2025年5月19日放送の【ヒルナンデス】小島奈津子さん・近藤サトさんがロケで紹介した、小田急「Enjoy!おだわらチケット」で巡った、『割引きチケット旅』のロケ地・お店をまとめて紹介します。

Enjoy！おだわらチケットは6280円で海鮮丼・アジフライのさじるし食堂、小田原城など、小田原を満喫しました。
チケットには往復交通費の3820円に、食事で利用できるたべチケ・グルメ・レクで使用できるぶらチケが2枚付いてきます。

「さじるし食堂」は、神奈川県小田原市早川にある早川漁港に位置する海鮮食堂です。この食堂は、天正15年（1587年）に創業した水産仲卸業者「鮑屋」が運営しており、430年以上の歴史を持つ老舗の魚商が直営しています。店名の「さじるし」は、創業者・市川六左衛門の幼名「崎次郎」の頭文字「さ」に由来し、長年にわたり鮑屋の荷印として使用されてきました。この歴史ある印を受け継ぎ、食堂のシンボルとしています。

「さじるし食堂」の最大の特徴は、職人の技が光る「半生アジフライ御膳」です。このメニューは、外はサクッとした衣で包まれ、中はしっとりとした半生のアジフライが楽しめる一品で、数量限定のため、早めの来店が推奨されています。また、特製のごま味噌ダレやポン酢、薬味を添えて味の変化を楽しむこともできます。

他にも人気のメニューとして「特選さじるし海鮮丼」があります。この海鮮丼は、小田原漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を特製の醤油ダレに漬け込み、小田原産の卵黄を添えた豪華な一品です。見た目も華やかで、地元の味を堪能できます。

また、「アジまご茶漬け御膳」や「お刺身アジフライ御膳」、「寿司盛り五貫と季節のうどん御膳」など、バリエーション豊かなメニューが揃っています。これらの御膳は、日替わりの新鮮な魚種を使用しており、訪れるたびに異なる味わいを楽しむことができます。

『あさみどり養蜂販売』は1919年（大正8年）に北海道で創業し、漢方薬用の蜂蜜をリヤカーで届けることから始まりました。その後、ミツバチが好む温暖な気候と四季折々の花々を求めて小田原へ移転し、以来100年以上にわたり国産蜂蜜の製造・販売を続けています。現在は4代目の杉本真理子さんが代表を務め、地元小田原での定置養蜂と全国各地での転地養蜂を組み合わせ、無添加・非加熱の蜂蜜を提供しています 。

『カフェあさみどり』は、2022年に小田原市早川にオープンした古民家を改装したカフェで、蜂蜜の魅力をより多くの人に伝える場として誕生しました。店内は木の温もりを感じる落ち着いた空間で、カウンター席やテラス席もあり、ゆったりとした時間を過ごせます。カフェでは、蜂蜜を使ったランチやスイーツ、ドリンクなど、身体に優しいメニューが提供されています 。

カフェの人気メニューの一つが、地元早川漁港で水揚げされた新鮮な魚を使ったお魚のフリットです。ふわっとした衣で揚げられた魚に、蜂蜜を使ったマリネで味付けされた野菜サラダが添えられ、バランスの取れた一皿となっています 。

その他にも、併設のパン店で焼かれた厚切り食パンに蜂蜜とシナモンパウダーをかけ、バニラアイスと生クリームを添えた厚切りはちみつトーストや、季節の果物を蜂蜜に漬けたはちみつドリンクなど、蜂蜜の風味を存分に楽しめるメニューが揃っています 。

カフェの奥には蜂蜜の販売コーナーがあり、全国各地から集められた10種類以上の蜂蜜が並んでいます。試食も可能で、花の種類や採取された年によって異なる味わいを比べながら、自分好みの蜂蜜を見つけることができます 。

『鱗吉（うろこき）』は、天明元年（1781年）に創業した小田原かまぼこの発祥とされる老舗で、小田原市本町の「かまぼこ通り」に店を構えています。初代・田代吉右衛門が創業し、屋号の「鱗吉」は、北条家の家紋である「三つ鱗」と吉右衛門の「吉」を組み合わせたものです。創業以来、240年以上にわたり伝統の味を守り続けています。

鱗吉のかまぼこは、高級魚である白グチを主原料とし、箱根山系の伏流水を使用して、昔ながらの石臼製法で丁寧に作られています。そのため、しっかりとした弾力と上品な甘みが特徴で、15ミリの厚さに切ることで最も美味しく味わえるとされています。また、店舗横には囲炉裏や足湯（夏季は足水）が設けられたイートインスペースがあり、訪れる人々にくつろぎの時間を提供しています。

鱗吉のもう一つの名物は、なめらかな舌ざわりと上品な甘みが特徴の伊達巻です。この伊達巻は、農林水産大臣賞を受賞したこともあり、その品質の高さが伺えます。また、店内では、炙りいわし揚げや小田原おでんなどの軽食も楽しめ、地元の日本酒や地ビールとともに味わうことができます。

鱗吉の店舗の隣には、「かまぼこ歴史館」が併設されており、かまぼこ作りの様子や、かつて盛んだったブリ漁の写真、昔使われていた木型や包丁などが展示されています。これにより、訪れる人々は鱗吉の歴史や小田原の食文化について深く知ることができます。

『龍宮堂』は2021年5月、小田原市本町の「かまぼこ通り」に誕生した手作りジェラート専門店です。その名は、すぐ裏手にある海の守り神「龍宮神社」に由来し、地域の歴史と深く結びついています。かつて干物店の倉庫だった建物をリノベーションした店内は、木の温もりとレトロな雰囲気が漂い、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような趣があります。小田原駅から徒歩約14分、御幸の浜までわずか30歩という立地も魅力です。

『龍宮堂』の最大の特徴は、地元・小田原近郊で採れた旬の果物や野菜を使用したジェラートです。「小田原いちご」や「凛と足柄茶」など、素材の風味を活かした優しい味わいが特徴で、砂糖や牛乳を使わない「ワンちゃん用ジェラート」も提供されています。また、地元の珈琲店とコラボした「珈琲宿場ブレンド」や「珈琲潮風ブレンド」など、ユニークなメニューも揃っています。

人気のメニューには、地元の完熟いちごを使用した小田原いちごがあります。シンプルな素材で、旬のいちごの甘みを生かしたすっきりとした後味が特徴です。また、地産の緑茶を使った香り豊かな凛と足柄茶も自信作として提供されています。

その他にも、貴婦人のバニラ、恋してブルーベリーヨーグルト、プレミアムチョコレート、薫るラムレーズンなど、ユニークなネーミングのジェラートが並びます。さらに、誓い立て昇り龍ジェラートやはまぐり最中のご縁結びジェラートなど、見た目も楽しめるスイーツも提供されています。ドリンクメニューには、地元の珈琲店の珈琲や、湘南ゴールドのサイダー、エール、ハイボールなどもあり、海辺でのひとときをより一層楽しめます。

南原清隆・小峠英二・コットン・小島奈津子・夏菜・ISSA・河合郁人・小島奈津子・近藤サト