2025年11月17日放送の【ヒルナンデス】コットンがロケで紹介した、九割そばのお店は『そば処 湧水』です。

そば処 湧水は、古くから水の神様を祀る深大寺の門前近くに店を構える手打ちそばのお店です。深大寺周辺は、そばをさらすのに適した良質な湧き水に恵まれ、江戸時代からそば作りの名所として知られています。この地で1994年に開業した「湧水」は、二代目店主が祖母のそば処「深水庵」から暖簾分けして受け継いだ歴史を持っています。そば処激戦区といわれる深大寺エリアにおいて、若い二代目店主がその歴史と伝統を受け継ぎながら、日々最高の一杯を提供しています。

二代目店主は、「三世代が楽しめる店」をコンセプトに掲げ、ご家族連れからお一人で訪れる方まで、誰もが心地よく過ごせる空間作りを大切にしています。お店のこだわりは、何といってもそばの風味と食感を追求した二種類のそばです。国産石臼挽きのそば粉だけを使い、そば粉の配合を九割にした香り高い湧水そばと、のどごしの良い二八そばの深大寺そばを提供しています。また、そばの味を左右するつゆには、祖母直伝の「かえし」のレシピが今も生きており、醤油や出汁との繊細なバランスにこだわった、お店独自の味わいを生み出しています。

人気のそばは、季節によって厳選した国産そば粉を使用し、お店で丁寧に手打ちした細めの麺が特徴です。特に群馬県産のそば粉を使った湧水そばは、そばの香りとのどごしの良さが際立ち、連日売り切れるほどの人気です。また、カラッと軽やかに揚がった天ぷらも自慢で、そばとセットになった天ざるは、老若男女問わず愛される定番メニューとなっています。

そばと一緒に楽しめる一品料理も充実しています。ぜひお試しいただきたいのが、そば粉を五割使って作られたそば豆腐で、独特の風味と優しい口当たりが蕎麦前にもぴったりです。また、食後の甘味には、蕎麦湯を再利用したオリジナルのそば羊羹があり、そばの栄養をまるごと味わえる優しい甘さが人気です。さらに、寒い季節には鴨の旨味が広がるかも鍋や、季節の山菜を楽しめる山菜炊き込みごはんなども用意しており、深大寺散策の素敵な思い出を彩ってくれます。

南原清隆・小峠英二・コットン・小島奈津子・夏菜