2025年8月20日放送の【ヒルナンデス】南野陽子さん・水野真紀さんが巡った、深大寺のロケ地・お店をまとめて紹介します。

深大寺は、約1300年前の奈良時代、733年（天平5年）に創建された、東京都調布市にある歴史あるお寺です。天台宗別格本山であり、正式名称は浮岳山昌楽院深大寺といいます。その名の由来は、水神である深沙大王（じんじゃだいおう）から来ており、開祖である満功上人が深沙大王の加護で結ばれた両親にちなんで名付けられたと伝えられています。東京では浅草寺に次いで古いお寺として知られ、日本三大だるま市の一つである「深大寺だるま市」でも有名です。境内には国宝に指定されている銅造釈迦如来倚像（白鳳仏）をはじめ、数多くの文化財が安置されています。

多聞は昭和60年（1985年）に創業した深大寺通りの神代水生植物園入り口に佇む深大寺そばのお店です。

人気は多聞そばで、そば粉の割合を他のメニューより多くした二八そばの手打ちです。細めの麺はのどごしがよく、独特のそばの風味を存分に味わえます。つゆは魚介系の出汁が効いた濃いめで甘めの個性的な味わいで、極薄にスライスされた薬味ねぎがそばの邪魔をすることなく、絶妙なアクセントを添えています。

一方で通常の深大寺そばは三七そばとなっており、平打ちの太めでコシのある麺が特徴です。どちらも他店と比べて量が多めで、つゆのおかわりも付いてくるという嬉しいサービスがあります。

そば雑炊は米の代わりにそばの実を使用した当店オリジナル料理で、カツオの風味豊かな出汁で仕上げたそばの実はほろほろとした食感が絶品です。
カニの身とお出汁で味を調え、卵でとじて、山菜とキノコがたっぷり入り、三つ葉が爽やかな余韻を演出します。小鉢と漬物が付いたセットメニューです。

また、四季折々の野草の天ぷら盛り合わせも人気で、たらの芽やよもぎなど季節によって異なる野草に加え、大島直送のアシタバなども味わえます。甘味メニューも充実しており、抹茶クリーム白玉あんみつやそば粉100パーセントで作ったそば団子なども見逃せません。

むさし野深大寺窯は、緑豊かな深大寺の参道に佇む、創業1957年（昭和32年）の老舗窯元です。陶芸体験や、深大寺焼、深大寺土鈴の製造販売を行っています。

気軽に陶芸体験ができることです。特に人気の「らくやきコース」は、素焼きの生地にお好きな絵付けをすると、約20分で焼き上がり、その場でお持ち帰れます。

また、粘土から形作る本格的な「手びねりコース」や、赤ちゃんの「手形・足形」を陶器に残せるコースもあり、様々なニーズに応えています。

「らくやきコース」以外では、丈夫で長持ちする本格的な器が作れる「本焼きコース」や、粘土から自分のイメージする形を自由に作れる「手びねりコース」も人気です。手びねりコースでは、お茶碗やお皿、コップなど、世界に一つだけのオリジナル作品を制作できます。

『一休庵』は、東京都調布市の深大寺山門脇にある深大寺そばの名店で、手打ちそばを提供し続けています。

殻がついたままの玄そばから店内で製粉するまでの全工程を手がけているお店として知られています。茨城県産の常陸秋そばをはじめ、北海道、長野県、福井県など国内各地の農家から直接仕入れた玄そばを、500メートル離れた冷暖房完備の専用製粉工場で脱穀し、店内に設置された石臼で挽いてそば粉にしています。

人気の料理は十割胡桃だれそばです。生の胡桃を使った香ばしく濃厚な自家製たれと、そば粉と深大寺の水だけで打った風味豊かな十割そばの組み合わせが絶妙で、そばの甘みと胡桃の濃厚さが口の中で見事に調和します。
胡桃だれは店独自の製法で作られており、深大寺そば店では珍しいメニューとして多くの食通から注目されています。つゆには手で削ったかつお節を天日で干し、北海道産昆布と合わせてとった出汁を使用し、養命酒酒造の本醸造みりんと近藤醸造の吟醸しょうゆで仕上げた本格的な味わいです。

『そばごちそう門前』は深大寺山門の目の前にある老舗の深大寺そば店です。

名物の手打粗碾あらびき蕎麦は、オリジナルブレンドそば粉を粗挽きした手打ちの蕎麦で、かつての深大寺そばの姿により近く再現したものです。

人気の料理はとろろ蕎麦で、自慢のあらびき蕎麦にとろろがたっぷりとかかった一品で、蕎麦の香りととろろの自然な甘みが絶妙にマッチしています。

その他の名物料理としては、深大寺そばに麦飯、とろろ、しば漬け、まんじゅうがセットになった麦とろ膳。

あめやは昭和35年頃、深大寺山門の麓で屋台として営業を始めた、深大寺を代表する甘味処です。
創業から26年の時を経て現在の店舗を構えるようになりました。

深大寺散策のお供に歩きながらでも食べられる独創的なそばぱん。玄米粉とそば粉を練り込んで作った自家製の蒸しパンで、あんこや高菜の油炒め、キーマカレー、切り干し大根といった和洋の具材をサンドした食べ歩きグルメです。
このメニューは2代目女将が発案したもので、深大寺そばだけでは満足できない方や小腹が空いた方に、散策の合間に気軽に食べてもらえるよう考案されました。

調布市深大寺元町に広がる東京都立神代植物公園は、都内唯一の都立植物公園として、四季折々の美しい花々や緑を楽しめる、まさに都会のオアシスのような公園です。

広大な園内には約4,800種類もの植物が大切に育てられており、訪れるたびに新しい発見があるのが魅力です。

神代植物公園の歴史は、もともと東京都の街路樹などを育てるための苗圃として始まりました。戦後、神代緑地として一般に公開され、1961年に「神代植物公園」と名称を改め、開園いたしました。園内は、バラ園、梅園、桜園、ツツジ園など、植物の種類や特徴ごとに約30のブロックに分けられており、それぞれのエリアで季節ごとの花の美しさを満喫することができます。

神代グリーンサロンは、東京都調布市にある神代植物公園内に位置する、自然を感じながらゆったりとくつろげるカフェです。

神代植物公園で採れた「神代はちみつ」を使用したメニューが名物で、この蜂蜜は、深大寺養蜂園から届けられるこだわりの逸品。

神代はちみつのホットケーキは、蜂蜜の優しい甘さがふわふわの生地に染み込み、口にした瞬間に幸せな気持ちになれる一品です。
また、神代はちみつのカレーライスは、スパイシーなカレーに蜂蜜のコクと甘みが加わり、他では味わえない独特の美味しさを醸し出しています。

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