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Aセット 中野新橋駅「丸福」
店内に一歩足を踏み入れると、木目の美しいテーブルが目に飛び込んできます。実はこのテーブル、天然のナラの木を1本丸ごと切り出してカットした特注品。木彫りの模様がほどこされた一枚板が並ぶ空間はゆったりとした雰囲気で、1階にはテーブル席が約30席、さらに地下には宴会にも使える座敷が約20席あります。地下にはそばを打つ作業場も設けられており、職人が30年以上使い込んだめん棒——手に当たる部分がすり減って細くなるほど使い込まれたそれは、もはや体の一部のよう——で、今日もそばが打たれています。また、店頭に設置された電動石臼製粉機も丸福のシンボル的な存在で、自家製粉へのこだわりを静かに物語っています。
丸福の蕎麦の核心にあるのは、そば粉へのゆるぎないこだわりです。信州産の最上質そば粉を使い、蕎麦粉8割・つなぎ2割の二八そばが通常メニューの主役。冷水でしっかり締められたそばはコシが強く細打ちで、喉越しも爽やか。つゆは鰹節・みりん・砂糖・醤油のみというシンプルな材料で仕上げられており、上質の本枯節を通常の3倍以上の量で丁念に煮出した、すっきりとした辛口の風味が特徴です。そのほかにも、八ヶ岳の山麓で採れる地粉100%の十割そば(生わさび付)も看板メニューのひとつ。きしめんのように平たく幅広の麺で、黒みを帯びた色とざらついた表面が印象的。そば本来の香りと風味が濃厚に感じられる、個性あふれる一品です。
数あるメニューの中で特に人気が高いのが、セットメニューです。「冷たいもりそばか、山菜またはたぬきの温かいそば」に、かきあげ丼・牛丼・親子丼・納豆丼・かつ丼のいずれかを組み合わせられるとあって、ボリュームと満足感を兼ね備えたランチタイムの定番となっています。また、旬の魚介や野菜を太白胡麻油でカリッと揚げた天ぷらの評判も高く、小エビを主体にかぼちゃ・なす・オクラなどが彩りを添えるかきあげ定食は、蕎麦との相性も抜群です。季節ごとに変わるイカ天もりそばや、しらすをたっぷりのせたしらす丼とのセットも人気で、訪れるたびに新たな発見があります。夜には地酒の品揃えも充実しており、八海山・久保田・黒龍といった銘酒をはじめ、なかなか市場には出回らない限定酒や希少な銘柄も揃えています。昼間から地酒をちびちびと味わい、最後にそばで締める——「蕎麦屋酒」という粋な文化を今に伝えるお店として、ここ丸福は若い世代から年配の方まで幅広く愛されています。
こちらは『信州手打ちそば 丸福(中野坂上・方南町/そば(蕎麦))』のお店ページです。実名でのオススメが21件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
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| 住所 | 東京都中野区弥生町2-20-7 |
|---|---|
| 電話 | 03-3372-2976 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
