらえます。

そのほか、長期保存が可能なわらび餅いちも人気です。甜菜糖とミネラルウォーターで仕上げたわらび餅をカップ容器に詰めたもので、きな粉、抹茶、黒ごまの3種類があります。京都府産の宇治抹茶を練り込んだ抹茶味は、温めることで抹茶の香りがより一層広がります。また、炭火で丁寧に焙煎したほうじ茶を練り込んだ釜あげわらび餅ほうじ茶味もあり、炭火焙煎による香ばしさと味わいが特徴です。さらに店頭ではわらび餅のお汁粉も販売しており、温かいお汁粉の中にわらび餅が入った珍しい一品となっています。贈答品やお土産に最適なギフトセットも充実しており、川崎大師参拝の際には必ず立ち寄りたいお店です。

吉田屋は、川崎大師のメインストリートである仲見世通りに店を構えて65年以上という歴史を持つ、川崎大師で最も古いせんべい屋です。神奈川県川崎市川崎区大師町にあり、厄除けで知られる川崎大師平間寺への参拝客で賑わう仲見世通りの中ほどに位置しています。長年にわたり、参拝客や地元の人々に親しまれてきた老舗として、昔ながらの製法を守り続けています。

こちらのお店の最大の特徴は、山形の庄内米を使用した手焼きせんべいです。せんべいの生地は店頭で丁寧に焼き上げられ、醤油ベースの自家製タレを一枚一枚ハケで付けていくという、昔ながらの手間のかかる製法で作られています。焼きたてのせんべいは香ばしい香りが漂い、パリッとした食感と懐かしい味わいが楽しめます。タイミングが良ければ、焼きたてを味わうこともできるのが魅力です。

吉田屋で一番人気なのが、だるまの形をした手焼きせんべいです。縁起の良いだるまの形は川崎大師らしさを感じさせ、お土産としても喜ばれています。一枚一枚丁寧に焼き上げられた後、約2時間乾かしてから袋詰めするという工程も手作業で行われており、職人の技が光る逸品となっています。

また、秋から冬の寒い時期になると、店頭で湯気を上げる蒸したてのまんじゅうが販売されます。よもぎの香り豊かなよもぎまんじゅう、控えめな甘さの黒糖まん、つぶあんやこしあんの定番まんじゅうに加えて、肉まんや酒まんなど、バラエティに富んだラインナップが揃います。まんじゅうの表面には「大師」の文字が刻印されており、縁起の良さを感じさせます。出来たてのアツアツを食べ歩きしながら仲見世通りを散策するのは、冬の川崎大師参拝の楽しみのひとつです。さらに、つるんとした食感が魅力のわらび餅も人気商品で、たっぷりと容器に入った食べごたえのある一品となっています。瓦せんべいなど、さまざまな種類のせんべいも店頭に並び、参拝の思い出として多くの人々に選ばれています。

わらび餅・川崎大師 大谷堂は、昔から「厄除けのお大師さま」として多くの人に親しまれてきた川崎大師の、賑やかな仲見世通りにお店を構える和菓子店です。こちらのお店は、わらび餅の製造と販売を専門とし、手間暇かけた昔ながらの製法と、国産の原材料への深いこだわりを大切にしています。銅釜でじっくりと練り上げて作られたわらび餅は、独自の粘りと、なめらかなとろける食感が自慢の看板商品となっています。

このお店のわらび餅が特別なのは、その原料づくりから関わっている点です。最高のわらび餅を作るためには原料のワラビ粉が鍵と考え、山梨県にある南アルプスの麓の畑で、ワラビの栽培から取り組んでいます。さらに、水の質が非常に良いとされる白州の水を製造工場に運び、天然のろ過装置を通った美味しい水を使って、純度の高い本わらび粉を作り上げているのです。職人さんが原料の選定から製法の改良までを重ねて完成させた、自家製の本わらび粉を100パーセント使用した贅沢なわらび餅「いち」は、その強いこだわりが形になった逸品と言えるでしょう。

お店を訪れたらぜひ味わっていただきたいのが、出来立ての温かい釜あげわらび餅です。トロトロでアツアツの状態のわらび餅を釜からすくい上げ、きなこと黒蜜をかけていただくこのスイーツは、一般的な冷たいわらび餅とは全く違う、驚くほどのやわらかさと食感を楽しめます。もともとはお店でのみ提供していたメニューですが、ご自宅でも作りたての美味しさを楽しめるお土産用パックも用意され、人気を集めています。

さらに、とろけるような食感と天然素材の優しい風味が魅力の生わらび餅も、ファンが多い名物です。こちらは出来立てをその場でカットし箱詰めするため、賞味期限は当日限りと店頭販売に限定されていますが、そのフレッシュな美味しさを求めて訪れるお客様が絶えません。お土産におすすめの釜あげわらび餅のパックは、定番のきな粉のほかに、香ばしいほうじ茶や、ほろ苦い風味が楽しめる抹茶、風味豊かな黒胡麻など、さまざまな種類が揃います。贈答品としても喜ばれる、川崎大師参拝のお土産にぴったりな和スイーツです。

ごまの専門店「ごま福堂 川崎大師店」は、関東屈指の霊場として知られる川崎大師の仲見世通りに店を構えています。観光地でおなじみのお土産などを手がける株式会社寺子屋によって、2019年4月26日にオープンしました。川崎大師への参拝の行き帰りに立ち寄るのにぴったりの立地で、老若男女問わず多くのお客さまに親しまれています。

ごま福堂の一番のこだわりは、ごまの魅力を最大限に引き出す伝統的な「杵つき製法」です。ごまは一般的に「擦る」ことが多いですが、擦ってしまうと、ごま本来の豊かな香りに加えて、わずかな苦味が出てしまうことがあります。そこでこちらのお店では、昔ながらの杵と臼を使ってごまを「搗く（つく）」ことで、苦味を抑え、ごまが持つ芳ばしさや旨味を余すことなく引き出しています。また、ごまの深い知識と杵つきの技術を習得した「セサミマイスター」が全店に常駐しており、その確かな手で、看板メニューの`杵搗き金ごま`などが作られているのも大きな特徴です。

店頭では、この杵つき製法の様子を見られることもあり、搗きたてのごまの、うっとりするような香ばしい香りがお店いっぱいに漂います。金ごまは香りの良さが特に優れていて、アーモンドのような芳醇な風味を感じられるのが特長です。

この自慢の金ごまをたっぷり使った食べ歩きメニューが、参拝客に大変人気です。サクサクと軽い食感に揚げたパン生地に金ごまをまぶした`金ごまカレーパン`は、香ばしさが魅力で、ちょっとした軽食にぴったりですね。同じく金ごまをまぶした揚げたて熱々の`金ごまコロッケ`も、小腹を満たすのにちょうど良いと評判です。

散策の途中でぜひ味わっていただきたいのは、ごまの風味をぜいたくに楽しめるスイーツです。濃厚でクリーミーな味わいの`ごまソフトクリーム`は、ごま専門店ならではの深みのある香ばしさがたまらないと好評です。

ごま福堂には、ごまを使った健康食品や調味料も数多く並び、お土産にもぴったりです。美容や健康に関心のある方には、砂糖を使わずにごま本来の自然な甘さを活かしたスイーツ`ごまキューブ`がおすすめです。セサミンなどの栄養素を手軽に摂取できるヘルシーなおやつとして親しまれています。また、食卓を豊かにする調味料として、希少な国産ごまを使った風味豊かなドレッシングや、ごまのコクがたまらない`超濃厚ごまだれ`などもあります。淡路島産の玉ねぎと金ごまをブレンドした`金ごま玉ねぎスープ`は、手軽で美味しいとあって、こちらも定番のお土産として人気を集めています。川崎大師にお越しの際は、ぜひごまの専門店に立ち寄って、その芳ばしい香りに癒やされてはいかがでしょうか。

厄除けの信仰で知られる真言宗智山派大本山・金剛山金乗院平間寺、通称「川崎大師」は、大治3年（1128年）に開創されました。正式な寺号にちなみ、地元の方々からは親しみを込めて「平間寺（へいけんじ）」とも呼ばれています。

川崎大師の始まりは平安時代後期にさかのぼります。無実の罪で故郷を追われ、川崎で漁師として暮らしていた平間兼乗という人物が、厄年の苦しい日々を過ごしていました。ある夜、夢枕に立った高僧のお告げに従い海に網を投げ入れると、光り輝く弘法大師の尊い木像を引き揚げたと伝えられています。

兼乗はささやかな草庵にこのお像を祀り、日々供養を続けました。その後、高野山から訪れた高僧・尊賢上人（そんけんしょうにん）が兼乗の話を聞き、お像の霊験の不思議さに感動します。尊賢上人は兼乗と力を合わせて寺を建立し、厄除弘法大師（やくよけこうぼうだいし）をご本尊としました。

弘法大師のご加護により、兼乗は厄災を福徳に変え、無実の罪も晴れたとされています。この出来事は厄除けのご利益として全国に広まり、江戸時代中期には庶民だけでなく、時の将軍・徳川家斉も公式に参拝するほどの信仰を集める寺となりました。

川崎大師の参拝で特筆すべきは、ご本尊の前で毎日行われる「お護摩（おごま）」の祈祷です。仏さまの智慧の火で煩悩を焼き尽くし、大厄を消除して、家内安全や心願成就などの願いを叶えてくれるとされています。

また、寺へ続く仲見世通りを歩くと、「トントントン」という軽快な音が聞こえてきます。これは名物の飴を包丁で切る「飴切り」の音です。この音と参道の賑わいが一体となった「川崎大師の参道」の音は、平成8年（1996年）に「日本の音風景百選」に選ばれています。

参拝後の楽しみといえば、門前で味わう名物の数々です。中でも欠かせないのが川崎大師名物の久寿餅（くずもち）です。

久寿餅は葛粉ではなく、発酵させた小麦粉のデンプンを原料とする珍しい和菓子です。江戸時代後期、大師河原村の久兵衛さんが、雨で濡れた小麦粉を偶然発酵させたのが始まりと伝えられています。

この発酵から生まれたお餅は、淡白な風味と独特のむっちりとした弾力が魅力で、香ばしいきな粉と深みのある黒蜜をたっぷりかけて味わうのが伝統的なスタイルです。老舗の「住吉」では、久兵衛さんの「久」と長寿を願う「寿」の文字を取って名付けられた久寿餅を、縁起の良い三角形に切り、厄を払う意味も込めて大切に伝えています。

仲見世通りには、飴切りの音を奏でる飴の老舗が並んでいます。名物は、水飴に薬草エキスなどを加えたせき止め飴や、練り上げて白くしたさらし飴です。特にさらし飴は、「飴を切る」ことが「厄を切る」に通じるとして、厄除けの縁起物として人気があります。

多くの参拝客が足を止めて見物する店頭では、職人が手際よく飴を成形したり、自動の「飴切り人形」が愛嬌たっぷりに飴を切る様子も見られます。この厄除けの大師さまの門前町で、厄を切る飴や厄除けだるまなどのお土産を探すのも、素敵な旅の思い出となるでしょう。

川崎大師は、災厄を福徳に変えるご利益から、お正月だけでなく一年を通して賑わい、いつ訪れても心安らぐ霊験あらたかなお寺です。

Cream D Kawasakiは2025年8月に神奈川県川崎市にオープンした生ドーナツ専門店で、川崎駅東口から徒歩5分、川崎市役所の向かいに店を構えています。千葉県船橋市に1号店を開業したオーナーの杉原凜さんが、これまでフランチャイズで培ったスイーツ事業の経験を活かし、自身のオリジナルブランドとして立ち上げたお店です。船橋店、駒沢店に続いて川崎店が3店舗目となり、神奈川県では初出店となりました。店舗はガラス張りで白を基調としたシンプルでおしゃれな外観が特徴のこぢんまりとしたテイクアウト専門店で、6人ほどで店内がいっぱいになるほどの小さな空間ながら、週末には行列ができるほどの人気を集めています。

このお店最大の特徴は、店名にもなっている自家製クリームへのこだわりです。ベーカリーシェフとパティシエが長期間にわたって何百回も試作を重ねて完成させた生ドーナツは、店舗で生地から手作りされています。生地には北海道産小麦キタノカオリをベースに、水の代わりにバター、牛乳、卵をたっぷり使用し、さらにカボチャを加えることでふんわりとしながらももっちりとした食感を実現しました。砂糖をまぶした生ドーナツの中には、北海道生乳100%の自家製生クリームをひとつひとつ丁寧にたっぷりと詰め込んでおり、1グラム単位で調整を重ねて完成させたクリームは、濃厚でコクのある味わいながら重すぎず、最後までおいしく食べられるよう配合が調整されています。

お店で一番人気のメニューはチョコレートです。カカオの含有率を何度も試しながら最適なものを選び、生クリームやグラニュー糖も1グラム単位で調整して作り上げたというこだわりのクリームで、カカオの豊かな風味が楽しめる濃厚な味わいがチョコレート好きにはたまらない一品となっています。油で揚げているにもかかわらず驚くほど軽い食感で、とろけるような口どけが特徴です。

そのほかにも魅力的なメニューが豊富に揃っています。ディプロマットは生クリームとカスタードクリームを合わせた贅沢で濃厚な組み合わせで、なめらかな食感が楽しめます。香り高く上品なアールグレイ、宇治抹茶を贅沢に使用した濃厚な抹茶、甘味と甘酸っぱさが絶妙なストロベリー、チーズクリームとホイップクリームにレモンを隠し味にした爽やかなチーズ、ふわふわのホイップクリームを使ったホイップなど、グランドメニューには全11種類が用意されており、期間限定商品も3から4種類あるため、常時15種類ほどの生ドーナツから選べるようになっています。クリームが入っていないプレーンやショコラ、ホワイトフランボワーズといったメニューもあるため、クリームが苦手な方や持ち帰りに時間がかかる方にも対応しています。営業時間は12時から19時までで、ドーナツがなくなり次第閉店となります。

八たんは1977年に創業した牛タン専門店で、京急川崎駅から徒歩約5分の場所にあります。関東で牛タン焼きがまだ一般的でなかった時代に開業し、牛タンの美味しさを川崎に伝えてきた老舗で、今では川崎を代表する名店として地元の人々に長年愛され続けています。2025年4月には同じエリア内で移転オープンし、以前の昭和レトロな雰囲気から割烹のような洗練された内装に生まれ変わりました。

このお店の最大の特徴は、オーストラリア産の牛タンを2、3日寝かせて旨味を増してから強い炭火で焼き上げるという製法にあります。分厚くカットされた牛タンはシャクッと歯切れがよく、噛むほどに味が出るのが特徴で、目の前の炭火で女将さんが一枚一枚丁寧に焼いてくれます。この牛タン焼きは多くの人が注文する看板メニューで、厚切りならではの食べ応えと炭火焼きの香ばしさが楽しめます。

お店で一番人気なのは牛タン煮込みで、味が染みてほろほろに仕上がっており、すぐに提供されるため乾杯の一品としても人気です。また、出汁がしっかりと出たテールスープも評判で、箸でも掬えないほど柔らかく煮込まれた牛テールが入っています。

さらに八たんの隠れた名物となっているのが野菜焼きです。大皿に並べられた厳選野菜を指定して炭火で焼いてもらうスタイルで、青森田子産の大ぶりのニンニクはホクホクとして甘味があり、アスパラガスは太くて歯応えが抜群と評判です。また肉厚な椎茸や水茄子なども人気で、炭火で仕上げる野菜はどれも絶品です。牛タンと一緒に麦ご飯やとろろを組み合わせると、さらに美味しさが引き立ちます。厚切り牛タンと旬の野菜を炭火で楽しむという、シンプルながら奥深い味わいを堪能できるお店です。

南原清隆・小峠英二・コットン・小島奈津子・夏菜・ゆうちゃみ・井上瑞稀・中村嶺亜