2025年12月21日放送の【華丸丼と大吉麺】博多華丸・大吉さんがロケで紹介した情報。

小作 甲府駅前店は、1972年に創業した甲州ほうとうの専門店で、現在は山梨県を中心に9店舗を展開しています。
甲府駅南口から徒歩約1分という便利な立地にあり、座敷席を中心とした156席の広々とした店内で、山梨を代表する郷土料理を味わうことができます。

創業当時から試行錯誤を重ねて生み出されたオリジナルの麺と秘伝の味噌を使った味を、50年以上にわたって守り続けています。戦国時代に武田信玄が陣中食として用いたという説もあるほうとうは、山梨の人々に長く愛されてきた郷土の味で、かつて水田の少ない山梨では米の代わりとして食べられていたといいます。

小作のほうとうの最大の特徴は、こだわり抜いた製法。秘伝のダシと味噌で仕立てた味噌ベースのつゆに、創業時から受け継がれてきた自家製の太麺を使用し、ひとつひとつ鉄鍋で丁寧に調理されています。
煮込んでもコシが残る独自の平麺は、野菜の甘みがふんだんに溶け込んだスープとよく絡み、もちもちとした食感が楽しめます。鉄鍋で熱々の状態で提供されるため、最後まで温かいまま味わうことができ、寒い日には体の芯から温まる一品となっています。

お店の人気はかぼちゃほうとうです。甘くてほくほくのかぼちゃをたっぷりと使い、じゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけなど、野菜がふんだんに入った具だくさんの一品となっています。
かぼちゃのやさしい甘みが味噌ベースのスープに溶け込み、野菜の旨みが口いっぱいに広がります。

お好みで卓上に用意された炒めにんにくやゆず七味を加えると、また違った味わいが楽しめます。ボリュームたっぷりで、この一杯で満足できる量となっています。

ほうとうのバリエーションも豊富で、豚肉ほうとうは豚バラ肉の旨みがスープに溶け込み、コク深い味わいが楽しめます。

鴨肉ほうとうは鴨肉特有の風味が味噌スープと絶妙にマッチした一品です。

また、季節限定の牡蠣ほうとうでは、旬の牡蠣の濃厚な味わいが堪能でき、変わり種としては猪肉ほうとうや熊肉ほうとう、すっぽんほうとうといったジビエ料理も用意されています。

さらに山梨ならではの料理として、江戸時代に駿河湾で獲れた鮑を醤油漬けにして馬で運んだ際に絶妙な味わいになったという鮑の煮貝、2010年のB-1グランプリで優勝した甲府の名物鳥もつ煮、そして山梨特産の馬刺しなども人気です。

博多華丸・大吉・ますだおかだ・増田英彦